花カレンダー(7月)

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【7月】
7/1 カンパニュラアルペンブルー ページの先頭へ 年間カレンダーへ
むらさき星の団体さん

7/2 ナスタチウム ページの先頭へ 年間カレンダーへ
花の内側にお髭がちょろちょろ

7/3 タイサンボク ページの先頭へ 年間カレンダーへ
これを見ると中国の大地が思い浮かびますね

7/4 ザクロ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
和紙をくしゅくしゅってした感じの花

7/5 カシワバアジサイ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
柏のような葉っぱで、花が長細いアジサイ

7/6 ニゲラ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
魔法使いのような花

7/7 コエビソウ(べロペロネ) ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ギリシアとのベロス(矢)とペロネ(帯)の2語から

7/8 マネッチア ページの先頭へ 年間カレンダーへ
くわえるとピーッて鳴りそうです

7/9 ベゴニア ページの先頭へ 年間カレンダーへ
開ききる前に触ると、水餃子のようでした。

7/10 アマリリス ページの先頭へ 年間カレンダーへ
♪チャンチャンチャンチャン チヤラララランラン

7/11 ガクアジサイ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
真ん中だけが花なのね

7/12 オリヅルラン ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ランナーっていうのが地面にくっついて増えていく。気がつくと千羽鶴

7/13 ダリア ページの先頭へ 年間カレンダーへ
こんなん置いたんダリア うわあ、ベタぁ

7/14 エキザカム ページの先頭へ 年間カレンダーへ
駅を噛むと、ちょっと堅い

7/15 カラー ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ちびまるこちゃんの花輪君みたい

7/16 ブーゲンビリア ページの先頭へ 年間カレンダーへ
魂の花

7/17 ランタナ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ブローチにしたいですね

7/18 ペンタス ページの先頭へ 年間カレンダーへ
パチパチパチパチパチ

7/19 オオバンソウ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
さつま芋の薄切りの天ぷら?

7/20 ムクゲ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
この時期、やたらにあちこちで見ます

7/21 ベゴニア センパフローレンス ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ベゴニア軍団は、次につく名前が違うとかなり違うそうです

7/22 アガパンサス ページの先頭へ 年間カレンダーへ
アって片仮名が、パンにブスッと突き刺さるイメージで覚えました

7/23 トウガラシ ブラックパール ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ブラックパールって見た目そのままですね

7/24 アンスリウム ページの先頭へ 年間カレンダーへ
前衛的生け花で良く見ますね

7/25 ルドベキア プレーリーサン ページの先頭へ 年間カレンダーへ
すごい名前です。おそらく哲学者ですね

7/26 フランネルフラワー ページの先頭へ 年間カレンダーへ
冷蔵庫から出てきたばっかり、って感じ

7/27 ワルナスビ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
なすびにも悪者がいたなんて

7/28 ゼフィランサス(サフランモドキ) ページの先頭へ 年間カレンダーへ
これは覚えるの大変ですね。どっちかひとつにしよう

7/29 コンロンカ ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ビックリしました。葉っぱを白いペンキで塗ったようなのがあちこちと

7/30 ホザキナナカマド ページの先頭へ 年間カレンダーへ
特に蕾が可愛いです

7/31 グレビレア ページの先頭へ 年間カレンダーへ
ビックリ!タツノオトシゴのサーカス団か

根はなぜ、もじゃもじゃなのか

植物シリーズ

葉っぱ、茎と来て
今日は、根っこの話です。

存在意義と役割
茎の時のように
根の存在意義や役割を考えるとすると
ひとつは簡単ですね

はい。水や養分を吸い上げるためです。

水や養分
植物には動物のように口というものがありません。
ですから、根の表面全体から吸収するという方法になります。

根の細胞の周囲には、細胞膜が覆っていて
そのさらに外側に細胞壁が覆っています。
ややこしい話はあるのですが
早い話が、表面に穴がポコポコ空いているようなものだと思って下さい。

さあ、その根で十分な水と栄養分を吸収するためには
根っこの表面積を広くする必要があります。

ボコッと丸いのがあるより
ぐちゃぐちゃ複雑になっている方が表面積は増えます。
土の中を進んで行くことを考えると
成長点である先っぽは数多い方が良いので、いっぱい枝分かれします。

ところで、根っこには二つのタイプがあります。

主根側根タイプとひげタイプ

何をより欲しいかによって二つに分かれるんです。

水分は土のどこにあるかというと深いところ
地表近くはすぐ乾いちゃいますから
逆に、養分って、地表近くの方が多い。
糞とかの栄養の元が、地表からだんだん染み込んでいく。

深いところの水分をより欲しければ、まずはずどーんと下まで行ってからもじゃもじゃ。

もうひとつの役割
実は根っこには、もうひとつの役割がある。

言われれば当たり前なんだけど
考えたことが無かったのでとても不思議に感じました。

「そこにいる」

これがもうひとつの役割です。

植物にとってみれば
たまたま種が落ちて根を出した場所
そここそがパラダイスであり
動きたくないんです。

言い方を変えると動かされちゃ困るんです。

これは、根から切り離されてしまった植物の悲劇を見れば分かります。
落ち葉です。

落ち葉は風に吹かれ、吹き溜まりに集められてしまいます。
そこはぎゅうぎゅう詰めかもしれませんし
窪地かも知れません
往々にして暗い場所だったりもします。

ひょっとすると川に落っこちて腐ってしまうやも知れません。

動物である我々は
最初から最後まで一生同じところにいなければならない植物の事を
可哀想に思いがちです

でも、植物にとれば、
いらんお世話
こちとら、この楽園を確保するために
必死でしがみついてるんでいっ

たまたまの場所がどこであれ
そここそ天から与えられた場所
動かされちゃったら地獄が待っているんだから。
楽しく満足して生きていく。

やれ、この職場はどうの
この国はどうのと、不満たらたらで生きていく人間たちを
横目で見ているんでしょうね

可哀想に、って

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ヨウシュヤマゴボウ

花カレンダー始めました

茎の存在意義は何でしょう

茎の存在意義は何でしょう

せっかくですから
このあとの本文を隠して、ちょっと考えて見てください。

前回、葉っぱはなぜ平たいかの説明をしました。
今回は、茎に関するお話をしましょう。

茎の存在意義
さあ、どう思われました?

正解というのがあるのかということ自体、疑問がありますし
あるとすれば、その正解は、複数なんでしょうけど

高校の教科書では
葉と根の間で水や栄養をやり取りする、
と書いてあるそうです。

でも、この「植物の形には意味がある」という本では
その表現に違和感を感じるとしています。

えええっ
私もそう思いました。

それは逆でしょうと言っています。
もし、それが茎の「主要な」役割ならば
根から、直接葉っぱを出せば済む話です。

「奇想天外」という植物があります。

こんな複雑な例をあげずとも
身近な例で、タンポポは葉っぱに関する限り根から直接出ています。

茎のある植物と茎のない植物を混ぜて同じ場所に植えたら、どうなるでしょう。

茎のある植物の方が勝つ。

葉っぱが、より上に茂ることが可能だから
光の獲得競争に勝つということです。

先ほどの例で言うと
奇想天外は、そんな光の獲得競争が必要ない砂漠で育つから
茎は必要ない

じゃあタンポポは
上に遮るものがない、日当たりの良い場所でしか育っていないと言うんです。

なるほど、そう言われるとそんな気もする。

ここで、疑問が
林の中で育つ植物にも、葉っぱが直接出ているものがありますね。
カタクリです

でもカタクリの育つのは、落葉樹の林の中なんです。
早春に葉を出して、花を咲かせたかと思うと
夏になるだいぶ前に、葉っぱは枯れちゃう。
上が葉っぱで暗くなる頃には、もう休眠状態
突貫工事型の生活をしています。

ということで
この本の考える、茎の存在意義は
「葉っぱをより高い場所に保持しておくため」です

そのためには、上にある葉っぱにも根から水を送る必要がありますので
仕方なく、副次的に持たざるを得なくなった役割が
「葉と根の間で水や栄養をやり取りする」
だと。

私は、個人的には
だとすると、副次的だろうが
「葉と根の間で水や栄養をやり取りする」
も複数の存在意義のうちの一つと考えて良いんじゃないかと思いますがね

茎の伸びるスピード
だとすると
せーの、ドン、でスタートしたとすると
早く伸びた方が有利です。
半月で50cmというのが
かなり頑張った場合の記録だそうです。

面白いのが、同じ種類の植物ですらこの競争は行われること。
頑張った価値組は、よりエネルギーを光合成で得られるから
ぐんぐん伸びて
一度劣勢になったらどんどん不利になり
とうとう枯れちゃうといいます。

ただし、ここで、木と草で考え方が異なります。
一年草はスタートダッシュで勝負するから必死ですし
ある程度の高さで何とかなれば
後はどうせ一年で枯れるので、それ以上は必要ない。

木の何年も何十年もかけて
結果として勝負に勝てば良いので
ゆっくり伸びます。

草がうさぎさん
木が亀さんです。

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コンロンカ

花カレンダー始めました

葉っぱはなぜ平たいか

「植物の形には意味がある」から

植物の葉っぱって
ごくごく一部を除いて、平べったいんです。

何を今さら、ですね。

じゃあ、なぜ平たいか
考えてみましょう。

葉っぱはなぜ平たいか
植物は光合成をして、生きている

従って、より光合成を有利に行えるように考える訳です。

光合成に必要なのは何でしょう

光と、二酸化炭素と、水

正解!

日本の教育は素晴らしい。
大体の人は知っています。

さあ、この3つをどう手に入れるか

あくまでも、「主に」ですが
光は、葉の表から
二酸化炭素は、葉の裏から
水は、根から

になります。

根の話は、改めてしたいと思います。

葉っぱの役割として、
まずは、光の獲得から参りましょう。

感覚的にはすぐ分かりますね。

光を多く集めるには広く広がった方が良いからですね。

膨大な量の太陽の光
でも、単位面積あたりで言うとさほどの量ではないんです。

例えば、人間の体全部に太陽電池を張り付けたとします。
でも、生きていくのに必要なエネルギーは得られない。
太陽光発電が次世代エネルギーの主役であるのは誰もわかっているのに
まだ今だに苦労しているのは「思ったほどじゃないから」です

思ったほどじゃなくても、植物はそこに命がかかってますから
必死で集めるために、広く広がるんです。

最初に、ごくごく一部を除いて平べったいと言いました。
そのごくごく一部の例。
丸っこい葉っぱを持つのはサボテンです。

サボテンの生える砂漠では、
光?
そんなもん、なんぼでもありますわ、状態です。
広がる必要がありません。
逆に、「水」という要素こそが重要です。
水を貯めておく必要がある。
表面積を出来るだけ小さくして
水が蒸発してしまわないようにする必要がある
球体であるのが一番効率が良いわけです。

「平べったい」は「広い」に加えて「薄い」も含んでいます。

なぜ、薄いのか

分厚いといっぱい材料がいるから、です。

光合成で出来るのは?

ブドウ糖です。

ブドウ糖は、生きるエネルギーになり
また、一部はさらに変化し、植物の体を作る組織になる

少なくて、即ち薄くて済むのならその方が良いですね

でも、薄くても、やるべきことをちゃんと出来ないと意味がないですから

葉の表裏
さっき、チラッと言った葉っぱの役割をもう一度

光は、葉の表から
二酸化炭素は、葉の裏から

葉の断面を見てみましょう

ごちゃごちゃしているので、機能的に良く分かるように簡素化しますと、こんな感じ

表側はリレーのバトンをいっぱい立ててぎゅっとまとめた感じ
裏側はスポンジみたいにほわほわ
表裏とも、皮で覆われているけど
表にはポツポツと穴が
裏にはボコボコッと穴が空いています。

葉の表から入った光はバトンを縦に進みスポンジ領域に
あちこちぶつかりながら行ったり来たり
葉の表側から逃げようとするとはねかえされるためにバトン状にしてある
入ったが最後逃すもんか、地獄です。
裏からは逃げられるんですけどね

裏には、穴がいっぱい空いているので
二酸化炭素を吸いやすくなっています。
これは、裏だけね
表もスポンジ状だと雨吸っちゃって、重くて仕方ない
葉は根と違って、水を吸う機能は無いのではじいた方が良い

要するに、表の機能と裏の機能を貼り合わせた程の分厚さは必要、ということです。

その先
その先は個性の話になってきます。
常緑樹の場合、
冬の寒さに耐えなきゃいけないので
落葉樹や、一年草なんかはギリギリの薄さでも良い

でも、これは大きな傾向
実際に個別の植物でどれくらいの分厚さかってことになると個性の問題。

さらに、細かな形の話になると、
前回もお話ししましたが
大して変わらない。

ここ、重要だと思うんです。

葉っぱの形は、今まで話したところまでしか理由が無い。

最も重要な、光合成に関すれば
イロハモミジのような形だろうが
サクラのような形だろうが
プラタナスのような形だろうが
回りにギザギザがあろうがなかろうが
大して変わらない。

ということは、
ダーウィン先生の言った自然淘汰による進化で考えて
何かが何かを駆逐するような事は起きない。

いつまでたっても、イロハモミジはあの形

人間
無理矢理かも知れないけど
人間だって同じなんじゃ無いだろうか

たまたま、その時々で考えて、
金持ちと貧乏人
お偉いさんと平民はいるけど

人間の優劣、みたいなことになると
大して変わらない
んじゃないだろうか

周りに「凄い人」がいたりすると
とてもあんな風には出来ないや、って思っちゃうけど

そんなときは、葉っぱの事を思い出せば良い

うん
大して変わらん

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ペンタス

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