日の出山でコンプリーート

東京都ウォーキング全市町村(島を除く)にリーチがかかってから、
ずっと機会をうかがっておりました。

今日だ!行けっ

日の出山

武蔵五日市駅。

あらかわいい自販機

可愛いマンホール

バスに乗って松尾バス停で降ります。
あらヤギ牧場

ロッジ?

窯のある民家

その窯で焼いた瀬戸物なのかな

登山口に来ました。

左側が新道。右の山に上がっていく道が旧道

往復するコースだけど、帰りが楽な方が良いから、行きは旧道といたしましょう。

道が崩落してる。おお恐

久々の登山でバテバテ
頻繁に休憩


まだ続くのかな

マップにはところどころ眺望が開けて眺めが良いって書いてあって
それを楽しみに頑張るんだけど、ずっとずっと杉の中の登りが続く


ちょっと明るくなってきたから、高度が上がってきたかな

前に、柴犬と子供二人連れのファミリー
頑張れっ

後ろから抜かれちゃった。
6~7年前によく低山登山をしていたときは
抜くばかりでほとんど抜かれる事は無かったんだけどなあ。
年とってる訳だし、仕方ないね

顎(ぁご)かけ岩

ヤマトタケルが顎をかけて、関東平野を見渡した岩
腰掛けではなく、あごをかけた、としてあるのが
なかなかのセンスです。

両側が急斜面になっている尾根道

ああっ。ようやく眺望が開けた。

気持ち良い。深呼吸。

ようやく、旧道と新道の合流点に来ました。

頑張るぞ!

また、眺望

クロモ岩の展望台
ちょっと眺望がありました。


階段のところですれちがった人に

もうちょっとでしょうか

まだけっこうあります。
上は良いですよ

そうか、残念
頑張るぞっ

そして、とうとう最後の階段

よっしゃあ。頂上





目一杯深呼吸

ベンチがけっこう並んでいて、あずまやもあった


5~6組いたかな


さあ、お弁当食べましょう
コンビニで買ってきた、サラダうどんとサンドイッチ
格別です。

ゆっくりしていると、
さっきの犬と子供連れの親子が来た
やったね、おめでとう。

お弁当も食べ終わって、再度、眺望を眺めていると

ポツッポツッ
えっ、まさかの。

そこそこの雨が降って来たので
みんなあずまやの方に避難してきました。

私は、降りることにいたしましょう。

頂上でゆっくりしたあとで良かった。
ラッキー

滑らないよう気をつけて

何とか、傘やカッパがなくても良いかなってレベルの雨

新道と旧道の分岐点から、今度は新道の方へ

平井川源の碑

ここからがキツかった

コンクリで固められた道なんだけど
つづらおり的な感じじゃなく真っ直ぐなので
無茶苦茶急

足に来る来る
もうだめ、って頻繁に休憩。
下りでこんなに休憩が必要とは思わなかった。

延々と続く

巨石

ようやく戻って来ました。

コンプリーート
これで、東京都の全ての市町村を歩いたことになります。
7年前に18kgダイエットし、ウォーキングが好きになり
それまで完全にインドア派だったのが180度転換
どうにも、週末は家にいられなくなった。

それから始めた訳だからなあ
よく歩いたよなあ。
感慨深いです。

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

夢が叶いました。御岳山とロックガーデン。(前半)

今日は、ウォーキングイベント。
御岳山です。

地図

ウォーキング同好会は、街中のウォーキングメインで集まっているメンバーだから
低山と言われても、やっぱり違うよね、と
集まらないだろうと思って封印していた。

でも最近何だか余裕が出てちょこっと山歩きをしてみると
やっぱり自分は山が好きだと再認識。

人数集まらなくて良いから、イベントにしてみよう。

今までずっとひとりで山歩きしていて
もちろん楽しいんだけど
グループで来ている人達を横目で見て
うらやましいなあ、とは思っていた。

もし、誰かと喋りながら山登り出来たならどんなに楽しいだろう。

そして今日。

雨予報
この一週間ずっとなぜか土曜日だけ雨予報。
せっかく一緒に歩いてくれるという人がいるのに。

私は、晴れ男
今まで数々の週間予報を覆してきた。

どうしよう。
平地の雨と山の雨は話が違う。
晴れ男だろうが普通に考えると中止にすべき。
昼ちょっと前から雨。70%
山で雨なんて何が面白い。

でも、ずっとずっと夢だった日
どうする。

掲示板に書き込んだ。

決行します。

メンバー
自分だったらキャンセルすると思うから、当然全員キャンセルだろうな

でも
3人も来てくれた。

夢が現実になった。

まだ、雨は降っていない。

御嶽渓谷
時間が前後します。

1時間ほど早く、御嶽駅に着きました。
駅から歩いて行けるところの御嶽渓谷に行きたかったから。

渓谷ファンとしては、紅葉のこの時期に、
紅葉の名所、御嶽渓谷に寄らないとなれば
渓谷ファンの面汚しです。

やったー

紅葉の錦神のまにまにー

うわあ、あっちの黄色何?銀杏がむっちゃ綺麗な黄色やん
この紅葉、何とも上品な朱色だこと。

川の水がどどっと流れる
そのもう少し上流のところで、カヌーの練習をしているくらいだから
かなりの急流。

そして、渓谷ファンとしては、最もおすすめの、切り立ったどどーんとした岩の壁。

吊り橋を渡る
これも渓谷の常連さんメンバーですね。

ぐるっと回って、見事な銀杏も見て、駅に戻りました。



御嶽山
歩いて登る予定は断念。
ケーブルカーを使うことにしました。
雨が降り出すまでの時間勝負ですから。

ケーブルカーの上の駅近くの展望台。
見事な眺め。
空の色は暗いものの
眺めの良さは、影響なしでした。

ただ、ボードに書いてあった東京スカイツリーは見えなかった

本来は、この方向なんでしょうね

メンバーが気づいた。
うっすらと見えるよ
ええっ
ようく目を凝らすと、確かに
やったー

苦労して見つけるのも
それはまたそれで感動です。

山頂の茶屋集落はほとんどお休み
不思議です。
紅葉の時期の週末なのにね。
雨予報で諦めたのかな。

御嶽神社
山頂にある御嶽神社。
早速、昨日書いた鳥居の話が役に立ちました。

これは、明神鳥居です。

極彩色の日光のような拝殿。

ここからの眺めも見事でした。
眺めが良いところの私のルーティーン
深呼吸もまた出番です。

長尾平
ちょっと早めですがお昼にしましょうか
長尾平というところまで行くと
また眺めの良い展望台。

テーブルとベンチもあったので
ゆっくりとお弁当を広げ
おしゃべりしながら、眺めも楽しむ。

ああ、これを夢見ていた。

いつも山頂ではひとりで食事だった
グループの人達は楽しくお弁当。

今日はね
こちとらだって、楽しくお弁当だい。

お分かりでしょうか。

そうなんです。

不思議だねえ。まだ降ってこないよ。
決行にして良かったよ。
正直、お昼まで天気が持つとは思わなかった。

メンバーは口々に
ホントだねえ
正直参加は随分迷った。
掲示板見たときは
ええっ、本当に決行なの?ってね。

来て本当に良かった。

長くなりました。
続きは明日にします。
さあ、このあと、天気はどうなったでしょう。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

蕨山登山(後半その2)

蕨山登山、前半と後半その1まで終わりました。
蕨山登山(前半)
蕨山登山(後半その1)
恐怖と魅惑の後半その2になります
地図
岩場のある急坂には、途中、木の向こうに絶景が見えるところもありました。

杉林の急坂
さわらびの湯でもらった簡単な地図には
岩場のある急坂は1/3で、次には杉林の急坂とありました。

うわあ
まだ別のタイプの急坂があるのね
もうすでに、足が変調をきたしております。

心臓バクバクになるのは登りだけど
足がおかしくなるのは圧倒的に下り。
ここまでの急坂が延々と続くと
膝への衝撃はすごいものがあります。

ワナワナ、ガクガク

杉林の中の急度もすごかった。

目の前に異様な風景が現れます。
写真で伝わっているかなあ、この異世界。
切り倒された杉が年月をかけて谷へ谷へとずり落ちていって
その木々に見事なまでの苔がむしている。


意図したものではないため
こんなの見たことない風景
しばし言葉を失う

私は一体、どんな世界に紛れ込んでしまったのか。

そして、先々週の顔振峠から黒山三滝へ向かう途中であった
あの苔の芸術品展覧会が再現します。
あの時とちょっと違う感じですけどね

そして
水の音が聞こえてくる

おおっ
先々週の再現か

出たっ小川

持ってきた、お茶と野菜ジュースは食事の時に飲み尽くし
喉はカラッカラ

うがいをして生き返るぅ
ええい、飲んじゃえ
顔も洗って、気持ちいいっ

もう一ヶ所川を跨いで

何と、人口のダムとはいえ
滝があった!
これは、地図にも、紹介サイトにも出ていなかったので
お得感満載です。

バス停へ
とそこで林道に出ました。
この林道が最後の1/3です。

とはいえ、横に沢が並走している雰囲気の良い道です。

ここで時間を確認しました。
16:14
うわあ、やっぱり随分経っちゃってるなあ

待てよ

行きにバスで名郷に行けなかったとき
心配になって、名郷から飯能の帰りの時間帯のバスがあるか
ネットで調べていた
15:00台に2本
念のためその次も調べていて、
確か16:20じゃなかったっけか
いかん、もう6分しかない
急げ

再度タブレットでネットにアクセスしようとするんだけど
歩きながらだからうまくいかない

いいや、とにかく急がないと
もうそれ以降はバスはありません、って充分あり得る。

足はガクガクフニャフニャなので
走るのは不可能
出来る限りの速足

ついたぁ
16:21

バスがいない
ダメだったか
時刻表を確認。

??
16:12
ありゃりゃ
元々無理だったのか

えーっと次がありますように

あるにはあったんだけど

何度見返しても
17:42

やられたあ

あそこに自販機のある売店が
お茶を買って、ゴクゴク一本一気に飲む

中に入って
パンを買い
すみません
ここからどこかまで歩いたらバス便の良いところに出れたりします?

一緒ですね

そこからバスに乗って
バスは一時間かかる
それで飯能から家に帰ると
もう夜の8時じゃないか

カミさんの目を盗んで出掛ける時は
カミさんにばれないよう
帰ってから、必死で掃除と晩御飯の支度をし
何事もありませんでしたと。

ああ、絶望

そこに運悪く家族のグループラインに
カミさんから
誰かいる?
洗濯物取り込んだ?

次女から
誰もいないよ

うひょー

恐怖と魅惑の後半、の恐怖とは
道に迷ったことでも、岩場でもなく
この事でございました。

ラインで個別に連絡を取ると、長女も次女もいなくて今日は外泊

そして、電話が
どこにいるの

そのぅ
なんちゅうか
ちょっと外にいるんだけどね

ガチャリ

万事休す

すぐそのあとラインで
6時過ぎに帰るからね
それまでに洗濯物取り込んでよ
掃除は終わってるんだよね

大変申し訳ないのですが
6時過ぎには帰れません。

何時に帰るの?

8時くらいになります。

掃除は終わってるんだよね

それからやります。

そのまま、12時まで帰ってこなくて良いです。
チェーンをかけます。
顔を見たくありません。

了解です。

お怒りごもっともです。
そもそも、カミさんの目を盗んで出掛けようと言うこと自体が
間違っております。
はい
じゅうじゅう承知はしておるのですけどねぇ

帰路
バス停で
蕨山登山(前半)の記事を仕上げました。

今度のバスはさわらびの湯経由
ひょっとしてさわらびの湯でゆったりできれば
ゴージャスな旅

やっと来た運転手さんに
すみません、さわらびの湯から飯能までのバスは遅くまであります?

いえ、これが最後です。

えっ、そうなんですか

ひとつ停留所分歩いてもらえれば
遅くまでありますけど
さわらびの湯の営業が終わっちゃうと寄らなくなるんです。

ネットで調べると、さわらびの湯は午後6:00まで
断念

清瀬まで帰って
いつものスーパー銭湯、お風呂の王様へ行くか

100円ショップでタオルを買って
食事も済ませ
バスでお風呂の王様へ

ああ、さっぱり
生き返るぅ

23:00頃ラインが

みんなの分の洗濯は済ませました
自分の分だけ、洗濯してください。
もう寝ます。
玄関は入れます。

ありがとう。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

蕨山登山(後半その1)

蕨山(わらびやま)登山の前半はこちら
蕨山登山(前半)
地図
蕨山へ
前半は
ずいぶん下りちゃうんだなあ、という所まででしたね
ひょっとするとお気づきかも
これは「振り」でした。

ずいぶん下りちゃうんだなあ
でも、ちょっと待てよ
いくらなんでもちょっとおかしくないか?
尾根づたいの筈

上がったり下がったりはあるものの
方向としてはほぼ真っ直ぐであるべき
くねくね行ったり来たりの下り方は
これ、本格的に山を下りようとしていない?

いよいよその先に見えてきたのが
林道

おかしい
一度林道に出るならばこの簡単な地図にも書いてあるはず
以前にこの逆コースを辿った人のWebページにアクセスしてみよう
何々?
蕨山から藤棚山までは、私的には一番楽でした
えっ? これ楽な筈無い

結論
迷った。

過去何度かある
こういうのって山にはつきもの
本格的な山岳地図とコンパスを持ち、
その使い方をちゃんと勉強したら、解消されるのだろうか
例によって、山の中ではGoogleMapのGPSはうんともすんともききません。

こういうとき
まずは、通常の想定時間で帰ることは諦める。
そして、元の道を戻る。
元の道が分からなくなったら
とにかく上に向かう。
下がりたくなる心理をグッと押さえて登る。
ここまでは知っている。

確かに今まではそれで成功した。
どんなに長い道のりでも戻って戻って戻りまくると
必ず、ここかあ、という間違えた分岐にぶち当たる

それにしても不思議
今回の場合
そもそも分岐があった気がしない

良いだろう。
戻るしかない。
うひょー
これだけ下がってきたのに登るのね

また心臓バクバク
汗ドバドバ
三半気管ゴボゴボ

でも、最悪最後まで戻りきれば
さわらびの湯に辿り着いて
生きては帰られるだろう。

なんとか登りきった
ひょっとしてここ?
今までの道幅の道を自然に道なりに行くと左
この右側って、そもそも道なの?

こっちが蕨山だとすると
何で「蕨山」って書いてない?
「河又」って何?
初めて見た地名。

仕方ない、もっと戻ろう

標識まで戻った

朽ち果てて矢印が無くなっている標識
このマジックで書いた斜めの矢印の方向に道はない
ちょっと戻って左に斜めに入る道という事?

戻ってみた
それらしい道がない

こんな時
もう少し人気のコースならなあ
さっきから誰一人と出会わない。

よし
結論を出そう
さっきの「河又」の所を上だ
「迷ったら上」の原則には合致する

また、「河又」の所まで戻り
道のような道でないようなところをひたすら登っていく

すると、これは道でしょうというところにやっと出た。

そして
天使かっ

人だ
4~5人の若い人たち

すみません
この向こうが蕨山でしょうか

はい、そうですよ
ここ、向こうに行くと蕨山です。

助かった

そして、さらに進むと
「蕨山」の標識

ああ
ああ
生きて帰れる

それにしても、このコースはそれだけ逆から歩く人は少ないって事ですね
逆からなら、あの標識でも迷わない。

蕨山山頂
来たーっ
蕨山山頂

感慨ひとしおです。

眺望はあの木さえ無きゃねえ。
ネットとかで出てる山頂からの写真は
春なので葉っぱが繁っていない

まあ良いや
今、ここに立てているということに感謝感激

例によって、山頂での儀式、手を大きく回して深呼吸

トンボが近付いて来ました
試しに手を出してみると手に止まるじゃないですか
うちのセキセイインコのくうちゃんみたい。

そのままにしてるとずっと止まってます。
さすがに1分ぐらいして
ほら、帰んな

そしてベンチのところで瞑想
でも、目をつぶっちゃうともったいないので
目を開けたままで瞑想

さっき一つだけ残しておいた、パンを頬ばる
うまいっ
うまいよ、これ。

もう一回景色見て
もう一回深呼吸して
お名残惜しいけど出発

名郷に行く、分岐の標識
実は、蕨山の最高標高地点は、さっきの展望のところじゃなく
ここだったことを後でネットで知りました。

ものすごい急な下り
逆からのコースだと、これむちゃくちゃキツいだろうなあ

岩場
そして、簡単な地図に書いてあった
「このコースのハイライト」
岩場にやってまいりました。

これ登るの大変だろうなあ
いやあ、エキサイティング

とっても危ないので
手にカメラ代わりに持っていたタブレットをバッグにしまい
無理せず、両手を使い
お尻を着いて、恐る恐る、ゆっくりと降りていく。


岩場が終わっても、何なのこの急な坂というのがずっと続きます。
こりゃすごいコースだ
いつまで続くの

そして、随分歩いて、その先にあったもの
超ド級の岩場
今までの岩場は手足を使えばなんとかかんとか登れる
鎖やロープが垂らしてある、鎖場ではない
出たよ鎖場
低山登山ばかりで、本格的登山はやったことないけど
今まで、2~3度経験した鎖場の中では、一番規模がでかい。
これを、降りる訳ね
どないしょ

ポケットに突っ込んだタブレットは途中おっことしたけど
何とか下に無事到着
ああ
生きて帰れる

いやあ、このコース素晴らしい。
エキサイティングの極みです。

そして、
恐怖と魅惑の後半その2へと続きます。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ