[巫女さん入門] 神社の屋根の上のあれ

巫女さん入門シリーズ

前回神社のなんとか造りの話をしましたね
[巫女さん入門] 神社の建物

今回はその続き

千木と鰹木
神社の屋根と言えば、そうそうあれあれ
神社!って感じのする千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)

かっこ良いですよね

屋根の上にとんとんとんと、横向きで置いてあるのは鰹木って言うんですね
鰹節に似てるかららしいです。
似てるかなあ。

千木と鰹木を見ると
その神社が女性の神様を祀っているか、男性の神様を祀っているか分かるらしいです。
お得情報です。

千木の先端が横に切ってあるのが内削ぎ
垂直に切ってあるのが外削ぎ

千木が内削ぎで鰹木が偶数の場合、女性神
外削ぎで奇数の場合は男性神

内股は女性で、男はそそりたっていると覚えましょう。
失礼。下品でしたね。

ここでクイズです。
◆◆問1◆◆
千木と鰹木はなぜ存在し、どういう役割でしょうか

答は最後ね

屋根のカーブ
神社の屋根は、最初は真っ直ぐだったんですが
時代を経るにつれてカーブするようになります。

さあ、ここでクイズです。
あらまた

◆◆問2◆◆
このカーブ何と言う名前でしょう。

答はこのあと

この前、ウォーキングイベントで近代科学資料館という所に行きました。
近代科学資料館。あの乾電池。
その地下に数学体験コーナーというのがあって、無茶苦茶面白かった。

東京理科大学の学生さんが数学をテーマにした体験型展示物を説明してくれる。

ここに四つ、坂が並んでいますね。
(同じではないけどネットから似たような画像を見つけました)

上から一緒に玉を落とすと、どの坂の玉が最初にゴールするでしょう。

私はすかさず
全部一緒!

さあ、やってみましょう。

結果は、
真ん中辺の丁度良い具合の坂(上の画像で言うと左から3つ目)

この坂、ある計算式で割り出したカーブなんです。
一番効率の良いカーブ

身の回りのある場所に使われているんですが、どこだか分かりますか?

◆◆問2の答◆◆
サイクロイド

神社の屋根なんです。

昔の人は雨の雫が一番早くはけるこのカーブを、
経験的に割り出したんですね。

——————–
記憶を戻しましょう。
千木と鰹木の存在理由と役割でしたね

◆◆問1の答◆◆

特になし
単なる装飾品。

最初は鰹木は、屋根を押さえるとかあったらしいですが
ホントに最初だけで
あとは、かっこいいから

十分です。
良い理由です。

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