[宇宙] 隕石は星のかけらなのか

宇宙シリーズ、今回は隕石の話です。

隕石って
隕石って、星のかけらなの?

いえいえ、そうではありませぬ

星のなりそこないなんですって。

火星と木星の間に、小惑星帯(アステロイドベルト)というのがある

45億年前、小さな天体が合体しながら、太陽系の惑星が出来ていったんだけど
その時に乗り遅れちゃったものたち

彼らが同じような公転軌道を持つようになったのが、小惑星帯
そこから地球にやって来て、地表まで燃え尽きずに落っこちたのが隕石

こちらは、現在のところ最大とされているホバ隕石

昔の人はビックリしたでしょうね
空から石が降って来るわけです。
神としか思えません。
神社が建てられ、祀られた事もあります。

私にとっては隕石と言えば、新宿区にある宗参寺
磯田道史先生が、江戸時代に、江戸に落ちた隕石の場所を特定しちゃった話

いてもたってもおられず、新幹線に乗って、その隕石を探しに、宗参寺まで来たと本に書いてあった
結局は隕石は見つからなかったんだけど
ならば私がその意思を受け継いで探して参りましょうと、宗参寺に向かった
江戸時代に新宿に落ちた隕石を探して
やっぱり見つからなかったんですけどね

南極
隕石と言えば南極
南極では隕石が発見しやすいんです。

隕石カタログ(Catalogue of Meteorites 2000年版)には2万2507個の隕石が載っているが
そのうち、南極の隕石は、1万7808個

もちろん南極にだけ隕石が落ちた訳ではありません。

南極に落ちた隕石は、氷で覆われます。
やがて氷河となって移動し
氷が溶ける場所に来て、溶けて、中の隕石を吐き出します。
このメカニズムが分かると
ゴロゴロ隕石が転がっている場所が分かります。

氷で覆われて、変質しづらいので
貴重な宇宙の情報が豊富に含まれているそうです。

みなさんも南極においでの暁には
隕石を探してみてはいかがでしょう。

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[宇宙]10億年前、一日の長さは18時間だった

宇宙シリーズ今回は地球です。

一日
一日の長さは?

はい。24時間
簡単です。

でも、10億年前は、18時間だったんです。

地球が自転する速度はもっと速かった。

ビュンビュン

実は今も少しずつ一日の長さは長くなっていっているんです。
どおりで最近一日が長いと思った。

10億年前とか言われても、ピンと来ないなあという方には、
7000万年前でいかがでしょう

7000万年前だと、今より30分短かった。
これには、証拠が見つかった。

貝です。
6600万年前の大量絶滅で死滅したと考えられている「Torrites sanchezi」という貝のしましまを調べると
分かるんですって。
かしこい人はいるもんです。

おかしいなあ
地球は宇宙空間に浮かんで、クルクルコマのように回っている
周りに何もなく、すれるって事がないから、摩擦なんて起きないはず
地球の自転にブレーキをかけるものなんて考えられない

いえいえ、実はあるんです。

地球の周りを回る月
離れて回っているからそれだけならブレーキにならない

地球には海がある
そうです。潮の満ち引きです。

月の引力に引っ張られ、チャッポンチャッポン
これがブレーキになるわけです。

良かったですね
月のお陰です。
一日18時間ならなんとも味気ない。

ウォーキングに使える時間も短くなろうというもの
あら、もう暗くなった
早く家に帰って晩ご飯作らなきゃ

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[宇宙]もし地球から月まで歩いたら何年かかる?

月まで歩いたら
月まで電車は通っていませんので、アポロに乗れない我々は歩くしかありません。
やってみたいですね
計算しましょう。

よく不動産広告で駅から徒歩何分と書いてあります。
これには決まりがあります。
「不動産の表示に関する規則」
道路距離、80mにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示すること

分速80m。時速にすると4.8kmということになります。

この速度で計算しましょう。
月と地球の距離は38万km
休まず歩くのは無理ですね
眠いです。
1日8時間歩くことにしましょう。
8時間労働ですから文句は出ません。

電卓を叩きますと
なんと27年

やったぁ
意外になんとかなるもんです。

10歳から歩き始めて、月にデンして帰ってきて
64歳

伊能忠敬ならやり遂げられそうです。

夜どこで寝るかという問題はありますが。

月への正確な距離
さあ、その月までの距離
正確に図ると毎年2~3cm遠ざかっているそうです。

伊能忠敬が怒ってきますね
せっかくやる気になったのに

かぐやひめも怒ってます。
ええかげんにしてくれ

すごいことです。
地球から月までの距離をそんなに正確に測れるなんて

レーザー光線を使って2点間の距離を測る技術

ただ、この為には、送った光を標的の側から反射させてやる必要があります。

これができるようになったんです。
アポロ11号のお陰です。

1969年7月、人類が月面着陸
その時に月面にリトロリフレクターという光を正確に反射させる鏡を置いてきたんです。

天晴れ!

大きさにして50cm四方のアルミの箱で、直径3.8cmのリトロリフレクターが100個並べてある

すごいですね
そないなものに、地球側から正確にホレってレーザー光線を当てられるんですから。
ジャイアンツの菅野だって無理です

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[宇宙] 月はひと月で出来上がった。

宇宙シリーズ、今度は月です。





太陽系の惑星の中で、水星と金星以外は、全て衛星を持っています。
地球は、月一個だけですが
他の惑星は複数の衛星を持っています。

本体に対する大きさの割合比べをすると、月は断トツ
こんな大きな衛星は他にありません。

月はどうして出来たの?
かつて、3つの有力な説がありました。
■分裂説
分裂説は、『種の起源』の著者チャールズ・ダーウィンの息子、ジョージ・ダーウィンによって提唱された説です。この説は、地球が高速で回転した結果、一部が月へと分かれて行ったというものです。
ブチッ
でも、そんなに高速に回転するのはかなり難しいことがわかって来ました。
消えたっ、て感じ。

■捕獲説
捕獲説は、月が太陽系のどこかで誕生し移動しているあいだに、地球の引力によって引き付けられて現在の地球と月のような関係になったという説です。
ヒュウン
でも、この説も有力ではなくなりました。
この説だと、地球と月が遠く別のところで誕生したことになり、
地球と月が大きく違う物質で出来ている必要があります。
でも、似かよっている、と分かりました。
アポロが持ち帰った月の石です。
分析したら似ていたんですね。

■兄弟説
兄弟説は地球が誕生するときに月も一緒に生まれたという説です。
ポンッ
月にある物質を調べてみると、月は過去に高温にさらされたことがあることがわかっています。
地球でも同じような出来事が過去にあったはずですが、それは確認することができていない
この説も厳しいかな。

■ジャイアントインパクト説
最近出来た説で、今は一番有力な説となっています。
地球にかなり大きめの星がぶつかって、地球の一部がえぐり取られ
その破片たちが、お互いの引力で引かれ合い、丸くなって
地球の周りを回るようになった。
ドーン

この説が出てきたのは、コンピュータの急激な進歩と月の石の分析が、役に立ちました。
大量なデータをもとにシミュレーションが行える。

シミュレーションによると、なんと月はたったひと月で出来た事になる。
一つの月だからひと月って、これは偶然?

はい、決定とまではまだ行っていません。
ぶつかった時の痕跡で、これだってものがまだ見つかっていないのです。
謎は、完全解決じゃない方が楽しいですね。

さらにもうひとつ、月で解決していない謎は
表(地球から見える側)と、裏(見えない側)で大きく姿が違うと言うこと
ちゃんと解明はしておりません

月がなかったら
地球と月が誕生してずいぶん経って、地球に海が出来た。
ここから、月が大活躍。

月は大きいので、地球はその引力の影響を受け
潮の満ち引きが発生します。

常に、海の水はかき混ぜられます。
ゆりかごとなって、最初の生命が育まれたのでしょう

何億年もかけて少しずつ進化していきます。

潮の満ち引きの波により、陸は削られ、なだらかな干潟が発生します。
そこに打ち上げられた生命
陸でも生きていけるようにまた進化を遂げて行ったのでしょう。

もしも月がなかったら
絶対生命が誕生しなかったか、と言われると
やってみなきゃ分からない、が答えでしょうが
今と大きく違う地球になっていたでしょう。

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