アルバイトでびっちゃびちゃ

昨日からお盆休みです。

ちょっとまとまった休みがあると
そのうちの何日間かをアルバイトすることにしています。

肉体労働のアルバイト。

会社では、パソコンを前にした仕事。
ずっとそんなことしてると勘違いしちゃうといけませんから。

日本の経済は肉体労働が支えてますから。

私は、何度も職を変えるなかで
宅配寿司を始めとして、肉体労働だった時期がある。
その頃を忘れないようにね。

もちろん、健康にも良いし。
で、そんなに良いことずくめなのに
お金くれちゃうというんだからビックリ。

ごたく、並べてますけど
今年に関して言うと
理屈なく、アルバイトせざるを得ません。

タブレット何台も壊れちゃった事件があるからです。

金がないーっ
結局、それですね。

食品メーカー
今年も食品メーカーに応募しました。

引っ越しよりも何よりも
食品メーカーが一番キツいです

おそらく皆さんも分かっていて
食品メーカーが一番人気薄です。

私のような50代は、人気の薄い仕事でないと取ってくれません。

仕方ないので食品メーカー。
今日行ったのは以前一回行ったことのあるスイーツ工場です。

スイーツ工場
一回行ったときもキツかったー。
ベルトコンベアでかなりのスピードで流れてくるのに
白玉を3個ずつのせる
朝から晩まで。

今回は何乗せるんかな?

行くと

洗浄部門に行ってください。

そっちかー

別の食品メーカーでやったことあります。
洗浄機にひたすらトレーをほおり込む

その前にいでたちですが
貸出しされる白いユニフォームに着替える
その時、中に着る服はランニングシャツはダメ
半袖である必要がある。
おそらくワキ毛がユニフォームにふれるといけないんでしょう。
仕方ないのでむしろシャツを脱いで半袖の服を来て、
その上からユニフォーム。

洗浄
別の工場でやったあれに近いんだろうと思っていましたが
とんでもハップンでした。

今度洗う対象は前のよりでかい
出来上がった商品を積み上げるための
ボックスというか網目にはなっているプラスチックのケース
ここではバンジーって言ってました。

はいはい、
紐つけて飛び降りる

それはバンジージャンプね

何がキツかったって、温度。

なんと今度の洗浄機
熱湯で洗う。

出てきたバンジーを重ねるため
出口のところに立っていると
一瞬にして眼鏡が曇っちゃいます。

作業する場所には
上からでっかいパイプの先みたいのがあって
そこから冷気がボワーっと出てくる。
作業者が死んでしまわないようにする対策ですね。

その下にいると眼鏡の曇りが晴れていく

ただですね
ちょうどその下にいないとダメで
バンジーを重ねるためにちょっとでも屈むと
眼鏡が曇っちゃいます

見えないよー
バンジーが重ならん重ならん。

暑いーっ

早い話がミストサウナの中にいる状態。

どんどん気が遠くなっていきます

作業自体は単純ですが
ひたすら続くってことと
この環境

時計がない部屋でした。
もちろん時計やスマホは持ち込み不可。

どれくらい経っているか
さっぱりわかりません。


なんとか昼休み
ビックリしたんですが
中に来ていた半袖の服が
びっちゃびちゃでした。

汗で人間ここまでびっちゃびちゃになるんやろか。

なんとか終わってびっちゃびちゃの服を来て帰ってきました

価値あるタブレットですぞー

アルバイト第二弾、きつかったー

ゴールデンウィークのアルバイト。
前回、食品工場での洗い物の話をしましたね。
今日は第二弾、製本工場です。

製本工場
どでかい本を製本する工場です。
おそらく印刷は別の場所でやってるのかな。
印刷が仕上がったページがドドンと持ち込まれ、
組み合わせて雑誌にする。
本は本で別の場所であるのかな。
見たのは雑誌ばかり。

アルバイトはいっぱいいたのですが
みんなベテランの人ばかり。
私のような、一日だけの短期は2人だけかも。
もう一人も、なぜかその場にはいなかった。

業種によってこうも違うんですね。
食品工場の場合は、アジア系のパートのおばさんが主。
今度は、女性はただの一人もいません。
おそらく全員日本人。


最初に行って、普通は何らかの説明があるんですが
びっくりしました。
初めてです。何の説明もないの。

初めての人へ、と掲示があって、それだけ。
時間まで待機していて下さいと書いてある喫煙室で待っていても、
何かが起こる気配がない。
始業時間になった。
ひとりの人に

あのぅ
初めてなんですけど
ここで待ってていいんでしょうか。

いや
朝礼が始まるので
じゃあ一緒に行きましょう。

朝礼終わって、
前で説明していた人に

あのぅ
初めてなんですけど

はい
と言いながら、
色んな人に指示。

歩き出したので付いて行く。
無言で、手でここって言って、行っちゃった。

そこにいたのがベテランのアルバイトさん

あっ、派遣の人ね
はいっ

一応、話は通っているっぽい。
親切に教えてくれた。

いやあ、びっくりしました。
男ばかりの現場ってこんな感じなんですね。
こんなに違うか。

午前中
午前中、担当したのは、出来上がった雑誌が機械から出てきたのを梱包する作業。
梱包と言っても、十字に紐をかけるだけ。

梱包機に一枚紙を置く。
上に機械から流れてきた20冊束の雑誌を置く
その上にもう一枚紙を置く
上下の紙を紐がかかった時にクシャッとならないよう縁のところを若干折る
ペダルを踏む
ガシャンガシャン。
紐がかかる
縦横向きを変える。
紙を折る。
ペダルを踏む
ガシャンガシャン。
ここで、手が出てると手まで梱包されちゃいます。

出来上がった十字に梱包された雑誌の束を
フォークリフトのコンテナの上に乗せていきます。
この時の形が独特で、11面積み。
それぞれ縦横が入れ替わるものすごい不思議な形。
2段目は1段目と同じにならないよう、その形が90度入れ替わる
難しいよー

とはいえ、これだけっちゃこれだけ。
一人じゃ絶対無理だけど、ペアで2人でやるので何とかなる。
ひたすらひたすら繰り返す。

十字梱包も、少しずつ慣れてきた。
紙を折るところをどう素早くやるか
色々ちょっとずつやり方変えながら
リズムがつかめてきた。

最初よりは早くなってきたんでないかい?

途中ちょっとイレギュラーなのがあったので
社員さんがやってくれて、私は横で見てた。

えええっ?
なんじゃこの速さは。
上の紙を置いたと同時にペダル踏んでる
一回目のガシャンガシャンが終わるともう
次のペダル踏んでる
紙の折り返しや、雑誌の角度を変えるのは
ペダルを踏んでから
機械が反応して紐が回ってくるまでの僅かな時間に終わらせる。

ひえーーーっ
この人、人間国宝か

そういうと、本屋やってる時は、この十字の梱包を解いてたなあ。

午後
午後は別の雑誌
今度は付録が付くので、やり方が変わります。
付録を置くのが人間で、十字にかけるのが全自動の機械。
付録というのは、アニメのポスター。
20冊の雑誌の束が、機械から出てきて、ベルトコンベアで流れている途中で
20枚のポスターを上に置いたら、そのまま全自動梱包機に流れていく。

早い話が上に置くだけなんですが
これが無茶苦茶大変。

結論的に言うと、出来なかった。

20枚ずつ裏表が逆になりつつ、200枚でポスターは梱包されている。
その、区切りのところを目安に20枚だけ取らないと行けない。
ベルトコンベアが目の前で流れている時間は1秒くらい。

最初やってみた。
エエッと言ってる間に行っちゃう。
全然無理でした。

見てた社員さんが、
私がやりますから、補助をやって下さい。
落第です。
残念無念。

補助って、ポスターの梱包を解いて200枚の束を社員さんの横に置く
たったそれだけ。

これはあまりにも申し訳ない。
なくなって次に置くまで時間がある。
20枚ずつをちょっとずつずらして取りやすいようにしてみた。

それしないで下さい。
さっき間違えてました。

うーむ。参った。
お役に立ちたいんですけど歯がゆいです。

きつかった
という事なんで、
梱包を解くのはそれなりに大変なんですが
楽っちゃ楽。

でも、きつかったー。
今までやったアルバイトの中では
白玉3個をベルトコンベアの中で置いて行くのが一番大変だったんですが
それと同じ位疲れた。
引越しより大変。

何が大変って、時間の長さ。
8:30から20:00までという長丁場。
昼の1時間休憩以外は
2時間に1回ずつ5分休憩が入るんですがそれだけ。
1回だけ10分休憩があったけど。
慣れてない人間にとって、長いってのがここまできついとは思わなかった。

社員さんは超人です。
私が不甲斐ないために、一人で全部やって
20:00以降もまだやってた。
休憩の間もタバコ1本吸ったら時間前でもすぐ戻ってた。

機械
紙を扱う機械って、トラブってよく止まる。
テレビとかではうまく流れてる映像しか流れないから
雑誌なんて全自動で出来ちゃうイメージだったけど
コピー機の紙が詰まる、あんなイメージのがアッチコッチでおこって
社員さんが、色んな所に行っては直しの繰り返し。

素材が紙っていうのは安定しないんでしょうね。

本屋の時の感覚では、何があっても返品自由なので
多少雑誌でダメなのがあっても返しゃいいと
何とも思ってないのですが

製造側は、何度もチェックして、
梱包解き直してもう一回流し直してみたいなこと何度もやってる。

本屋からすると、ポスター足りなくても
雑誌を返品するだけなんで
クレームなんて入れないんですけどね。

これが、日本の製造業なんですね

アルバイトしましたよ

ゴールデンウィークです。

10日間という長期の休みになります。
去年は、アルバイトしました。

今年も頑張るぞ

食品メーカーです。
お弁当とかを作っています。

洗い物がメインと書いてありました。

いざ
1時間前に着いて万全です。

食品メーカーですのですっぽりかぶれるつなぎを着用。
マスクやキャップをかぶります。

食品メーカーのアルバイトは3社目ですからね
色々、この辺もちょっとずつ個性が出ます。

4人アルバイトがいたんですが
私だけが、洗い物のセクションに行きました。

でっかい運搬トレーと言ったらいいのか
パンとか運ぶ時とかに入れてる長四角のやつ
ものすごい数が積み上がっています。

一人がそれをひとつずつでっかい食器洗い機に流しいれていきます。
もう一人が出て来た運搬トレーをまた積み上げていく。
ひたすらひたすら

次は、でっかい鉄板、何十枚も。
オーブンで焼くときとかに下に敷くのかも。
洗剤つけてガンガン洗います。
これ、結構きつかった。

その後さらにそれを洗浄機に流しこんで。
また、運搬トレーに戻って。
午前中は、ずっと二人で洗い物を続けました。

ペアを組んでくれたのがフィリピンのいい感じのベテランパートさん。
いろんなアルバイトしましたけど、
良かったと思うかどうかって
指示してくれる人との相性が一番大きいと思う。

今回は、とてもやりやすかった。
言ってることはとても聞き取りにくかったけど
親切でした。

お昼
お昼は12時からお昼休み
食品メーカーのバイトって過去2社は、お弁当を持っていく必要があった。
今回何とも書いていなかったので、とても不安。
社員食堂みたいなので、買えるっていう事もないではないけど。
念の為パンを2つ買って行きました。

お昼に食堂に行くと、お弁当を広げている人がいた。
パン買ってきて良かった。

あれっ?

惣菜の揚げ物とかが置いてある場所がある。
みんな自由に取っていっている。

おお、これは素晴らしいシステム。

あのう、ここにあるのは、自由に取っていいんですか?

いいよ。
ご飯と味噌汁も自分でよそってね。

なんと、よく見ると、ご飯、味噌汁、茶碗、おわん、お箸がある。
感激!

残ったものをどんと置いてあるのかも。
良いじゃないですか。

新製品もおいてあるかも。
これ、今度のふわふわなんとかだって声が聞こえました。

美味しかったよ。

その後、休憩していると
工場長が、スティックのアイスを、食べる?って配ってくれた。

ありがとうございます。

その後、工場長の雑談が聞こえてきた。

○○にアイス買ってきてくれって頼んだんだけど
全部おんなじ種類を買ってきたんだよ
気が利かないというか、なんと言うか
その上、お釣りを返してきたんだよ
とっときゃいいものを
ほんとに○○らしいよな

いい工場長なんだね。

午後
午後は午前中の続きです。
ひたすら洗い物。
終わりがないんじゃないかと思われた運搬トレーの山。
なくなっていくもんです。

しゅーりょー

じゃあ、外に行きましょう。
今度は何かな。

残飯
やってきたのが、外の残飯おき
残飯が袋に入ってドサッとおいてあります。

その中の一つの袋を持ち上げ、でっかいシンクのようなところにガサッと開けます。
スイッチをオンにして
ホースから水を出しつつ真ん中の穴に、残飯を入れていきます。
穴の中では超高速、超強力に粉砕する刃が回っています。

この穴の中には手は入れちゃダメ
指が5本とも粉砕されちゃいます。

穴に残飯を入れると、ジュースのようになって排水口から出てきます。
元が何だったか全く分からない状態。

しゅうまい、茄子のへた、アスパラ、里芋、お肉、サワラの西京漬け
などなど、
全く覚えておられません。
すごい量。

最初の頃は、作る過程で出たんだろうと思われる残飯の類。
次にだし。
この量のすごいこと。
でっかい昆布がボコボコ
でっかい紙の袋に入った粉の鰹節。
その紙を破って中の粉を出す。
使いたての時は熱くて触れないので、水で冷ましてから。

続いて、山のようにある食材のパック。
見ると、賞味期限が切れているのはむしろ少ない。
賞味期限が近いというだけ。

聞くと、毎月月末に冷蔵庫の中をチェックし、その時に大量に出るとのこと。
5/1なので大量にある訳ですね。
二人で、もったいなーい、おいしそー、と言いながら
延々と粉砕していきます。

特に、心が痛むのが、
人が作ったんじゃないかと思われる中間的な商品
コーンと練り物が合わさったような、見た目も綺麗な美味しそうなものだったり。

過去にも食品メーカーでアルバイトしたので、
感覚的に思う。
全自動食品工場みたいなのが、テレビで流れるので
ほとんどが全自動化されてそうに思っていたけど
食品メーカーの工場ってそれほど自動化率は高くない。
人手に頼っているところもいっぱい。

半分以上が、アジアから来ているベテランのパートさん。
見事な職人技を持ってたりします。
コンベアで流れる速度に合わせて、
白玉を2個ずつ置いていくのとかもやりましたけど
どれだけ大変か

日本の食は彼女たちに支えられている。
そんなふうに作って、袋詰したんだろうなと思われるものを
大量に廃棄するとき、やりきれない気持ちになります。

食品偽装なんかで、マスコミが大騒ぎし
実際にひどく非難され、売上激減みたいなことがあるたびに
恐ろしくなって、
まだ賞味期限も先なのにどんどん捨てちゃう。

気持ちがこもってるんだけどなあ。

アルバイトしたよ(自販機への補充)

いま、お盆休みなので、アルバイトをしました。
アルバイトといえば、肉体労働。
体を鍛えながら、お金までもらえるという、とてもいい制度です。
とんがりさんになってからは初めてのコラムですが、その前からお読みいただいている方にはお馴染みですね。

アルバイト第四弾です。
引っ越し
食品製造(お惣菜)
食品製造(お菓子)
ときて、今日は
自販機への飲料補充の補助です。

誰もが知ってる大手の飲料メーカーです。

いきなりパニック
集合場所である東京テレポートに行き、先方の携帯に電話。
ところが
お客様のおかけになった電話番号はただいま使われておりません。

うひょー。
どないしょう。
担当者の名前は出てるので、会社からたどるしかない。
会社に電話すると、
営業時間は終了しました。
朝の8:15分に大手の会社に電話が通じるわけありません。

万事休す。
とそのとき、8:30ぴったりに先方の担当者から電話がありました。
助かったー。
結局電話番号の記載ミス。

仕事内容は
社員さんと一緒に自販機のある場所をトラックで回ります。
乗ってる間の私の役割は左折するときに人がいないことを確認し、OKであることを伝える。
オッケーでーす。
ううっす。
慣れてくると楽しくなってきます。

自販機の場所に来ますと近くにトラックをとめ、2人で自販機のもとへ。
社員さんが自販機を開け、売上を回収し、ハンディターミナルでピピピッとやって伝票を出します。
その間に、私、助手は横のゴミ箱をあけ、缶やペットボトルを回収し、新しいごみ袋をゴミ箱にかけます。
ゴミを持ってトラックに戻ります。

ピッキング
ここからが本番。
伝票には何を何本補充するか書いてあるので、私はペットボトル、社員さんは缶を集めます。
例えば○○茶を何本とあれば開いた段ボールか、スーパーの買い物かごみたいなのに移します。
積んである横からとれるのもあるのですが、段ボールの上をパカッと開けないと取れない飲料もあります。
外国ブランドのやつは大体そうかな。
そうなると、上にある段ボールをわっせわっせとどかさないとたどり着かない。
狭いトラックにびっちり詰まってますから、このピッキング(品出し)はえらい大変。
飲料の500mlペットボトル24本入りの段ボールはかなりのもんです。
さすがに社員さんはさっさかやるんですが。
そもそも、ちっちゃい伝票はスペースが限られてるから、略称で書かれてる。
これは何でしょうと聞いて、
はいはい、飲んだことある。

台車に積み込んだら、あと自販機に、ガシャガシャー、ガシャガシャーと入れ込んでいくのは社員さんの役割。
何を何処にという棚表を見ながら、まあ素早い。
棚表はころっころ変わるから、覚えてても意味がない。
その場で、瞬間的に見て入れる。
芸術ですわ。
たまに、違うもんが出てきても許してあげましょね。

その間、助手は何をするかというと、ピッキングの都合で外に出した箱を戻したり、空になった箱を潰したり。
これも結構の重労働。

きつかったけどおもろかった
引っ越しの時思ったけど、トラックで回るタイプの仕事はペアを組む相手の社員さんの人間性次第ですね。
アルバイトとしては4回目で精神的に余裕が出てきたというのもありますが、結構話しかけました。
とってもいい人。
楽しい一日になりました。
さすがにきつかったのはきつかったです。
引っ越しとおんなじくらいかな。
初めての人でなかなかここまでやれる人はいません。
と言ってもらえて気をよくしましたので、
また同じバイトをしたいと思います。

索引はこちら
[アルバイト]シリーズはこちら(少し下げてね)