2023年でーこんの今年の3大ニュース

毎年大晦日にはこの話題

今年は激動だったなあ
三大ニュースを初めてから、最も動きが多かった年かも

1.長女に孫誕生
 一番はこれに決まってます
 毎年これを三大ニュースに書きたかった
 ああ、とうとう現実になったなあ

2.社労士試験に不合格で断念
 合格で、一番のニュースになるはずだったんですけどね
 孫誕生にはかないません
 8月までは、これ一色の毎日だったなあ

3.長女夫婦大阪へ。次女が一旦戻ってくる
 大阪へ行っちゃって少し寂しくなった
 最近では、次女の引っ越しで大変だった

これまでの三大ニュースも総ざらえ

改めてじっくり読みながら
はいはい、この年にこんなことがあったか
長女が結婚してからもう3年か、とか

ひょっとすると、いつも読んでいただいている方も
ここ覚えているなあ、とか思っていただけるところがあれば嬉しいです

2022年私の三大ニュース
1.社会保険労務士試験、挑戦初年度、結果は残念
2.コロナにかかった
3.むぎちゃん来る

2021年私の三大ニュース
1.歴史検定日本史2級合格
2.次女が帰ってきた
3.東京都全市町村踏破

2020年私の三大ニュース
1.長女が結婚
2.次女が独り暮らし
3.ウォーキングした場所1800箇所を超える

2019年私の三大ニュース
1.くうちゃん、危篤も一旦治る。でもその後、亡くなる。おこめちゃんが来る。
2.花カレンダー、新江戸百景巡りコンプリート。玉川上水完歩
3.家族で北海道旅行

2018年私の三大ニュース
1.江戸検定2級合格
2.キャベちゃんがくる
3.シリーズあれこれや花カレンダー等の企画を始める

2017年私の三大ニュース
1.長女が戻ってきて4人暮らし
2.くうちゃんが卵を生んだ
3.ウォーキングで東京23区制覇

2016年私の三大ニュース
1.次女の就職
2.シャケちゃんがくる
3.とんがりさん終了

2015年私の三大ニュース
1.ウォーキング同好会開始
2.長女の就職
3.くうちゃん来る。その後、海ちゃんも。

2014年私の三大ニュース
1.ブログ開始
2.18kgダイエット
3.ノンプログラミング終了

湯島からのウォーキングその3

湯島からのウォーキング
湯島からのウォーキングの続き
の続きです

無縁坂
♪忍ぶ忍ばず無縁坂

■講安寺
寺院としてはとても珍しい土蔵造りの本堂

■東京大学
東京大学のなかを散策しましょう

■東京大学総合研究博物館
東京大学の医学部の中にある東京大学総合研究博物館
大学内での博物館はとても面白いものが多かったので期待大

結論的に言うと期待にたがわぬ面白さ
特に企画展の
骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より
がとても面白かった
企画したのがあの海部陽介さん
古代人になって丸木舟で日本に渡る実験をした人
面白くないはずがありません
骨から、それぞれの時代の人々の特徴を探ろうというもの

企画展に紙面を割きたいので、常設展は丸っと割愛します

■縄文時代
上腕骨に注目
人類史上、最も上腕骨が発達しています

特に面白いのが、縄文人とひとくくりではなく、地域によって違うということ
内陸部より、海岸部の男性の方が発達している
特にその中でも、愛知県の保美貝塚からは特に極端に上腕骨が発達した骨が見つかる
その貝塚からは、他の貝塚にはない特徴があり
かなり遠洋まで出て、魚を取ったり、伊勢湾を往復して対岸の石器が大量に持ち込まれたりしている
この地域の人は特に丸木舟を使った漁業や交易に優れていたと思われます

海岸部の骸骨の耳の穴の部分に外耳道骨腫という病気のあとがある骨がありました
素潜りの影響で病気になったと思われます

現在でも骨が折れた場合にギブスとかて固定して、自然に骨が繋がる事がありますが
縄文人でも骨が折れているのに繋がっている骨があります
骨が折れて重症になったのに、生き続けたということが分かります
動物の場合、そのような重症になるとそのまま死んだり、他の動物の餌食になりますが
人間の場合は助け合う事で、その後も生き続けられるということの証明です

弥生時代と違って、縄文時代は集団同士の戦争が無かったと思われます
弥生時代にある人を殺すための武器が縄文時代では見つかっていません
ただ、個別の一体一の喧嘩はあったようで、頭蓋骨に穴が開いたり、やじりが突き刺さっている骨もあります
ただ、周辺にはそのような骨はないので、開くまでも集団的ではないようです

■抜糸の風習
縄文時代の骨に、同じ箇所の歯が抜けている集団があります
すなわち意図的に抜いたと思われます
成人や結婚等の時に通過儀礼として抜いたのではないかと思われます

また、東海地方等の一部だけなのですが
歯に刻みを入れている例があります
これも風習なのか
お洒落の一環なのかは分かりません

■歯と顔の変化
縄文人の歯は子供の頃は現代に近いのですが
成長するにつれ、歯がどんどんすり減って行きます
現代は、上の前歯が下の前歯より少し前に出ているのが普通ですが
縄文人の成人では前歯も完全に噛み合います
前歯をかなり多く使ったと思われます

ほりはとても深い顔立ちです

弥生時代になると、渡来人が多くやって来て
縄文人と混じり合うため、顔つきが変わり
ほりは浅くなります

鎌倉時代になると、かなり出っ歯の人が多くなります
炊いた穀物を食べるようになり、奥歯でのみ噛むようになる傾向になるためです
もうひとつ、箸の普及があります
食べ物を箸で奥まで運ぶようになり、前歯をあまり使わなくなりました
ただ、この時点では歯並びは綺麗です

江戸時代になると、歯並びが悪い人が目立ってきます
あまり噛まなくなり、下顎が発達しないため、
歯が生える物理的スペースが小さくなるためです
人類史上、最も小顔になる時期です。
そして、より噛まない武士や公家などでは下顎が発達しないため、顔が長くなっていきます
寿命は延びたが、身長が低くなったのもこの時代の特徴です

第二部の墓の形態の時代的変化も知らないことだらけでとても面白かったです
特に衝撃的だったのが
奈良から平安時代にかけて、人骨の発見例が極端に減るということ
仏教による火葬の普及、儒教の影響で葬送に金をかけることへの戒め、当時の庶民たちは墓を作らなかったこと等の影響に寄ると思われます

長くなりすぎたので、第二部の方は省略したいと思います

■東京大学キャンパス
戻りまして東京大学のキャンパス散策を続けましょう
赤門

東京大学マンホールあれこれ




法学部

安田講堂


三四郎池



■農学部
上野教授とハチ公像

ハチ公の心臓と肝臓

水戸藩の知恵袋、朱舜水終焉の地
後楽園を作った人です

このあと東京大学を抜けてまだまだウォーキングは続きます
続きは次回ね

[お出掛け]シリーズはこちら(少し下げてね)

湯島からのウォーキングの続き

湯島からのウォーキング
の続きです

旧岩崎邸庭園
■サンルーム
サンルームは最初はなくて後で継ぎ足したもの

そこで写した岩崎一家の家族写真

右下が久彌さん
真ん中にいるのが、久彌さんの長女でサンダースホームを作った澤田美喜さん

■二階の壁紙
金唐革紙(きんからかわし)
欧米の皮革工芸品を「金唐革(きんからかわ)」といい、宮殿や市庁舎などの室内を飾る超高級壁装材
あまりに高いので革じゃない材料で同じようなもの作れないかな
ということで、さすが日本人。和紙で作っちゃった

凹凸のある丸い木に紙を巻き付け、凹凸が出るようブラシで丁寧にトントン
その上に金箔を被せる
上からワニスを塗る
低い部分だけに人が丁寧に彩色

機械による部分は少しもなく全て手作業

こんなに素晴らしいものなのに、戦後GHQに接収されたとき
黒ずんでしまっていたら、上からペンキを塗られてしまっていた
ずいぶんたってから、金唐革紙だった事が判明し
当時の製法で再現された



和館
和館は広大な建物のプライベート空間だったんだけど
ほとんど売却され、残すのはほんの少し

見事な船底天井
ここで、建築家修行中の女性から質問
この横に渡してある木は独特なデザインですが、これは何でしょう

おそらくガイドさんとしては、待ってました、の質問

これはですね
三菱の菱形をイメージしたものなんです

三菱の菱形をイメージしたものが和館にはいっぱいあります。




和館の前の庭園

憧球(ビリヤード)室



この憧球室と洋館は地下通路で繋がっています

月一回、毎月15日に特別に公開され、地下通路も歩けます

洋庭園
敷地が拡張したのにともない、洋庭園も変わりました
2018年に来たときはこうでした

今回はこう

道が出来たんです
個人的には以前の方が好きですが
元の洋庭園の忠実な再現という意味では、今回の方






以前はここまでだったんですが、敷地拡張で奥にさらに日本庭園ができました



新しく出来た建物ですが
3Fは休憩室

2Fはスタッフの事務室だと思われ入れません
1Fは洋庭園の改修等のパネルが数枚ありました

関連書籍がいくつかあったのでじっくり読ませていただきました
その中で岩崎久彌物語というのを買いました。

ウォーキングはまだまだ続きます
続きは次回ね

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

湯島からのウォーキング

昨日で今年は仕事納め
今日の夜、兵庫県の実家に帰ります

遅い時間にしたのは、その前の時間にウォーキングしたいからですね

2月に湯島からウォーキングイベントを予定しています
その下見

湯島天神





湯島天神には以前にも行って動画でレポートしています
動画で、新江戸百景巡り。1.湯島天神
その動画でも長くしゃべりすぎたので
今回は、初めて発見したものだけ追加でね

今まで何回か来ているのに
改めて本を読んでビックリしたのが「ガス灯があります」との記述
ほんまやガス灯や。しかもちゃんと燃えている
ガス灯を再現したのはいくつか見たけど
実際に燃えているのは銀座とガスミュージアムとだけだった

以前ここにガス灯があったからだけど
♪湯島通れば思い出す
お蔦(つた)主税(ちから)の心意気
の、湯島の白梅の歌詞の3番にもガス灯は出てくる

青い瓦斯(ガス)灯 境内を
出れば本郷 切通し
あかぬ別れの 中空に
鐘は墨絵の 上野山

その本郷切通しの坂
湯島天神沿いに、石川啄木の歌碑があります

今回のウォーキングで石川啄木のゆかりの地が4箇所も出てくる啄木デー
朝日新聞社に勤めての通勤途中に通った坂になります

旧岩崎邸庭園
おおっ。出来てる
何がかと言うと、これ

2018年に来たときはまだ工事中
拡張するんですよって話だった
その拡張部分に建物が建っているじゃありませんか

旧岩崎邸庭園は三菱の3代目社長、岩崎久彌の邸宅
洋館を設計したのはあのジョサイヤコンドルです

11時のガイドさんの説明に間に合うように来ました
前回もガイドさんの説明を聞きました
都立9庭園、半分くらいはガイドさんの説明を2回聞いている
ガイドさんによって内容が違うのでとても面白いんです

今回のガイドさんの説明もすごくよかったなあ

しかも、2018年の時は建物内は撮影NGだったんだけど
今回OKだったんですよ
やったぜベイビー

ということで、今回、写真を使いながら中を詳しく解説していくことにいたしましょう
まずは表側の外観


■入口のステンドグラス
ごめんなさい。光が入りすぎて写せませんでした

■天井
すごく高い

■暖炉

暖炉は途中で作り替えて燃料をガスにしたらしい
空間が広すぎて暖まらなかった

■その上の鏡

鏡は高い位置にあるので人を写すものではなく
向かいからの光を取り入れて、明るく広く見せるためのもの
これほど大きな鏡を作る技術は当時無かったので、おそらく輸入品

■食堂と厨房の間の扉

上半分だけとか下半分だけ開くんです
扉の前に立った接客の係りの人が
お客様の食事の進み具合をみて
臨機応変に、お盆で出したり、ワゴンで出したり出来るように

ガイドさんについて一緒に回ったのが私を含め4人なんだけど
そのうちの一人が、建築に非常に興味があって、その道で一流になりたいと頑張っている若い女性
目のつけどころや質問点が全然違う
その女性が気づいたのがこの模様

壁とか触るのは絶対厳禁なので細かく分からないんだけど
凹凸があるように見えて、実は無いような
これどうなっているんだろう

床の縁に作られた寄せ木細工は部屋によってデザインが違う

■一階のベランダ
一階のベランダに敷き詰められたタイル
ほとんど目地がないので、余程精巧に作られていると思われます

はがすわけにいかないのでどこのタイルか分からなかったんだけど
最近、工事で地面の中から一枚同じものが出てきて、裏にメーカー名が書いてあって判明
陶磁器の高級ブランド、ミントン社でした

■談話室
お客様の奥様方が談話するための部屋
コンドルさんが好きなイスラムっぽいテイスト

天井には、日本刺繍がされている
表から見ても綺麗んだけど、裏もほぼ同じに見えるという優れもの

おもてなしの食器がまたすごい
バカラなんだけど、日本の植物が擦り込まれている別注品

まだまだ続くんですが、長くなりますので、一旦区切ります。
続きは明日ね

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