前回、の迷信シリーズで[迷信]20 靴下をはいて寝ると 親の死に目に会えない
という話をしました。
親の死に目といえばもうひとつ、「夜に爪を切ると、親の死に目に会えない」という言い伝えがあります。
こちらの方がよりメジャーかも
私はこっちの方は良く言われました。
この言い伝えにはいくつかの説があります。
短命を意味する「世を詰める」を「夜」に引っかけたという説
スサノオノミコトが手足の爪をとられて地上に追放されたことにちなむという説
だが、この言葉の真相はシンプルだ。
江戸時代より前は照明設備が充実していなかったため、
夜はろうそくなどのわずかな灯りで暮らしていた。
当時は爪切りというものはないので、ノミのようなもので削っていく。
武士などは刀を持ち出していたというから穏やかではない。
もし間でケガをして、万が一親より先に死んでしまったら…と、
やや大げさに「夜に爪を切ったら危ない」という注意を促したのである。
守れる?
これって守れます?
確かに何度か言われた記憶はあるのですが
あらゆる迷信の中で、かなり守りにくい迷信じゃないでしょうか
ここ何年も、夜以外に爪は切っていないかも知れない
お風呂からあがって、ゆっくりしているとき
あら、爪伸びてるやん、と気づく
休日の昼間とかは、靴下はいていることも多いしね
子供の頃母さんに言われたなあ
あんた、何してんのん
夜爪切ったら、親の死に目にあわれへんで
そんなん会わんでもええもん
そのあとのやり取りは覚えていないけど
結局母さんの死に目にあえず
結構その事を引きずっている身としては
あのとき、あんなこと言わなきゃ良かったなとは思う
そんなこと言われたら寂しいですよね
でも、かく言う母さんも、夜爪切ってたんじゃないかなと思う
昼に爪を切っている姿は見たことなかったので。
おそらく子供が寝静まったあとに、パチンパチン