「これだけ! ほめフレーズ」 という本を読みました。
私は「ほめる」ということが得意ではありません。
苦手とまではいかないかも知れませんが。
やっぱり照れ臭い。
本を読んで、いかにほめていないかを実感しました。
「ほめ」至上主義
よく、ほめると叱るのバランスがうんぬんと言いますね。
これに関しては持論が有ります。
ほめる100%でいい。
自分が受ける方で言うと、ほめられるの大好き。
叱られたり、意見されたり、批判されたりするのが大嫌いです。
おこちゃまなんでしょうか。
叱られて発奮して、という経験がない。
ほめられると、むちゃくちゃ頑張っちゃう。
人に対してという方では、叱ってうまくいったということがただの一度もない。
ほめるとすごくうまくいく。
なぜほめるのか
ほめるだの叱るだの言う時って、相手を指導しようと思っている。
指導、教育、成長。
そこが根本的に間違っているんじゃないか。
人人具即(にんにんぐそく)
人は全てそのままで完全。満ち足りている。
指導するだの、成長させてあげるだのは、そもそも必要ない。
私はほめることを、指導だの成長だのに置いていない。
自分が気持ち良いから。
人をほめると、間違いなく、自分が気持ちよくなる。
それでいいじゃないですか。
相手がどうなろうが、どっちでもいい。
少なくとも、ほめてるわけだからそう悪い方向には行かんでしょう。
叱ると、間違えば悪い方向に行くという危険性があるからね。
まあ、その程度。
ほめたんだから、こうなるはず、なんてなこと思うと
「ほめる」ではなく「要求」になってしまう。
「教育」になるかもしれない。
教育しようとしたとたん、教育されまいとバリアを張られてしまう。
せっかくだから
ただ、せっかくだからというのはあり得る。
せっかくだから相手にも気持ちよくなってもらう。
その先の行動までは期待しなくていいと思うけど、
相手も気持ち良くなってもらった方が良いよね。
これには技術がいる。
本によると、意識のブロックに、はねかえされると相手は気持ち良くならない。
何かたくらんでるんじゃないの
みたいな感じ
後日、本にあるノウハウを説明します。
ほめられない
今まで、仕事上で誰かを自分が引き受けたとき、
大体半年くらいたった時点で「フィードバック」というのをしています。
それまで、メモ帳に一生懸命ためておく。
あなたは、こういう時にこんなふうにしたね。
素晴らしいと思ったよ。
自分で決めごとを作っています。
100%ほめる。
いいとこしか言わない。
叱られて伸びるなんて嘘っぱちだと思うから。
というより、叱ると自分が気分悪くなるから。
そういうことはできるんです。
自分で決めてやって来たことだから。
出来ないのが、その場で口に出してほめること。
特に、この本を読んで強く思いました。
ほめなかったら
ものすごくいい本でした。
図書館で借りてきたけど、とてもいい本で、何度も練習が必要だと思ったから、
さらに買いました。
具体的に使えそうな、良いほめフレーズがいっぱい書いてあってとても良い。
ただ、私にとって、一番良いなと思ったのが、ほめなかったらどうなるか。
とても照れ臭いので、ほめるべきチャンスが訪れても、ついついスルーしてしまう。
それは実はプラスマイナスゼロではなく、マイナスなんだと。
確かに押し黙っていると、嫌われてんのかなと思ってしまう。
そうか、「ほめない」ってダメな事なんだ。
そうだよな。
よし、この本で何度も練習して、ほめるぞ。
そして、気持ちよくなろう。
本に書いてあるとても有用なノウハウは、また後日。