[春日神社] 春日神は集合体

神社シリーズ
八幡神社、稲荷神社、天神、伊勢神宮、出雲大社と来ました。
次は春日神社と参りましょう。

春日神社
奈良の春日大社を総本社とする春日神社は、
その数にして、1000社以上。
ベスト10には入らないものの、11位です。

春日大社で祀られているのは、春日神
八幡神社で八幡神みたいな感じ

この春日神、なかなか実態がつかめない。
古事記や日本書紀に出てくる神様ではない。

天神様の菅原道真のような人物が神様になったわけではない。

4つの神様の集合体。
武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あめこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)の4人

天児屋根命って天岩戸に天照大御神が隠れたときに活躍した神様
天照大御神がちょっと開けたとき、鏡を差し出した神様
比売神はその奥さん

天児屋根命は中臣鎌足(藤原鎌足)の先祖ということになっているから
藤原氏からすると祖神ということになっている

武甕槌命はいというと、
常陸の国(今の茨城県)の一の宮、鹿島神社から勧請した神様

経津主命は、
下総の国(今の千葉県)の一の宮、香取神社から勧請した神様

この二つの神社、二つの国に別れてはいますが
川を挟んで向かい合っている。

なんで関東の神社の神様を持ってきたのか、謎に包まれています。


その4つの神様が合体した春日神は超人気になる
鎌倉時代には、伊勢神宮や石清水八幡宮と並び称せられるほどになる。

藤原氏の氏神様だったというのが大きい。

次回から、鹿の話、興福寺の話に入っていきますね

[神社]シリーズはこちら(少し下げてね)

ほめフレーズで、素直に気持ち良くなってもらいましょう

○○してくれたんだね
これいいですね。
かなり使えそうです。

意識して人をほめるようになると、多くの人が、ほめことばがワンパターンになってしまうことに悩む。
ボキャブラリーが枯渇してしまうわけです。
そんなときに役立つのがこれ。

相手の行動をただ、口にする。
飲み会の店を調べてくれたら
「調べておいてくれたんだ」
書類をチェックしてくれたら
「チェックしてくれたんですね」
もちろん、「ありがとうございます」を付け加えても良い

ここでのポイントは、非言語メッセージ。
表情や、声のトーン。
笑顔で、ちょっと驚いた感じ。

使える相手が広い
小さな子でも大丈夫。
おもちゃを貸してあげたんだ~

初対面の人だと、あからさまにほめると、あなたは私の何が分かっているんですか、となるけど
このやり方だと、目の前の事を言ってるだけ。
合コンとかで使いやすい。
ってそんな機会ないけど。

否定しづらい
否定の定番、そんなことないですがとても使いづらい。

自分を主語にしてしまう
相手に否定しづらくするのが、あなたは○○ですね、ではなく
あなたが○○なので私は○○になります。

あなたの笑顔をみていると、私まで明るくなります。
あなたの話を聞いていると、こっちまでやる気が出てきます。
一緒に仕事していると、こっちまで自信がわいてくるから不思議です。

これは、否定しづらいし、気持ちよくなってくれるはず。

後ろにくっつけちゃうシリーズ
否定しづらいことを後ろにくっつけちゃうシリーズをもうひとつ紹介すると
いつからなんですか

そりゃまたいつからそんなに字がうまくなったんですか
みたいな感じ。
字がうまいのは前提として、みたいになるので、
いつからの方に気がとられてしまう。

ほめフレーズでほめまくれ

相手にも気持ち良くなってもらうために
実はほとんどの人は一回のほめ言葉では納得しないらしい。
怪しいと思う。
何か企んでるんじゃないの。

プラス2回でやっと納得モードになる。
ただ、その必要回数は人によって違うらしい

あなたは優しいねえ
優しいだなんて、そんなことないです。
この前も鈴木さんの顔色悪いのを気遣っていたよね
まあ、そういう時もありますけど
そういうふうに、人の体調に気づいてあげられるというのが優しい人だと思うんだ。

それでもダメだったら
「私はそう思うよ」で終わらせましょう。

私はそう思う、は主観なので絶対に否定のしようがない。
いったん終わらせて、次の機会をうかがうときのフレーズです。

即効フレーズ
相手に気持ち良くなってもらうため、即効フレーズを身に付けていきましょう。

あなたは本当に○○だね。と誰々が言っていたよ
もし否定されても、人が言ったことだし
喜んでもらえたら、私もそう思うよ、と付け足せばいい。
気軽に使えるフレーズ

もし、誰も言っていなかったら
あなたは本当に○○だね。と誰かが言っていたよ
とあいまいにする。
もし、誰がですか、と突っ込まれたら

誰だったかなあ。
ととぼけて、
私もそう思うけど、付け足せば良い。

もし、○○だったら
もし会社をやめて独立することになったら、君みたいな人と一緒に仕事したいよ
というように、仮定の話にして受け入れやすくする。

さらに、将来こうなるよとほめるのもいい。
そのこころがけはとってもいいね。将来絶対に役に立つと思うよ。

もし○○だったらは、現在とは違うから現実的でなくて良い分ほめやすい。
あなたは文章がうまいねえ。もし作家になってたら、ベストセラーをだしてたかもね。

過去をほめる
過去の事って自然に聞けるから、どんどん掘り下げて聞いていきます。
その中に必ずほめる要素が隠れているので、ほめやすいし、受け入れてもらいやすい。

引き出すコツとしては、「一番」というフレーズを使う
今までで一番やりとげたなあと思う仕事ってどんな仕事ですか、みたいに聞き出す。
やりとげたなあと思う仕事、だけなら、そんなのないよで終わりだけど
一番がつくと一生懸命探してくれる。

また、いま、ほめることを、過去に置き換えて、
昔から、頭が良かったんでしょうね
のようにほめるとほめやすい。

応用編で、最初に今をほめ、そのあとで過去もそうだったんでしょうねとしめると
ひとは最後の言葉に反応するので、文章の頭にあるほめことばを否定しづらい。
知らず知らずに受け入れてしまうことになる。

続きは、また後日

ほめると気持ちいい

「これだけ! ほめフレーズ」 という本を読みました。

私は「ほめる」ということが得意ではありません。
苦手とまではいかないかも知れませんが。
やっぱり照れ臭い。

本を読んで、いかにほめていないかを実感しました。

「ほめ」至上主義
よく、ほめると叱るのバランスがうんぬんと言いますね。
これに関しては持論が有ります。

ほめる100%でいい。

自分が受ける方で言うと、ほめられるの大好き。
叱られたり、意見されたり、批判されたりするのが大嫌いです。
おこちゃまなんでしょうか。
叱られて発奮して、という経験がない。
ほめられると、むちゃくちゃ頑張っちゃう。

人に対してという方では、叱ってうまくいったということがただの一度もない。
ほめるとすごくうまくいく。

なぜほめるのか
ほめるだの叱るだの言う時って、相手を指導しようと思っている。
指導、教育、成長。
そこが根本的に間違っているんじゃないか。

人人具即(にんにんぐそく)
人は全てそのままで完全。満ち足りている。
指導するだの、成長させてあげるだのは、そもそも必要ない。

私はほめることを、指導だの成長だのに置いていない。
自分が気持ち良いから。

人をほめると、間違いなく、自分が気持ちよくなる。
それでいいじゃないですか。

相手がどうなろうが、どっちでもいい。
少なくとも、ほめてるわけだからそう悪い方向には行かんでしょう。
叱ると、間違えば悪い方向に行くという危険性があるからね。
まあ、その程度。

ほめたんだから、こうなるはず、なんてなこと思うと
「ほめる」ではなく「要求」になってしまう。
「教育」になるかもしれない。
教育しようとしたとたん、教育されまいとバリアを張られてしまう。

せっかくだから
ただ、せっかくだからというのはあり得る。
せっかくだから相手にも気持ちよくなってもらう。
その先の行動までは期待しなくていいと思うけど、
相手も気持ち良くなってもらった方が良いよね。
これには技術がいる。

本によると、意識のブロックに、はねかえされると相手は気持ち良くならない。

何かたくらんでるんじゃないの
みたいな感じ

後日、本にあるノウハウを説明します。

ほめられない
今まで、仕事上で誰かを自分が引き受けたとき、
大体半年くらいたった時点で「フィードバック」というのをしています。
それまで、メモ帳に一生懸命ためておく。

あなたは、こういう時にこんなふうにしたね。
素晴らしいと思ったよ。

自分で決めごとを作っています。
100%ほめる。
いいとこしか言わない。
叱られて伸びるなんて嘘っぱちだと思うから。
というより、叱ると自分が気分悪くなるから。

そういうことはできるんです。
自分で決めてやって来たことだから。

出来ないのが、その場で口に出してほめること。
特に、この本を読んで強く思いました。

ほめなかったら
ものすごくいい本でした。
図書館で借りてきたけど、とてもいい本で、何度も練習が必要だと思ったから、
さらに買いました。

具体的に使えそうな、良いほめフレーズがいっぱい書いてあってとても良い。

ただ、私にとって、一番良いなと思ったのが、ほめなかったらどうなるか。

とても照れ臭いので、ほめるべきチャンスが訪れても、ついついスルーしてしまう。
それは実はプラスマイナスゼロではなく、マイナスなんだと。

確かに押し黙っていると、嫌われてんのかなと思ってしまう。
そうか、「ほめない」ってダメな事なんだ。
そうだよな。

よし、この本で何度も練習して、ほめるぞ。
そして、気持ちよくなろう。

本に書いてあるとても有用なノウハウは、また後日。