目白からあれこれ。二回目

シルバーウィークも最後か

目白
来週のウォーキングイベントの昼食の予約の場所を探そう
ということで、
池袋から庭園三昧。その1(肥後細川庭園)
池袋から庭園三昧。その2(椿山荘、関口芭蕉庵、甘泉園)
の2回目ということです。

前回行っていなかったところで
それ以降色々読んだら、ああここも行きたいなと思ったところがいくつか。

さあ、目白駅から出発です。

学習院大学
目白と言えば、学習院大学

学内に乃木希典の経営榊壇なるものがあると。
ということは、一般の人も入れるかも知れません。
乃木希典のエピソードと言えば、末弘ヒロ子さんのミスコン、やっぱりこれですよね
[明治]日本初のミスコン優勝者ひどく泣く。その後は?

守衛さんのところに行くと、先約がおりました。
名前を記帳していました。
女子高校生の二人組、学習院を受験したくて学校見学というところでしょうか
ひとりしか顔は見えませんでしたが、エライ美人
おそらく合格します。
その後、ミス学習院に応募する事でしょう。
この娘に一票!

なかなか良い庭園がありました。
血洗いの池というのも。

血を洗ったんでしょうね
ベタベタしますから。

鯉に餌をやっているおばさまがいました。

いつも餌をやられているんですか?

もう退職したんですけどね。
毎日やってたもんですから
気になって時々来るんです。

昔、学習院の職員だった人のようです。
気持ちが美人ですね

鯉も会えるのを楽しみにしているはずです。

乃木希典の経営榊壇

帰りがけにこういうのを見つけました

買って飲んでみました。
おおっ、みずみずしい。
これで私も、理屈的には学習院生とほぼ一緒です。

千登世橋
昭和7年に作られた、立体交差の橋。
明治通りの遥か上を目白通りが横切ります。
下をチンチン電車(都営荒川線、最近決まった愛称は東京さくらトラム)が走ると絵になります。

金乗院
やりましたよ。来ましたよ
最近、目赤不動にも行きましたが、ここは目白不動
目白の名前がここから付いた訳ですから
元祖目白って訳ですね

目黒不動龍泉寺には既に行っていますので、あとは目青と目黄で五色不動も制覇です。
ここの庚申塚は、いつもの青面金剛ではなく、龍が舞っていました

ここには、あの由井正雪の乱(慶安の変)の丸橋忠弥の墓もあります。
幕府を震撼させた、クーデター計画の首謀者。

「裸になっても酒ばかりは呑まずにゃあ居られねえ。」
酔ったふりして、江戸城を偵察する、歌舞伎の名場面

南蔵院
花がとてもきれいなお寺さん
落語の怪談の「乳房榎」の舞台です。
怪談と仇討ちものが合体した名演目です

南蔵院は殺された絵師、菱川重信が天井絵を書こうとした場所
あと目を書き入れれば完成、って時に殺されたので
幽霊になって目だけ書きに来ます。

ここには、彰義隊九士の首塚もある

氷川神社
氷川神社は、東京近辺にはあるわあるわ
総本社は大宮になります。
主神が素戔男尊(すさのおのみこと)なので「男体の宮」
その奥さん、奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)を祀った下落合氷川神社が「女体の宮」で夫婦の神社ってことになります。

山吹の里の碑

あの、太田道灌の山吹の里伝説はここで起きました。
太田道灌が、急な雨に降られ、近くの民家に、簑を借りに行った

そこの娘は、簑を持ってくるんじゃなく、山吹の花を差し出した。

簑を貸してくれと言っているのに、こいつちょっとおかしいんじゃないの?

帰ってから部下にその話をすると
殿、それはですね
「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに 無きぞ悲しき」
ということを言ってますね

何それ

「後拾遺和歌集」で中務卿兼明親王が詠んだ和歌の「実の」「簑」をかけて
貧しさゆえにお貸しできる簑もないと、こう言いたかったんですね

ええっ、そんなことを言っていたのか
あの娘はその歌を知っていたということか

ああ恥ずかしい。
ちっとも貧しくなんかないじゃないか
ものを知らなかった私こそが貧しい。
今すぐ行って、謝って来よう

というのが、山吹の里伝説

あちこちで、それはここですよ合戦が繰り広げられているんですが
ここは、碑を立てて、ここですよと断言しております。

はい、了解しました。

昼食の予約
それ以降もあちこち行きました。
堀部安兵衛の碑

水稲荷神社とその中にある太田道灌の駒繁の松

そろそろ、昼食の予約決めなきゃ
ここ良いんじゃない?
お洒落ー

フラムクーヘンの専門店

ドイツの薄手のピザです。

そのようなものにお目にかかった事がありませんでしたので
こりゃここで決まり。

パリパリして美味しかったですよ。

なぜ、日本初のフラムクーヘン専門店を開くことになったかのきっかけがボードに書いてあった。
オーナーさんがドイツに貧乏旅行したときに
親切に声をかけてくれた、Katrinというひと
その人の親切さと素朴さと、作ってくれたフラムクーヘンに魅了されてしまったんです。と

Katrinは、この街を出たことがないのよ、と言った

なぜ?

だって、この街が好きだから。

続きはまた明日ね

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ


ゼフィランサス(タマスダレ)

花カレンダー始めました

目白からあれこれ。二回目」への2件のフィードバック

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