梅、梅、梅まつり

花カレンダーが大変です。
4月から始めたので、あと1ヵ月半
花が無い無い

最初から分かってはいたんですけどね。

咲いていない訳じゃないんです。
思った以上に、町に花は咲いている。
ただ、種類が極めて少ない。

今思うと、花が無い時期から始めていれば良かった。
そうすると花が無い時期も乗りきれたかも知れない。
花が多い時期に始めちゃったもので
今咲いている花、どれを見ても既にアップしちゃったものばかり。

で、考えたのが
梅だけで2月を乗りきる。

梅には色んな種類があるから
「梅」と1種類で終わらせるんじゃなくて
「梅 白加賀」「梅 舞扇」のようにいっぱいに分ける
今までも、細かい種類まで分かるものは別物としてアップしております。

そういうこともあって、昨日の日程に、
ウォーキングイベント「神田上水を巡る。小石川後楽園もね」
を入れておきました。
小石川後楽園は、梅の名所で、梅満開の梅まつりの時期です。
10日分位を撮ってくるぞっ

イベント
ところが、大失敗。

実は最初からほぼ分かってはいたんですがね
最近、神田上水がらみでいっぱいブログを上げていましたでしょう
気合いが入りすぎておりまして
喋ることが多い多い。

神田上水は、途中で小石川後楽園を通るという関係上
小石川後楽園もイベントコースに入っておりますが
小石川後楽園も、もう下見も入れると4回目でございますので
喋りたい事が多い多い。

小石川後楽園を過ぎた東京ドームシティの中に昼食の場所を
12:30で予約しておりましたが
梅園に着いた時点で、もう12:30
少し遅れるとの電話を入れようとしたんですが、うまく通じません。

仕方ない、梅園はさっとだけ見て
みんなで早足で頑張っていこう。

結局撮れた写真はこれだけ
白滝しぐれ

くれはしぐれ

大盃

あと、写したのは、名前が分かりません。
もっともっと、咲いていたのに

今日
せっかくの作戦がどうにもなりません。

今日は日曜日
カミさんは出勤なので、例によって、
職場まで車で送っていってね
良いよ

帰りがけ、車の中で
あそこ行くか

去年も同じ時期に行った、車で20分くらいの小金井公園
小金井公園に行ってきました。
梅が満開のはず。

まだ8:30位なので、公園の駐車場はやっていないかも知れません。
さらに言うと、公園の駐車場はまあ高い。
去年、小金井公園に桜を見に行ったときは、近くの紳士服のアオキに止めて行きました。

今回行くと、時間が早すぎて、駐車場には1台も止まっておりません。
これはさすがに良心がチクチクと
結局、少し離れたコインパーキングに止めて、いざっ

やったぁ
満開でございます。
来週くらいの方がもっと良いかも

撮りましたよ、撮りましたよ
紅千鳥

芳流閣

鴛鴦(えんおう)

舞扇

八重冬至

綺麗
上品

それにしても、なんでこんなに梅の名前は優雅でたおやかなんでございましょう
舞扇なんて本当に舞っている感じが確かにしますよね

古城の春

「古城の春」なんてすごいじゃないですか
これ古城の春だわ、って感じします

水心鏡

八重野梅

一重野梅

曙しだれ

品字梅に似る

「品字梅に似る」が梅の名前だなんて

白加賀

緋の司

きれいっ。こんな名前、花につけますか
プリムラジュリアンに聞かせてやりたい

満月

古城の春に似る

出ましたっ「似る」
古城の春に似ているけどちょっと違うって意味なんでしょうね
なんて控えめな名前なんでしょう。

月の桂

丸々、百人一首の世界です。

梅と桜は絶対にセットですね
梅を見てからでないと桜は見ちゃいけないんじゃないでしょうか。

桜に比べてとても控えめなのに
ひとつひとつに和歌の世界観がある

何とか、2月は乗りきれそうです。

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梅(白滝しぐれ)

花カレンダー始めました

植物は匂いを嗅いでいる

植物は、こういうふうに見ている
に続く第二弾

匂いを嗅ぐ
「見ている」の時と同様に
鼻だってないわけだから、動物と同じ感覚で匂いを嗅ぐ、事は不可能です。
ただ、限定的であれ、近い機能を持っている

古くから、まだ固いアボガドの実を柔らかくする方法は伝わっている
熟したバナナと一緒に、茶袋に入れておけば良い

古代エジプト人はイチジクの実を収穫した後、2~3個の実に傷をつけておけば
残りの実全てが熟することを知っていた。

古代中国では、まだ固い梨の実を入れた倉庫で、
お香を焚くという儀式をして実を熟させていた。

なぜ?

20世紀初頭、フロリダで、倉庫に保管した柑橘類を
石油ストーブで暖め、熟する事を促していた。
ある時、それを電気ストーブに変えてみると
ちっとも熟さない。

えっ、気温によって熟するんじゃないってこと?

この謎が、1924年に、フランク・E・デニーによって解明された。

石油ストーブの煙に、エチレンというガスが僅かに含まれている。
純粋なエチレンガスにさらすと、
どんな果実でも熟し始める事を発見した。

中国のお香にも、エチレンガスが含まれていたのです。

繋がりましたね
もう少しです。
アボガドとイチジクが残っています。

1930年代、リチャードゲインや、ボイストンプソン研究所によって、その謎も解明されました。

熟している果実は、エチレンガスを放出している。

面白いのは、「老化」の時に放出するものだということ
葉っぱが紅葉したり、実が熟したり。

そのガスを嗅いで、じゃあ私もと連鎖反応を起こしていく。
結果として、辺り一帯の実が、植物の種類に関わらず、一斉に熟することになる。
鳥とかは好都合ですね。
「あの辺り」に行けば良いわけです。

商店が集まって商店街になろうという発想。

寄生植物
アメリカネナシカズラは植物なのに葉っぱがなく、緑色をしていない。
光合成が出来ないのに、どうやって生きていくか

他の植物にまとわりついて
管を突き刺し、養分をすいとる。

アメリカネナシカズラにも種があって、種から芽が出る
芽はずんずん伸びて獲物を探すんだけど
一方向にだけ伸びたんじゃ、そこに獲物が無いとき一巻の終わり
ぐるんぐるん回りながら探す。
暗闇で蛍光灯の紐をたぐり寄せる時のように。

ただ、好き嫌いがある
同じ距離に、トマトと他の植物があったとすると、確実にトマトの方に伸びる

なんで分かるんだろう

植物学者、デ・モラエスは、トマトの匂いを嗅いでいるんじゃないかと仮説を立てた。

間に透明な板を立てるとトマトの方に行かない
見えないついたてを立てても、穴を開けると穴の方に向かう。
トマト自体ではなく、トマトの匂いを発する香水を置いても同じ結果。

「当たり」だ

かなり複合的な物質の匂いの組み合わせに反応している事も分かった。
トマトの匂いの主成分はベータミルセンという物質
ベータミルセンだけでも引き付ける事は出来るのだが
同じベータミルセンを主として発するコムギでは見向きもしない
コムギはさらにZ3ヘキセニルアセテートという物質も発している
それがベータミルセンの効果を打ち消すらしい

気をつけろ?
ワシントン大学のデヴィッド・ロウズとゴードン・オライアンズは不思議な現象を見つけた。
毛虫の襲撃を受けたヤナギの木のすぐ近くにあるヤナギの木の葉には、あまり毛虫がついていない。
さらに、離れたヤナギにはやはり毛虫がついている。

毛虫がついていないヤナギの葉にはある物質が含まれていることも発見した。
毛虫が嫌がる物質を作り出したように見える。

様々な実験が繰り返された。
そして、ある匂いが発せられていて、それに反応することが分かった。

その結果が発表されるやいなや、世の中は騒然となった。
新聞はこぞって取り上げ
「植物は会話している」との見出しが踊った

取り上げられかたがエスカレートし過ぎたため
学会ではその信憑性について疑問が提起され、一旦沈静化する

でもそれから時代が過ぎ、追認する研究発表が出てくるようになってきた。

今のところは、「気をつけろ」は自分の植物内である可能性の方が強い

動物にもある免疫的な作用が起こり、植物内を駆け巡って、防御を図る
その時に、ある匂いが出てしまう。

その匂いを、他の植物が盗み聞きするように「盗み嗅ぎ」して
自らも防御体勢に入る。

もちろん、今後の更なる研究で
他の植物に対しても積極的に知らせている、という発表がなされるかも知れません。

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シデコブシ

花カレンダー始めました

花カレンダー(1月)

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【1月】
1/1 ゴールドクレスト ページの先頭へ 年間カレンダーへ
樹形がまさしくゴールドメダリスト

1/2 カイヅカイブキ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
素晴らしい刈り込みでした

1/3 フィリフィラオーレア ページの先頭へ 年間カレンダーへ
なかなか優雅な名前です

1/4 コギク ページの先頭へ 年間カレンダーへ
菊のちっちゃいやつって感じ

1/5 アロエ フヤジョウ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
夜 なお明かりの消えることのない町、みたいな

1/6 トウネズミモチ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
トウは唐なので、外国の、という意味

1/7 コバノランタナ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
通常のランタナとは別種で寒さに強いんですって

1/8 マサキ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
実にある十文字が印象的

1/9 ボケ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
そろそろこれが始まりそうな

1/10 フラントイオ(オリーブ) ページの先頭へ 年間カレンダーへ
フラントイオというオリーブの種類です

1/11 エリカクリスマスパレード ページの先頭へ 年間カレンダーへ
すごいです。エリカさんが口をすぼめて、クリスマスのパレードをしています

1/12 ネギ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
うちの近くのにネギ畑がありました

1/13 キルタンサス ページの先頭へ 年間カレンダーへ
グリム童話に出てきそうな名前です

1/14 オキザリス・桃の輝き ページの先頭へ 年間カレンダーへ
この桃色は確かに特別に美しいですね。桃の輝き

1/15 黄金まさき ページの先頭へ 年間カレンダーへ
まさき界のゴールドメダリスト

1/16 オタフクナンテン ページの先頭へ 年間カレンダーへ
オタフクナンテンとは、こりゃまためでたそうな名前

1/17 イヌマキ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
イヌがつくと、いまいち、とか、無駄なのようなニュアンスなのでいまいちのマキ。ちょっとかわいそう
1/18 セロシア(ノゲイトウ) ページの先頭へ 年間カレンダーへ
くしゅくしゅってやるとこそばいでしょうね

1/19 トベラ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
実の回りに白い変なのが付いています

1/20 ポインセチア ページの先頭へ 年間カレンダーへ
冬と言えばこれ

1/21 アザレア ページの先頭へ 年間カレンダーへ
花びらの感じがとても華やか

1/22 オウバイ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
写真は一輪だけですが満開だとものすごく綺麗です

1/23 カンツバキ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
サザンカとツバキの交雑種です

1/24 ロウバイ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
この時期はロウバイが咲き誇るのが楽しみ

1/25 プリムラ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
プリムラにも色んな種類があります

1/26 ストック ページの先頭へ 年間カレンダーへ
縦に伸びるストックです

1/27 菊丁字咲き ページの先頭へ 年間カレンダーへ
真ん中の部分がもこっと大きいのが丁字咲き

1/28 ジャノメエリカ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ジャノメという日本的な名前とエリカって外人さんのコラボが楽しい

1/29 スイセン ページの先頭へ 年間カレンダーへ
スイセンもいっぱい咲いているときれいですね

1/30 バショウ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
芭蕉記念館に植わっていた、正真正銘のバショウです

1/31 テンダイウヤク ページの先頭へ 年間カレンダーへ
これも芭蕉記念館の中にあったものです

植物は、こういうふうに見ている

植物はそこまで知っている、という本を読んでいます。

実は結構前から読んでいるんですが
理系の本はなかなか進みません。

おそらく正確にお伝えすることは無理なので
例によって、ばくっとでーこん的解釈でお伝えすることにいたしましょう。

この本、何を書いているかというと
植物って何が出来るのか、ということ。

一時期、結構流行りました。
植物って超能力的に色んな事が出来るんですよ、とか
毎朝、観葉植物に「きれいだね」と話しかけるとすくすく育つとか

世の中の人で理系じゃない人って、センセーショナルなことに飛び付きます。
新しい研究発表があると、新聞には、「植物は会話している」的見出しが出てしまいます。

この本は最初に、
「植物の神秘生活」のような内容を期待されたのであれば、残念ですが期待外れです。
と断っています。

知っている
植物と動物の違い。
植物は動けない。

ただ、動けない範囲内で周りの環境変化に対応するために
色んな仕組みを持っている

周りの環境変化をとらえる術

目、耳、鼻などの器官は全て存在しない。

植物が、目で見ていることはあり得ない訳です。

では、動物が目で見れば分かる環境変化を
植物は全く異なるある仕組みで知ることが出来る。

それを、目、耳、鼻など一つ一つについて解説してくれている本なのです。

見ている
まずは「見ている」という部分から参りましょう。

植物は近くにものがあるかないかを知っている
あなたが青いシャツを着ているか赤いシャツを着ているかも知っている
家の壁を塗り替えたとすると、それは分かる
植木鉢を居間の片隅から別の場所に移したなら、それも分かる

ただ、近くにいるのが、くたびれたおじさんなのか
ピチピチの女子高生なのかは分からない。

単純に言うと、光に反応する。

これは、なんとなく分かっていますね

屈光性
光のある方向に曲がっていくのも知っています。
屈光性と言います。

では、その目はどこにあるんでしょう
先端なのか、曲がる「その場所」なのか
曲がる場所ならば、光が多く当たる片側だけが早く成長して、結果として曲がる?

実験がなされました。

a,d,eだけが曲がった。

ということは
先端に「目」がある
曲がる場所には目はないから
先端でこっちに曲がろうと思い(?)曲がる場所に指示したことになる

光周性
目ってこれだけ?
いえいえ、まだあったんです。

アメリカメリーランド州でタバコが栽培されていた。
春に苗を植えて晩夏に刈り取る
一部だけ残しておいて、花が咲いて種ができたら、
その種で次の年に同じことをする

ある年、もっと多目に残しておいてみた。
すると、ガンガン伸びる
葉っぱがどんどん取れて生産性が大幅アップ
霜が降りるころになってようやく成長が止まる。
良いじゃないか、今後もこれで行こう

でもあることに気づいた。
花の時期が終わっちゃっているから、種が取れない。

失敗したぁ

でもめげません。
寒い時期に花が咲くようにすりゃ良いんだ。

実験開始

鉢植えにして、部屋に入れたり外に出したり
色んなパターンを繰り返した。

分かったぞ

日が長いうちは葉っぱがどんどん出来て
日が短くなったら花が咲くんだ。

そうです。
気温じゃ無かった。
植物は、日の長さを見て、日照時間を測っている

この発表は、世界の植物学者の研究者魂に日を付けた。

そして、こんな事が分かりました。

植物は昼の長さを測っているんじゃない。
夜の時間を測っている。

しかも、暗い時間がどれだけ連続して続くかを測っている。

どういうことか

夜中の2時くらいにほんの数分だけ、光を当ててみる
数分が終わったら元の暗いまま。

すると、時間計算がリセットされちゃいます。
トータルの時間は関係無い。あくまでもどれだけ暗い時間が連続しているか

おっ、短いやん。夏かいな、となる

これをうまく調整すると、花を咲かせる時期は自由自在。

この発見は大発見です。
ほんの数分で良いから、電気代なんて微々たるもの。

今、あらゆる花が年中花屋に溢れていますが
全てこの考え方によります。

母の日の前に、うまい具合にカーネーションが出回るのは
頑張ってビニールハウスとかで調整しているんだと思ったら
そうじゃなかったんです。
夜中にピカッ

光の色
そうなると、植物学者たちは楽しくて仕方ない。
色々実験したくなります。

次なる興味は、光の色。

なんとなんと赤い色の光にだけ反応する
青や緑の光で開花のタイミングを調整することはできない。

赤色光の後で、目には見えない遠赤色光を当てると
なんと、最初の赤色は見なかったこととなって忘れちゃうとか
その逆だったらどうのこうの
研究者たち楽しそう。

さあ、この目、さっきと同じように、先端にあると思いますよね
違うんだなあ、これが

こっちの目は、葉っぱにある

だから、葉っぱに何かを被せたり
あるいは、葉っぱがそもそも何らかの理由でなくなっちゃったら
いつ花を咲かせていいんだか分からなくなっちゃう。

以前、台風で葉っぱが取れちゃった神戸の桜が
秋に狂い咲きした話をしましたね。
なぜ秋にサクラの花が咲くのか

はい、ここで繋がりました。

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シラカシ

花カレンダー始めました