秩父に行ってきました。まつり会館、秩父神社

秩父に行ってきました
秩父に行ってきました。ちちぶ銘仙館とわらじカツ丼
の続きです

わらじカツ丼を食べ終えて、
52席の至福でおまけで付いている秩父まつり会館へ向かいます
わらじカツ丼と全く逆方向なので西武秩父駅を超えて随分歩くことになります

西武秩父駅のバスターミナルで、ミューズパーク行きバスの時刻を確認
1時間に1本くらいしかありません
カミさんが良いことに気づきます

これ、行ったは良いものの帰れるの?

なるほど。確かに無理だわ

ミューズパークは断念
秩父まつり会館に行ったあと、どうするかは考えることにいたしましょう

少林寺
一回行きましたが、途中に少林寺ありましたので寄りましょう
少林寺は牡丹(ぼたん)で有名
とてもきれいに咲いていました


秩父まつり会館

以前、秩父神社に行ったとき
左甚五郎とみそポテトとぼたん
まつり会館には時間がなくて行けなかった

カミさんは、秩父祭りが大好きで毎年必ず会社休んで行っているという友達に連れられて来た事があるらしくて、得意満面
カミさん自体は、秩父祭りを見たことはないんですけどね

地理の勉強をする中で
秩父祭り、12月ってのは覚えるんだけど
改めて、すごいお祭りだなあと思いました
なんてったって、世界遺産になりましたもんね
この規模は、関東ではダントツでしょう


秩父のシンボル武甲山の龍神様が
年に一度12月3日に
秩父神社の女神、妙見様に会いに来て、逢い引き
ロマンチックなテーマのお祭りです

どでかい笠鉾や屋台がごそっと入る部屋いっぱいに繰り広げられる映像
あああっ
龍神様が光った!
降りてきたあ
バーーン

ド迫力の演出
おじさんの、丁寧な笠鉾や屋台の説明も分かりやすい

次に隣の部屋に移動して、四季折々のまつりを
メガネをかけて3D映画
確かにとてもきれいで、飛び出してきてかっこいいんだけど
前期高齢者の私にはキツい
もうダメと目を閉じては開くのを繰り返しているうちにウトウト
カミさんが
寝てたよね
えっ、そうかなあ

秩父祭りに関する色んな展示

これはむちゃくちゃ面白い
ガイドブック買おう

笠鉾や屋台と言われる山車(だし)は全部で6台
各町会でしのぎを削る
150人もの人で引っ張るらしい




花火も盛大

秩父神社
女神妙見様のいる秩父神社に参りましょう

秩父神社の見どころは、左甚五郎作を始めとする
極彩色の彫刻
子育ての虎

お元気三猿

北辰梟(フクロウ)

つなぎの龍

鯉がいたので、鯉のエサを買ってエサやり

まだまだ続きます
続きは、明日ね
[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

秩父に行ってきました。ちちぶ銘仙館とわらじカツ丼

秩父に行ってきました
の続きです

ちちぶ銘仙館
羊山公園から駅の方に戻る途中、ちちぶ銘仙館という場所がありました
ここは、「52席の至福」のおまけで、入館無料になります
こりゃ行かなきゃもったいない

何の場所なのかも分からずに入ったのですが
織物の展示でした
秩父の名産品として、銘仙(めいせん)という種類の織物があるそうです
ほとんどお客さんはいなかったので、ほぼ我々だけの独占状態で楽しめました

元々、研究所だった建物で、建物自体も魅力的

どういうふうに布が織り上がっていくかが詳しく展示されていました。
カミさんはおカイコ様を自由研究で飼ったことがあるらしい
飼ってみると、みんながおカイコ様と呼んでいる理由がよく分かったとのこと

いくつかの展示室を経て、


機織り機がいっぱい並んでいる部屋で、一機、実際に機を織っていた

第7期の研究生だとのこと

どれくらい織れるもんなんですか?

私の場合は、1日に1.5mから2mくらいです

うわあ、そりゃ大変ですね

東京農工大学の科学博物館で、自動織機について色々教えてもらったのが思い起こされる。
科学博物館。えっ動くの?わわわわわっ

縦糸に既に模様があることが、さっきから気になっていた

次の部屋にいた人に聞いて解明する
これこそが、秩父銘仙と言われる織物の特徴らしい

織るより前に縦糸の段階で色と模様をつけてしまう
そうすると、表と裏が完全に同じになる



型紙を切り抜いて、メッシュ状のものに貼り
縦糸だけを並べたものに版画の要領で色をつける

だんだんそれぞれの縦糸がズレていったりしないんですか?

はい。そこが秩父銘仙の最大の特徴なんです
ずれないように、ある程度の間隔で横糸を張って押さえておき
織るときはそれを外しながら織るんです

売店では、色々味わいのあるものが売っていた



ちょっと高めではあったが
1日に1.5mとかを聞いてしまうと
逆に安くは売ってほしくないと思う

さっきの第7期研究生の作ったものは売っていなかったが
第7期研究生が作ったものを展示してある部屋があった

入口にいた人に、聞いてみた
第7期研究生が作ったものは売っていないんですか?

第7期研究生は基本的には卒業されていて
既にプロとして活躍されている方もおられるらしい
その時聞いた店の記憶が曖昧なんだけど
このあと訪れた店がひょっとするとそうかもしれない
カミさんがスマホケースを買った

わらじカツ丼
お昼が近づいて来た
秩父名物といえばわらじカツ丼
少し離れているけど、頑張って歩いてわらじカツ丼のお店に行きましょう

11:30オープン
ちょうどその時間の少し前に着きました
もうすでに一組並んでいます

ここでちょうど10kmになりました。
住友生命Vitalityで200ポイント獲得です

こう言ってはなんですが
大丈夫? って感じのお店

11:30を過ぎてもお店が開く様子がありません
お店を開けるの忘れているのかなあ
10分過ぎても、15分過ぎても開かない

中から、肉を叩いているような音
油で揚げているような音
そしていい匂い

そうこうしているうちに後ろに7〜8名並んできた

中から人が出てくる
どういう事?

おそらくだけど
11:30オープンとはなっているけど
その前に行列が出来て、そのお客様を入れて、もうスタートしていたのだろう
最初のお客様たちは一気に開始したから
なかなか食べ終わるところまではいかない
従って私は、まだオープンしていないと勘違い

ようやく呼ばれた
1枚入りと2枚入りとがある
我が夫婦は2枚入りなんて到底無理なので1枚入りにしたが
2枚入りを注文する人の方が多かった

ご主人は40代くらいだろうか
ずっと肉を叩いている
朝から晩までおそらくずっと肉を叩いているんだろう
むちゃくちゃ重労働
その努力のかいあって、肉がむちゃくちゃ柔らかい
箸で切れる
これが超人気の理由だろう
女性に対して出されるのは同じものでも最初から切ってある
男性はワイルドにかぶりつき
女性はお上品に食べる必要があるってことでしょう

来ましたっ
1枚入り

確かに大人気になるの分かる美味しさ

カミさんがネットで評判を検索して、コソッと画面を見せて笑っている

「店の人はとても無愛想だけど美味しい」

ご主人以外の店の人は、全てアジア系の外国人
注文を取ってくれる人は、おばさんでおそらくその人だけが日本語がしゃべれる
他はおばさんの娘さんなのかと思われます
要は言葉がしゃべれないから、
その人たちに愛想を求めちゃいけません

店を出てビックリ
長い行列ができていました

このあと、まだまだ観光は続きます
続きは明日ね

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

秩父に行ってきました

今日は、大きな意味でのゴールデンウィークの始まり
カミさんが、「52席の至福」に申し込みました。
「52席の至福」は旅するレストラン。西武の豪華列車です。

西武秩父駅から西武新宿駅までなので
西武秩父駅まで行く必要があります
16:00発

それまで、秩父観光を楽しみましょう
「52席の至福」には、西武線の1日鉄道乗り放題の券がついています
所沢から西武秩父まで、西武の夢の新特急ラビューに乗っても
特急券だけで済みます。

各鉄道の特急色々あれど
西武線のラビューがダントツでかっこいい
お目見え以来、ずっと乗りたいと思っておりました

ラビュー
顔がとても良いし

窓がほぼ、床まであるという、ビックリ設計


椅子も座り心地満点



ああ、ようやく乗れたのね

清瀬から西武池袋線に乗って
所沢からラビューで西武秩父までちょうど1時間
8:14には、もう西武秩父駅到着

ちょうどこの週末は、住友Vitalityの月一イベント、run and walkig challenge の開催日
10km歩くと、保険が安くなるポイントが200ポイントもらえます。
西武秩父駅を降り立ち、タブレットで、計測スタートを押して、観光開始だ!

予定では、秩父ミューズパークってところに行こうと思っておりましたが
1時間に1本しかないバスがちょうど行っちゃった

仕方ない
一度行ったことある場所ですが、
この時期の超目玉スポット、羊山公園に参りましょう

牧水の滝を経て

羊山公園
以前に行ったときのレポートはこちらです
芝桜の楽園


出ました芝桜









意外だったのが、カミさんにいまいちウケが悪い
山の中育ちのカミさんとしては
人工的な美には心揺さぶられないみたい
むしろ近くにあった桜、関山(かんざん)


その横に、鬱金(うこん)の桜

さらにカミさんが喜んだのが、マルシェ

私は、秩父の地ビール
椎茸の串焼きと、みそポテト

そして、焼きまんじゅう(写真撮り忘れました)

羊山公園散策を終えた時点で、すでに7km。

まだまだ秩父観光は続きます
続きは明日ね

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[旅行] 鋸山、日本寺の事前説明

今度の木曜日、4/24に、千葉県の鋸山に添乗です

前回、吹割の滝の事前説明をしました
[旅行] 吹割の滝の事前説明

なんと添乗当日の朝、私の業務携帯に電話があり
水かさが多すぎるので、滝沿いの遊歩道が通行禁止になったとのこと
ヒエーッ
あれだけ楽しみにしていたのに

吹割の滝は近くまで行ってその迫力に圧倒されて大感動!なので
普通に考えて絶望です

いや、気持ちを切り替えよう
お客様には
こんなことでめげる私ではございません。
と言って
その変わり、六角堂に行って上から眺め
そこで私が、徹底解説します!と宣言
さらに、浮島観音堂にも行って、そこでも徹底解説いたしましょう、と

事前説明のブログを書いておいて良かった
ウォーキングイベントでもそうですが
ブログに書くと覚えられるので
完璧な徹底解説をつらつらつらとできました。

この前の富士山が見えない山梨添乗でもそうでしたが
なかなか、予定したものがちゃんと揃わないもんだなと実感
でも、ここからが添乗員の腕の見せどころ
逆にファイトが湧きます

やっぱり私の場合は、そういうときのリカバリーは徹底解説
よし、ネタを思い切り仕込んでおこう

ってことで
また今度の鋸山、日本寺も、事前説明いたします
よろしければお付き合いください

鋸山(のこぎりやま)
鋸山は千葉県安房郡鋸南町と富津市の境にある標高は329.4メートルの山
バスツアーで登山?
いえ、目的はそこではありません
地獄のぞきと日本寺

バスで中腹まで行けるので、そこから登ります

日本寺(にほんじ)ってどういうことかというと
この山の多くが日本寺という寺の敷地になります。
この日本寺がむちゃくちゃすごい
私はご存知の通り、思い切りいっぱい寺は行っていますが
ここまですごい寺はそうあったもんじゃない

目玉は、百尺観音と、大仏
それ以外にも、千五百羅漢があったり
あるわあるわ、色んな仏像。
仏像ならば大得意。いくらでも喋れます
時間は2時間しかないので、どれだけ喋れるかはやってみないと分かりませんが
早めに最後の地点の手前まで行っておいて
時間の許す限り、色々説明することにしましょう

■百尺観音
鋸山は山全体が、房州石という良質な建築石材の石切り場です
環境上の理由で現在は役割りを終えていますが
石を切り出した後の断崖絶壁の連続

四角く切り出した奥に、作られたのが百尺観音
昭和35年(1960年)に、世界大戦の戦没者や交通犠牲者の供養のために、
高さ30mの石像として建立されました。
石切場跡に6年かけて彫刻され、昭和41年(1966年)に完成

下の人間と比べるといかに大きいかが分かります

ここで、観音様とは何かの徹底解説をする予定

その奥にはラピュタの壁と言われる幾何学的な壁もあります

こっちがラピュタ

ここから見上げると、ピョコっと飛び出した石切り後が・・

あれが地獄のぞきです

■地獄のぞき
横から見るとこう

先端まで行って、下を見ると地獄が見える

眺望がすごい

このあとは、ひたすら階段を降りていきます
■西国観音
西国三十三ヶ所の観音様
西国三十三ヶ所とは、奈良の長谷寺の住職さんが
閻魔様に告げられて、奈良を中心とした2府5県の三十三ヶ所の寺に観音様を安置しようとしたことに始まる
その時は、実現せぬままなくなるんだけど
閻魔様から預かった、三十三の宝印を保管
270年後に、花山天皇が意思を受け継いで、西国三十三箇所観音を完成させる

『一法を見ざれば、すなわち如来。方に名けて観自在と為すことを得』
一法というのは、一つの見方
一つの見方にこだわれば自分自身を縛ってしまう
何にもこだわりを持たなければ、もうそれは如来、すなわち悟りを開いたことになる
そのことで、自由自在な状態(観自在)に達することができる

■通天関

「巌陜く関を過るが如く 柳面すれば天に登るに似たり」
(がんさくにかんをすぎるがごとく やなぎめんすればてんにのぼるににたり)
困難な状況を乗り越え、努力すれば、簡単に道が開け、最終的に成功へと至ることができる

■大仏
出ました。日本一の大きさの磨崖仏です
磨崖仏とは、山の岩石自体を利用して作られた仏像なので、後ろは山そのもの

鎌倉大仏が11m、奈良大仏が18m
この大仏が31mなのでいかに大きいかが分かる
正式名は「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」。
人々を病から救う仏様で、左手に持っているのは、薬の壺。
原型は1783年に大野甚五郎と27人の門弟が3年かけて彫刻した27メートルの大仏だったんだけど、だんだん崩れていって、荒れ放題になっていたのを
1966年(昭和41年)から仏師・八柳恭次を中心に修復が行なわれ、
1969年(昭和44年)に完成した。

薬師如来をちゃんと正式名称の薬師瑠璃光如来と呼んでいる仏像を見たのは初めてかも知れない
ここでも、薬師如来の見分け方等の話をいっぱいする予定

[添乗]シリーズはこちら(少し下げてね)