「科学で読み解く迷信・言い伝え」シリーズです
迷信と言えばやっぱりこれ
トイレの花子さん
誰もいないはずの学校のトイレで「花子さん」と呼びかけると、
奥から3つ目の部屋から返事がある。
あるいは、中から赤いスカートをはいたおかっぱ頭の少女が現れて
個室に引っ張り込まれる。
そんな都市伝説がある。
もともと1950年代に生まれた話だといわれるが、
1980年代になって数多くのバリエーションをともなって
全国に急速に広まり、映画や漫画にもなった。
一説では、この話は、昭和12年に岩手県で起こった一家心中事件が発端だといわれる。
夫の不倫に苦しんだ母親が家族を道連れにして死ぬという事件があった。
母親が長男や次女を殺すのを見た長女の花子さんが、
学校のトイレに逃げ込んだが、用務員が母親にそれを教えたために、
やはり同じように殺されてしまったという。
これが「トイレの花子さん」という都市伝説のきっかけだといわれる。
しかし、この話そのものが変形、亜種のひとつであり、
やはりつくり話だともいわれており、どのようにして生まれた話なのかはわからない。
厠神(かわやがみ)
トイレは古来、神聖な場所だった。そこには厠神という神様がいて、
左右の手で人間の排泄したものを受け止めてくれると信じられていた。
その神を祀るという意味で、江戸時代頃からトイレには花を飾ることが多かったし、
人形を置くこともあった。
その人形の多くは、赤と白の服を着た女の子だったともいわれる。
その姿はまさに、トイレの花子さんと重なる。
ある意味、それは日本人の記憶に刷り込まれた風景のひとつかも知れない
トイレの神様
植村花菜の「トイレの神様」
流行ったのはもうけっこう前になりますね
♪トイレには~
それはそれはきれいな女神様がいるんやで~
おばあちゃんとのほっこりしたやり取り
何度聞いても目頭が熱くなる大好きな歌
学校の怪談
学校の怪談って、トイレの花子さんを含め
音楽室や科学の実験室を舞台にした、色んなバージョンが
どこの学校にもある
いまだに覚えているのが、小学校の高学年だったろうか
少年自然の家みたいなところで夏に合宿のイベント
夜、みんな外に集まって肝試し大会
先生が、まずみんなに「学校の怪談」で怖がらせ
数人ずつで、コースを巡る
コースを巡った方は全然記憶に残っていないが
先生が学校の怪談を話してくれた、ということが衝撃的だった
話上手な人気者の先生とかじゃなく、普通の先生
ギャップと言うんだろうか
それなりに怖い、というレベルだったかも知れないが
この先生すごい、って一気にその先生の事が好きになった
今思えば、その時のために一生懸命ストーリーを練って
練習もしたんだろう
顔も名前も覚えていないけど、あの時の先生!
初老になった私はあの時の生徒です
いまだに印象に残っています
学校の怪談
大成功でしたよ