とても長い一年でした。感謝!

歳をとると1年が早い。
あっという間にもう年末?

そうなるのは、比較対象になるのが今まで生きてきた人生全てになるから。
今まで20年人生色々あったけど今年はこんなことが有ったと
分母が20年になって今年1年が分子になるより
分母が55年になって1/55になる方が短いから

今年一年はとても長い一年でした。
去年も長かったけど、今年はさらに長かった
いくら分母が増えようとも、分子の1年が思いっきり充実すれば、こんなに「長かった」と感じれるものなのか
自分のこの感覚がとても嬉しいです。

今年一年
去年ダイエットして、人生に対する価値観がガラッと変わって
ブログも始めた。
こんなに大きな変化はもう自分には起きないんだろうなと思っていました。

ビックリです。

大変革2年目でここまで大きな「さらなる変化」が待っていようとは

ウォーキング
大きな変化のひとつはウォーキング同好会です。
楽しくて仕方がない。
2/28に東久留米でウォーキング大会を開催。
人生での大きな挑戦でした。
その時、趣味人倶楽部のコミュニティ「ウォーキング同好会」を登録したんですが、会員数3人だけの休眠状態

5/30に小平グリーンロードを企画してから、急に人数が増え出しました。
そして、今や会員数112名
100名を越えた契機に入会制限を設けて「先にイベントに参加してくれた人」としてからはゆっくりペース。
でも着実に人数が増えていっています。
イベントも実に20回開催してきました。
私一人では無理なので、みんなに助けてもらっています。

いつもしみじみ思います。
本当に良いメンバーに恵まれました。
毎回毎回盛り上がり方がものすごい。
いっぱい支えられての一年でした。

とんがりさんコラム
今までブログはやっていましたが、趣味人倶楽部の中でとんがりさんコラムをやらせていただくようになったのが5/20
注目していただく事がグンと増えました。
いつもいつもコメントありがとうございます
コメントがどれだけはげみになっているか

通算アクセス数が40000アクセスを越えました。
感謝です。

ブログは生きている証だと以前お話ししました。
ブログをやって本当に良かった。

過去の私の人生は波瀾万丈でしたが、
振り返ることができました。
自分史を整理することができました。
そして、それにコメントいただける。
とても幸福者です。

本もいっぱい読みました。
おそらくブログをやっていなければ、ここまで本を読むことは無かったと思います。
ウォーキング同好会で七福神巡りをやることを経緯に七福神に興味を持ち、
そこから、古事記・日本書紀に興味が広がり、古代史へ、日本の神社仏閣へと広がっていきました

ブログをやっていなかったら薄い人生だったかもしれない

こんな濃いい濃いい人生になったのも、全部皆様のお陰です。

感謝感謝です。

本当にこの一年ありがとうございました。

来年も良いお年をお迎えください

甲山と、以前住んでた家探し

年末年始で、兵庫県加古川市の実家に帰っています。

関東と関西では、なかなかすぐには帰れません。
親との共通の思い出が欲しいなと思いました。

昔は、親子で出かける事なんてありませんでした。
めったになかったその機会は強く印象に残っています

父さんの思い出であれば、経緯は覚えていないんですが、神戸だか大阪だかに行った。
おそらくめったに無いことだから、食事にでも行くかということになった。
美味しいと評判のチャンポンメンの店。
キャベツをザクザク切るのが見えた。でっかく切るもんだなあというのを、なぜか明確に覚えている

母さんとの思い出であれば、何かの用事で出掛けたんだけど多少時間が余ったんじゃないかと思う。
映画でも見るかと言うことになった。
忘れもしないチャップリンのモダンタイムス
後にも先にも親と一緒に映画を見たなんて一度きり。
慣れてないと言う事も有るかもしれないし、初めての事でハイテンションになっていたのかもしれない。
映画館の中で母さん一人が大声をあげて大笑い。
恥ずかしいのなんのって。
でも、ちょっとだけ、始めてみる母さんの一面が嬉しかった。

甲山(かぶとやま)
どこでも良かったんですが、「思い出」というと兵庫県西宮辺りの人は甲山なんです。
またかいと思うんですが、小学校で遠足と言えば絶対に甲山。
300mほどのとても小さい山。
何度も何度も行きました。
でも、なんせ昔の話なので良く覚えていません。
戦国武将の甲の形に綺麗に似ている。
ちょっとキツいなと思った頃に丁度頂上につける。
無性にもう一度行ってみたくなりました。

兄弟全部で
姉と妹にも電話し、一緒に行こうかということに。
姉のところは旦那様も来てくれ、総勢5人でいざ。

甲山森林公園
甲山の近くに、甲山森林公園がありました。
展望台から見事な眺望が見れました。
モニュメントもあり、そのバックに甲山が映えます。
Jpeg

甲山
いよいよ甲山
途中若干キツかったけど、思った通り、キツいと思ったら丁度頂上でした。

帰路で
帰りは、北山貯水池の方に回りました。

神呪寺にも寄り、鐘もつきました。
ここからの眺望もとても良かった。
Jpeg

帰りは関西学院大学のキャンパスにも行って、おしゃれで素晴らしい時計台とかに感激。
Jpeg

中学へ行って
ここまできたら通っていた中学が通り道だからよってみたいということになりました
西宮は1年ちょっと住み、そのあとまた引っ越しちゃったので、私は小学校だけで中学は行っていません。

以前に住んでいた家に
そうなってくると欲が出てきました

ここまできたら、昔住んでいた家にも行けない距離じゃないね

ちょっと寄ってみる?

西宮にいたとき住んでいたのは、マンションというには気が引ける感じの集合住宅。
でも、もう残ってないかもね

地図を広げて、ようやく、町名までは思い出したけど、番地までは到底思い出せません。
何せ、42年前に1年ちょっとだけ住んでいた場所。
記憶が甦るかどうか。

昔のその時の思い出話を話ながら、その場所の近くまで

この辺かなあ
この辺りではない気がする

見事に大きく町並みが変わっています。

こんなに変わってるんじゃ、取り壊されたのかもね。

散々歩き回ったのですが、どうしてもここっていう記憶が甦ってこない。

この辺だった気はするねえ。
じゃあ、この辺だったという事で。

駅まで向かう途中、姉が、建物の間から見えたマンションを見て
あんな感じだったよねえ
どれどれ
うん。あんな感じだった。

急いでその場所へ

これだっ。

前の畑の感じが当時のまま。
マンションはそのままに残されていました。

ついつい、みんな声が大きくなってしまいました。

角に立ってた一軒家は覚えていたんですが
残念ながら表札がかかっておらず、特定できませんでした。

でも間違いなし。
ここまで来た甲斐があった。

充実感満点の一日でした。

ブータンという幸せの国、間違いない!

ブータンの本を2冊読みました

GNH(Gross National Happiness)「国民総幸福」という指標を掲げた幸せの国
テレビでも何度か取り上げられ
民族衣装を着ることを義務づけられている
ということくらいの予備知識

読むとかなり印象が変わりました。

ブータンを表すキーワードとしては
国王、仏教、水力発電、森林面積、民族衣装、鎖国、女系大家族、時間、ブータン暦、・・

ブータンは本当に幸せの国だと思う
一冊目の本はブータンを全般的に分かりやすく説明してある

テレビとかで幸せの国だと言われているし、面白い国だなあとの印象

でも、2冊目を読んで、これは通りいっぺんで書くべきではないのでは、と思うほど衝撃を受けた。

「ブータンに魅せられて」を書いた今枝由郎さんは、実際にブータンに住み、国立図書館に顧問として10年間勤務した
外から見た評論と、重みが違う

開発のスピードを敢えてゆっくりにしているとはいえ、開発は進んでいるわけです
1冊目を読んでいる間は、古き良き時代を懐かしみ、ノスタルジーで語られる事も、現実にはどうなのかと、斜めに見る部分はありました。

本当に幸せの国だ。
言い切って良い。

そう思った。

今枝さんの色んなエピソードを紹介しながら、ブータンの事をお伝えしていきたいと思います。

まずはごくごく簡単に概略だけ
20世紀に入ってから、初代国王が選出された新しい国
現在は5代目
中国のチベット自治区とインドに挟まれたヒマラヤ山脈の南斜面の国
人口は70万人、面積は九州よりちょっと大きい
人口に関しては面白い話があります

人口に関して
ブータンの人口は資料によってまちまちです。
けっこう多いのが130万人というもの

1971年に国連に加盟したんですが、その申請の時、書類に人口を書く欄がありました。

さあ困った。
そんなの調べたことがない。

あんまり少ないと通らないかも知れないし。
100万かな。

その次の年も困った。
今年はどうしよう。
世界の人口増加の平均ってどれくらい?
じゃあうちもそれくらい増えたということで。

毎年、増加率を掛け算して申請していったら、130万人になっちゃった

2005年にちゃんと調べたら60万人だった。
2008年に調べたら70万人。

万事こんな感じの、ゆったりした国です。

鎖国と開国
国ができてから、かなり長く鎖国状態でした
ただ、1959年、中国がチベットに侵攻、ダライラマ14世がインドに亡命というチベット動乱が起きた。
挟まれたブータンは、インドに助けを求めたことから、仕方なく開国します。

観光事業開始
1971年に国連に加盟したあと、1974年に第4代国王の戴冠式というのがありました。
外国からの来賓も招きましょうということになります。

えらいこっちゃ

ブータン初の自動車道路も作りました。
迎賓館も作りました。
十数台のロールスロイスも買いました。

戴冠式はとどこうりなく終わりました

良かった良かった

ところで

迎賓館作っちゃったけどどうする?
ロールスロイスも買っちゃったよね

そのあと、使う予定もあてもない
じゃあ、勿体ないから、その範囲で外国人に来てもらって観光事業を始めるか

これが、ブータンの観光事業です。

ブータンは古くからの仏教国
立派な寺院がいっぱいあります。

観光としてはこのうえない材料ですが、
発想はあくまでも迎賓館の活用。

だから、観光客というより来賓。
個人の旅行はダメで、少人数のグループに限り、一人一日100ドル(約3万円)
世界最貧国への世界で最も高い観光旅行とも揶揄されます。

この観光に関してはまた面白い話がありますので、次回以降で
観光以外でも、色んなエピソードを紹介していきながら、
なぜブータンは幸せの国なのかについて、一緒に考えて行ければなと思っています。

そして、国ってどうあるべきなんだろう
幸せって何なんだろう、って考えるひとつの材料になれば良いのかも知れません。

潜在意識って、こんな奴等

潜在意識の本に有ったこと、第二弾

あなたのなかにいる「たくさんのあなた」
潜在意識の特徴としてあげられるのが、全体性
全体が仲良く手と手をとりあっている

潜在意識の世界では、何かひとつだけ成長するってあり得ない
逆を言うと
成長するときには、全体が揃って成長する

金持ちになりたい
「経済担当のあなた」が
がんばるぞー

すると、他のみんなが
おいおい、みんなで行こうよ

この辺は、最初に話した現状維持メカニズムの原因のひとつにもなるんでしょうね

この事から何が言えるのか

何か変えたければ、全体的なことを意識しないと、それだけだと、それ以外のあなたに押し戻されますよってこと

本ではダイエットのリバウンドを例にあげてるんだけど、
となると、私はむちゃくちゃ実感があります

今まで、何度か書いてきましたが、リバウンドしないようにするためには、元の場所を無くしてしまえば良い。
減量を目的にしている間は、絶対にリバウンドする
健康だったり、人生作りだったり、仲間作りだったり。
私は、ダイエットしてから、価値観も生き方もまるっきり変わっちゃった

「○○担当の私」みたいなのが、あれもこれも、よってたかって変わっちゃった
元の自分がなくなっちゃったから、戻るってことがイメージできない
元の自分ってどんなだったっけ

快癒力、の話も同じかもね
「病気を治したい」などと思っている間は病気は治らない
治癒担当の自分がいくら頑張ったって
他の自分はこんなこと言うかも

ええやん、病気は悪いことばかりじゃない、働きすぎたよ。ゆっくり休もうぜ

ええやん、病気のおかげで、人の優しさに触れられた。もうちょっとこのままでいさせて。

どれだけ真剣に心を向けたか
ここからが、この本の面白いところ

全体的なレベルアップっていったって、時間がないよ
何をしようにもカネがかかる。そんなのありゃあしない。
ってのは、意識の世界の話ですよ

潜在意識の世界では大丈夫
どれだけ真剣に心を向けたか、だけでいいんですよ

もし、家族に会うわずかな時間すら持てなかったとしても、
家族が支えてくれているから仕事ができる。
ああ、ありがたい
今度旅行に一緒に行こう

と、思うだけでOK
というんですね
空手形でも大丈夫。

なんて便利な。
これなら、時間も金もなくても確かになんでもできるわ。
お手軽っ
これなら、「全体的なレベルアップ」みたいな難しそうなことでも
難なくOKですね

逆の場合
この全体性って、逆のときにとても有効に働くんです。
「○○担当のわたし」が何らかの理由で落ち込んじゃったとします
そしたら、他の潜在意識たちが、手を取って引っ張りあげてくれる。
良いんだよ、君だけじゃないから

これって、愛じゃないですか

人間って人に愛されて至上の喜びを感じる

以前、腸内フローラの話の時、こんなことも言いました。
人間は、どんなに「誰にも愛されていない」って感じる事が有るにしても
腸内細菌に愛されている
もうそれだけで温かい

そしてさらに、
潜在意識は潜在意識でお互いに愛し合っていた。

無敵だーー

私たちは繋がっている
ここまでいったら、オカルトめいて、何でもありかって感じにもなりますが
私は素直に、そうだよなって感じになりました

潜在意識の全体性って
自分の中の潜在意識どうしが繋がっているだけじゃなく
周りの人たちの潜在意識とも繋がっている

違和感あります?

良いじゃないですか
単純に考えて
周りの人たちがハッピーにならなければ、自分もハッピーになれない
周りの人たちを豊かにしてあげることで、はじめて豊かになれる

私は、全然違和感無いです

頭と心
結局、この本の言ってることは
私が前に書いた、頭と心でいうと、意識が頭で、潜在意識が心
脳で言うと大脳と小脳
伝達方法で言うと、神経とホルモン
ピピッてやつと、じょわじょわってやつ
人間には両方が存在するから、潜在意識の特徴もちゃんと分かってないと
わかりやすい頭の方だけでやろうとすると失敗しますよって

面白いのは、さっきの時間や金の話もそうですが
意識の方では、現実世界と境を接しているから「できないこと」が色々存在するけど
潜在意識は意識を介してもうひとつ中側だから、「潜在意識を変える」ための独特の方法が存在すること。
そうするともう潜在意識は抵抗勢力でもなければ「心のブレーキ」でもなくなる
立派な応援団です。

納得、納得。

その「潜在意識の特徴」なるものを、続けて次回以降も紹介する事にします