[ことば日本史]ゴタゴタ

ことば日本史、鎌倉時代の禅に関わることばから

ごたごた、ってゴンゴン、バンバンのようないわゆるオノマトペかと思いきや
背景になる歴史があったんですね

ゴタゴタ
文応元年(一二六〇)に南宋から招いた臨済宗の僧、兀庵普寧(ごったんふねい)は、
北条時頼の要請により建長寺の二世となったが、
その説教はややこしくて、わかりにくかった。

それで入り組んでごちゃごちゃしてることを、兀庵みたいだというので、
「ゴッタゴッタしてる」、さら「ごたごたしている」というようになったという。

時頼の死後は理解者もなく、門徒間の争いに嫌気がさして、
文永2(1265)年に帰国。

ゴタゴタの兀庵がゴタゴタに嫌気がさした、なんともはやな結果

[大阪京都旅行] 息子が主役

[お出掛け]娘夫婦に会いに
[大阪京都旅行]その2。四天王寺で仏教伝来[大阪京都旅行]その3。なんでそんなことが
[大阪京都旅行]1日目それから
[大阪京都旅行]金閣寺でピカピカ
[大阪京都旅行]金閣寺。もっともっと
[大阪京都旅行] 徳川の歴史、二条城
[大阪京都旅行]二条城、その2
の続きです。

遅めの昼食を終え、帰りの新幹線の時間まではまだ少し時間がある
行けたら行こうと思っていた、御所に行くかどうか

さすがに二条城でいっぱい歩き回って疲れた
この近くをちょろちょろっと見るだけにするか
ここってどのあたりなの?

電子書籍であらかじめ買ってあった京都のガイドブックを見てみる

そうなんだ
じゃあ、ここ近いね

カミさんはほっとひと安心
御所に行くと行ったら
いや、行った行った、さっき行ったじゃない、と言おうと思っていたのよ

坂本龍馬

坂本龍馬が中岡慎太郎とともに殺された「近江屋」
慎太郎どうじゃいこの考えは
日本の夜明けは近いぜよ

な、何者ー

中岡慎太郎が一時期住んでいた場所

息子のお母さん(長女の嫁ぎ先)は新撰組が大好きで
幕末の志士の古高俊太郎、という人が住んでいたところを訪れ
中まで見せてもらったことがあるらしい

ここから近いんですよ

良いねえ、行きたい行きたい


ここの通りは、こういう感じのお店が多くてね
こっちの方は、むしろこんな感じで

息子が色々教えてくれる

えっ、なんでそんなに詳しいの?

京都は好きで、年に一度ずつくらい訪れていたんですよ

それを早く行ってよ

ここからは息子が主役
実に詳しい
もう少し先まで行ってみます?

行く行く

先斗町
♪京都ぽんとちょーに降るゆーきも~

あっ忍者だ

写真良いですか?

どうぞどうぞ

鴨川
降りて見て良い?

これ、ニュースで出てくるなんちゃら床か

高いんですよ

南座

目疾(めやみ)地蔵
目が良くなりますように

京都っぽいお店

着物の小物とかを売っているお店で
ちょっとしたバッグ的なものを贈答用にカミさんが購入

永楽屋

娘夫婦が和手拭いをプレゼントしてくれて以来
和手拭いを部屋に飾っている

この前も永楽屋で梅の図柄の和手拭いをくれた
自分で、桜と鯉のぼりは買ったので、2月4月5月は揃ったけど、そのあとも買わなきゃ

6月であやめ

8月は花火
竹は息子からプレゼント

この先が八坂神社
こっちに行けば、建仁寺

ええっ、建仁寺も近いの?
行く行く

カミさんが
ちょっと待ってよ
疲れたから近くをちょっとだけじゃなかったの?

建仁寺って聞けば行かない訳にはいかないよね
京都五山、第三位だよ
臨済宗の総本山

花見小路
おおっ京都っぽい

息子が
都をどりやるんだね
今度見に来よう

建仁寺
でたあ建仁寺

えっ、嘘ぉ
ほんの数分前に拝観時間が終了
永楽屋でかなり時間使ったから仕方ないね

本来なら見れたはずのものをネットからちょいと拝借




仕方ないので建物の周りを巡りましょう



帰りに団子を食べたり

京都っぽいお店を色々見つつ車に戻りました




息子に、
いっぱい案内してくれてありがとう
本当に楽しかった

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[緊急告知]めでたいーっ。祝祝祝祝ーっ

大阪京都旅行の最後のブログを書こうと、あともうちょっと、ってところで
大阪の長女から、電話

ちょっとした心配ごとがあったりしたので
そこそこ長話

そいじゃね

電話口の向こうから息子の声

こらこら、言わなきゃ

うーん

なになに?
ひょっとして

産婦人科に行って来たんだけどね

ほうほう、産婦人科に

1月にね

ほうほう、1月に

赤ちゃんが生まれるかも知れないの

ええええっ
おめでとうーっ
おめでとうーっ

やったじゃーん
おめでとう

ありがとう

ちょっとちょっと、息子にも変わって

あっ、大丈夫です。スピーカーで聞こえてます
ありがたいことに授かりまして

向こうのお母さんにも言ったのね

はい

いやあ良かった
ちょっと、お母さんにも変わるね

いや、大丈夫。知ってるから

えっ、どういうこと?
いつ?

1週間前

い、1週間って
まあエエわ、めでたいこっちゃし

そいじゃね
ありがとうね

ヤッタア
どれだけ待ち望んでおりましたか
孫でございます

おじいちゃんですよお

おおっ、なんたる甘美なる響き

娘が、お母さんになります
自転車の前に小さな椅子取り付けて走る訳です
あの、ちっちゃかった娘が、お母さんです
いかん、目頭にうっすら

今年の三大ニュースはこの時点で確定です

めでたいっ

大阪京都旅行のレポートは次回まわしね

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[大阪京都旅行]二条城、その2

[お出掛け]娘夫婦に会いに
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[大阪京都旅行]金閣寺。もっともっと
[大阪京都旅行] 徳川の歴史、二条城
の続きです

二条城
天守閣跡を過ぎた頃にカミさんや娘から提案

この先にある茶房で私達休んでるわ
〇時になったら、最初の門のところで待ち合わせましょう

なるほど、あっちこっち細かいところまで見るのはもう疲れたと
分かる気がします

ここから、違った味わいの庭園がいくつか見れる
一人で満喫することにいたしましょう



寛永3(1623)年に建てられた米蔵
寛永の大改修が1624年だからその少し前
家光が30万人を引き連れて入城した10年前
30万人はここの米を食べたって事です

ほれほれ、遠慮せずにもっと喰え

北中仕切り門
門の種類としては埋門(うずみもん)と呼ばれる種類で
左右石垣でその中にうずもれている
色々門は見てきたけど、ここまでちゃんとした埋門は始めて見た

枯山水型の庭園

清流園
昭和にできた庭園
和洋折衷スタイルになる




この建物がすごい
なんとあの、江戸初期の京都の大商人、角倉了以(すみのくらりょうい)が住んでいたもの
そのあと、何度も持ち主を変えながら大事に受け継がれ
昭和になって、この場所に移築された

おおっ、定規筋(じょうきすじ)5本
最も格式が高い証

とはいえ、実はおかしい

朝廷関係の建物や、寺院にしか許されていないもの
城ってそもそもジャンルが違う
いかに家康が、自分を特別なものとして扱わせたかという力関係が良く分かる

収蔵館

実は、二の丸御殿で書かれていた狩野派の障壁画(ふすまの絵)はレプリカ
鮮やかできれいではあるんだけど
そんな前のものが、そこまで鮮明に残っている訳がない
本物も実はあって
それがこの収蔵館で見れる

何度か、修復を重ねつつ残している
初期の頃の修復の跡とかも見れて
障壁画を残すための苦労も分かる

本物の重みとそこから伝わってくるもの

残念ながら、撮影NGでした

隣のお土産屋さんで二冊目のガイドブックを入手

カミさんたちと合流です

うなたま
遅めの時間になってしまいましたが、昼食を予約してくれていました。

名物のうなたまを注文

おおおっ、すごい
何と奥ゆかしいのでございましょう
日本一の鰻、としながら
出てきたパッと見に鰻が見えない

京都の人の考え方は素晴らしい

めくってみましょう
出たあっ

この玉子の美味しいこと

そして、鰻
確かに今まで食べた鰻と全然違う
香ばしい
あらま
ええもん食べさせてもろうた
思い出に残る味

まだまだ続きます
続きは次回ね

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