[神社]黄泉の国から、そして桃太郎

[神社]神様が次々と。そしてイザナミが
の続きです。

イザナミを亡くし、諦めきれないイザナギ
死者の住む黄泉の国(よみのくに)へと旅立ちます

イザナミのいる御殿の門前で
帰ってきてよ

黄泉の国の神様に相談しますから
その間、決して私の姿を見ないでください

どこかで聞いたことのあるフレーズ

見るなと言われると見たくなるのが世の常

ひええーっ

イザナミの体は腐乱し、うじがわいていました

みーたーなー

イザナギ逃げる

次々追っ手を差し向けるイザナミ

ああ、もうだめか
目の前の前に桃の木が
これでもくらえっ

桃を投げつけられて、追っ手は一切消え失せます

黄泉の国との境、黄泉比良坂(よもつひらさか)を大岩で塞ぎ
ふうーっ助かった

頭に来たイザナミは
1日に1000人の人を殺します

イザナギは
それでは私は、1日に1500人生まれさせることにしましょう


ここで、重要な役割をおったのが、桃
桃は神聖な食べ物とされています。

桃太郎は鬼退治が出来る力を備えていることになります。

ところで、なぜ桃太郎は、犬、猿、キジという
いかにも弱そうなお供を連れていったのでしょうか

それは十二支の方角と関係します。

鬼は艮(うしとら)すなわち北東の方角からやってきます。
鬼に角があって寅のパンツをはいているのはそのためです。

対応する逆側にあるのが
申(さる)酉(とり)戌(戌)な訳です
ひつじは?
ちょっとずれましたね、ごめんなさい

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[神社]神様が次々と。そしてイザナミが

[神社]日本が生まれる
の続きです。

国が生まれました。
次に、神様を生みましょう

最初に産まれたのが、大事忍男神(オホコトオシヲ)。
これは、『大事を耐え忍び達成した』といういわゆる『大仕事を終えた結び』を意味します

最初なのに、終わり?
おそらくですが、最後に産まれるはずなのに、書く順番を間違えた
間違う、ってそんなことある?とは思いますが

家宅六神と呼ばれる、住まい作りに関係の深い神々が生み出されました。
石の神、土砂の神、門の神、屋根を葺く神、屋根の棟の神、風を防ぐ神です。

まずは住むところを確保したかったのでしょうか
ちゃんと家を建てる順番に従っています。

続いて、海や水にかかわる神々、自然現象の神々が生まれると、
その神々の間に、さらに新たな神が生み出されていきました。
自然との関わりを強く意識するのが日本の神様
ここ、重要で
あとでまた登場する神様たちもいます。

人間の英知へと繋がる神様が続きます。

船(交通)
食物(稲)
そして、火
火之迦具土神(ヒノカグツチ)は、イザナギとイザナミを悲劇へといざないます

火の神様を産んだイザナミは、陰部をおおやけど
アチチチチ

苦しむイザナミの吐瀉物、便、尿からも色んな神様が産まれます
頑張ったんですね

いよいよ、命が尽きてしまいます。

出雲国 (島根県)と伯伎国(伯耆国、鳥取県西部)の境にある比婆山に葬られました

許せん!
イザナギは怒り狂って、ヒノカグツチの首を長剣で切り落としてしまいます

まだ、気持ちがおさまりません

イザナミーっ
戻って来てくれー

イザナギは黄泉の国(よみのくに)へ向かいます

続きはシリーズの次回

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[神社]日本が生まれる

[神社]日本誕生のその前
の続きです。

造化三神のあと、すぐにイザナギイザナミかと思いきや
前に六代の神様がいて、イザナギとイザナミはその最後に現れます

待ってましたっ

造化三神たち(性格にはあとふたりいて総称して別天津神[ことあまつかみ])から
矛をもらいます。

国を作りなさい

はーい

海を二人でかき混ぜます
ふたりの初めての共同作業です
(どこかで聞いたことのあるフレーズ)

ポトリ

落ちて出来たのがオノゴロ島

わが兵庫県にあります(という説を採用)

降り立ち
天の御柱という神聖な柱をはじめ
広大な御殿を建設
果たしてどこに

どうやったら国ができるんでしょう

イザナミの「足りない部分」を
イザナギの「余った部分」で塞ぎましょう

なんともユニークな表現です。

天の御柱を中心に逆回りで回ります

出会った最初に、イザナミが
「なんて素敵な男性でしょう」
続いてイザナギが
「なんて素敵な女性だろう」

子供が生まれます

ところが、生まれた子供は骨がないグチョグチョ
葦で作った船にのせて捨ててしまいます

これすごくないですか
こんなところから神話をはじめるなんて
子供を捨てちゃいかんでしょう

模範的な生き方を示す「宗教」と違うところです

別天津神のところに相談に行きます

うまく行かないんですけど
こうやってこうやったんですけどね

あっ、そこそこ
イザナミから声をかけたのが良くないですね
はい、やり直し

やり直したら大成功

島がポコポコ生まれます

ここも、ちょっとどうかな、ですよね
女性からすると「異議あり」ってところ

何が言いたいのよ
賛同できないな、ってところを含みつつも進んでいくのが
古事記日本書紀の面白いところとも言えます

「宗教」のように教えを含んでいませんので

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[神社]日本誕生のその前

神社シリーズ、ここから古事記日本書紀に登場する神様を順を追ってまいります

最初は、イザナキとイザナミだよね
ここから日本が産まれ
いえいえ、その前にまだあるんです。

造化三神
「古事記」において、天地初発(世界の始まり)の際に出現したとされる3柱の神様たちを、造化三神といいます。

造化三神の中で最初に現れたのは、アメノミナカヌシノカミ(天之御中主)です。

じつはこの神様については、どんなはたらきをしたのか、いっさい記されていません。

『天地が初めておこった時、高天原に成りました神の名は天之御中主神(アメノミナカヌシ)
次に高御産巣日神(タカミムスヒ)、次に神産巣日神(カムムスヒ)、
この三柱の神はいずれも独神(ひとりかみ)として成り、身を隠されました。』

はい、これで終わりです。

具体的なことが何も書かれていないために、かえって「アメノミナカヌシが最も超越的で、一番偉いのではないか」という想像をかき立てもしました。

中世以降、神道を体系的に理論化しようという動きが起こると、伊勢神宮から生まれた伊勢神道や、江戸時代後期の復古神道では、アメノミナカヌシは世界の最高神とみなされました。

また、「天の中心にいる主人」を意味する「天之御中主」という名から、夜空の中心の北極星(あるいは北斗七星)が神格化された仏である妙見菩薩と習合しています。

次の二人はそのあとも登場することはあるのですが、アメノミナカヌシはほんとにこれだけ

次に現れたのが、タカミムスビノカミ(高御産巣日)とカミムスビノカミ(神産巣日)です。
ムスビという言葉は生成(生み出すこと)のはたらきを意味します。

彼らは、表舞台で派手にふるまいはしないものの、
国造りのプロジェクトを導き補助する、フィクサー的な役割を果たしました。

タカミムスビはおもに天上界(高天原)を担当し、
アマテラスオオミカミとともに天孫降臨を指導しました。

カミムスビは、地上界(葦原中国)で活躍する神々を助けています。

スサノオにオオゲツヒメが斬られた時に、
オオゲツヒメの体かが生えて来た種を採取したのが神産巣日神です。

神産巣日神はスサノオにオオゲツヒメの体から手に入れた種を与えて、
スサノオが地上で穀物を拡げたとする説もあります。

神産巣日神は「出雲の国譲り」で、大国主神(オオクニヌシ)の話などにも登場します。

殺されてしまった大国主神の復活に一役買っていたりもします

神産巣日神は地の生産を意味する創造の神で
男女の結びの女性を象徴する神だとも考えられています。

この2柱は一対の神であり、
平安時代中期には、男女ひと組の神として扱われる場合もありました。
この三柱の神はいずれも独神(ひとりかみ)として成り、と書いてあるので
結婚はしていない。
そもそも、性別がないはずなのですが
並べて書いてあって、両方に「ムスビ」があるので、勘ぐってしまうわけです。

東京でいうと飯田橋にある東京大神宮が造化三神を祀っています。

縁結びで超有名
行くと若くてきれいな女性がわんさかいるのでビックリします
後の大正天皇の結婚式が行われた場所で、それ以降、神前結婚式というものが始まったからです
東京大神宮では、間違っても「造化三神は独神なんですけど」なんてな事は言ってはいけません

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