歩いて歩いて保険を安く

家計の問題で、今入っている生命保険を安くしようと、カミさんが住友生命の担当者に連絡
うちはずっと住友生命さんです

住友生命さんからある提案をうけ、それに変えたらしい

歩かないといけないからね

カミさんの説明はどうも要領を得ない

住友生命のアプリ(Vitality)があってそれを携帯にインストール
さらに指定の健康アプリ、例えばGoogleFitというのも携帯にインストール
GoogleFitには、歩数計の機能もついているから
毎日歩いた歩数が、住友生命のアプリ(Vitality)に連動して
年間の目標を達成すると保険料が安くなるらしい

要は、健康な度合いで保険料を変えましょうというもの
発想自体はなるほどと思う

ああでもない、こうでもないとすったもんだしながら、準備

どうもタイミングが悪い

お気付きかも知れませんが
社労士に落ちてから、反動で、受験期間にできなかった、お出掛け三昧
ところが、今度また、旅行業務取扱管理者の受験に入っちゃったもので
全くお出掛けが出来ていない

さらに、おこづかい貧乏問題と
カミさんと休日が一緒になっちゃって、内緒のお出掛けができない問題が重なって
お出掛け不可能状態

本来なら、おおおっ、歩けば良いのかい
大得意分野、任さんかいっ、ってところなんですがね

一方のカミさんは大ハリキリ
家の中で家事をやるときも、携帯を肩からぶら下げて歩き回っております

1日8000歩以上でないと何のポイントにもならず
8000歩で、20ポイント
1000歩で、40ポイント
1200歩で、60ポイント

私は、スマホじゃなく、タブレット
歩数計がうまくカウントされなくて、実際の歩数の6割程度にしかならない

その状態で、平日は、会社への行き帰り歩いて、3000歩行かない
こりゃきつい

目標はブロンズで、年間12000ポイント
シルバー20000ポイント、ゴールド24000ポイント
歩数以外にも、色んなのがあって、健康診断を受けた結果を申請するだけで10000ポイントなので
年に1回ずつ健康診断受けておけば、ブロンズまでは2000ポイント

運動系のイベントに参加すれば、ポイントがつく
試しに、この前の荒川沿いのウォーキングイベントを申請したら100ポイントついた
他にも、アンケートを回答したりすればちょこっとポイント

カミさんは、健康診断結果を申請し、既にブロンズ
何回か、8000歩に到達した日がある

私は、歩数についてはゼロ

昨日の日曜日
カミさんが、
ヒマでしょ、はい歩くよ

ヒマじゃないの、お勉強しているの分からん?

イオンモールまでって歩けるの?

歩けんことないけど、今忙しいんだけどなあ

いつもはイオンモールに車で行っているけど
歩いて行こうということになった
お勉強が進まんーっ

歩いて、イオンモールについた時点で
カミさんのスマホは4000歩くらい
私のタブレットは2000歩くらいにしかなっていません

お買い物どっさり
玉ねぎだの油だの
次女に送ってあげる色んな食品類
スーパーのかごにいっぱい

ちょっと待ってよ
これ、リュックに入る気がしないんだけど
一番大きなリュックを持っては来たが、買いすぎじゃない?

リュックに入るだけ入れて
入り切らなかった分は別のバッグでカミさん担当

お昼近くなったので、フードコートの丸亀製麺でうどんを食べた

さあ、帰りましょう
この時点でカミさんのスマホ6000歩くらい
無駄にあちこち動きましたので
私のタブレットは4000歩くらい

食べてすぐ動くとダメなのよ

知るかいなそんなもん

あああ、やっぱりダメだわ
ゆっくりゆっくり歩かなきゃダメ

分かったよ、ゆっくりね

バスで帰ろうかな

ええっ、何それ
じゃあ、バス通りまで行くよ

ずいぶんかかって、バス通りまでたどり着いたけど

手前で
ああっ、バス行っちゃった

お肉が心配

分かったよ、じゃあ先に帰ってるから、ゆっくり歩いて来な

私が着いて、後でカミさんが帰ってきた

ゆっくりだったからあんまりカウントされなかったわ

知らんがな、そんなもん

それでも、カミさんのスマホは、9000歩を超えていた

やったじゃん、クリアだね

私の方は、8000歩にほど遠く、諦める
その後、もろもろで、夕食前には、カミさんのスマホは11000歩まで行った

ここまで来たら、12000歩で60ポイント欲しいね

ポストに郵便出す用事があったので

スマホ貸しな
もうちょっと稼いで来るよ

カミさんのスマホを持って、ポストまで行き
そのままもうちょっと向こうまで歩いて帰ってきた
(これ、住友生命さんには内緒ね)

やったあ、13000歩
60ポイントだあ

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次女の移住と運転練習と型抜き

(2/25[日]の事です)
土曜の夜、次女が北海道から里帰りで帰ってきました

移住
今年の1月5日、次女が北海道の美唄(びばい)というところの移住お試し住宅に行っておりました
次女の旅立ちとペーパードライバー

お試しで住んでみた結果、移住すると決めたようです
そのまま今の家に住め、家具家電もついている
今までは、こっちの会社に所属していながら、リモートワークだったのですが
北海道で転職先を見つけ、4月からは札幌にあるその会社に通うそうです
ということは、本当に生活を北海道に移す訳で
もう帰って来ないということになります

向こうで、田んぼの分割オーナー制度みたいのに登録し
50kgくらい米がもらえ、農作業お手伝いイベントにも参加するとか
俳句の会に入ったとか
色んなことをしているようです

俳句の季語って雪しか無いんじゃないの?

一応、暦通りに四季があるていで詠むらしいよ

今までは、リモートワークとはいえ、月に一度ずつくらい、数日出社する必要があったので
2回里帰り。今回もその一環だったのですが
それも無くなるということになります

正直寂しい

でも、あえて田舎で暮らしたいというのは、良い生き方だと思います
カミさんのDNAが息づいているのでしょう
応援してやるしかありません

運転練習
田舎暮らしに車は必須
ペーパードライバーだった次女なので、1/4に運転練習に出かけましたが
今日はその続きです
前回は貸し教習所コースで練習しましたが
今回はその時後半で行った、秋ヶ瀬公園からスタート
荒川河川敷の車も入れるただただ広い公園

駐車練習もみっちりやりました
広い駐車場で、置いてあった三角コーンを持ってきて、隣の車に見立て
この辺で右に切って、はい戻して、もう一回切り返して真っ直ぐに微調整ね

帰りは次女が町中をそのまま運転し
家まで無事に帰ってこれました

横で見ていても、何とかなるレベルになったかなと思います

お土産
色々お土産を買ってきてくれました

型抜きって、お父さん好きかと思ってね

何だろうそれ、知らないな

へえ。その年代の人はみんな、懐かしい!って言うのかと思ってた

ネットで調べると
お祭りの屋台とかでやっていて、うまく形が抜けたら景品がもらえるってものなんですね
やってみましょう

まずは熊さん

針でチクチク溝のところを広げていく

カミさんが、「どうすんの?」

ハリでチクチク

えっ、ハリじゃないの?

違うよ。ハリは家の天井近くに横たわっているやつ
ハリでチクチクよ

私の針はハが低くてリが高い。梁はその逆(パリと同じ)
カミさんの針はハが高くてリが低い。梁はその逆

もうぅ
おかしなこと言うから、失敗したじゃん
ここまではうまくいったのに

こう

コツは、「油断大敵、辛抱強くやること」

次はミルク缶

ここまではうまくいった。あともうちょっと

ヒエエエエっ

そこへ、次女

なあ
針はハリやんなあ

えっ、何で間違った教育を施そうとするの?

私もやる

ネットでコツを調べると、針じゃなく押しピンを使い
溝にチクチク刺していくわけじゃなく、押しピンで削っていくタイプ

そっちでやってみる

次女がメロンに挑戦

行けそう

うわあああっ

次女が再度
さっきの5倍くらいの時間をかけて、溝を丁寧に掘り進んでいきます

行ける気がする

おおおおっ

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お通夜と告別式

孫のお通夜が昨日の金曜日で、告別式が今日
大阪じゃなく、東京でやりたい、と遺体を娘夫婦が自分達で運ぶことにした
死亡診断書さえあれば大丈夫らしい

1週間持たせるために、娘夫婦は涙ぐましい努力をした
15度に保たなければならない
この冬の寒いときに、窓を開けっ放しで、自分達は登山用の防寒具を着て頑張る

お父さん(娘の旦那様)の職場であるUSJをはじめとして
大阪の主たる観光地を車で回る
ほら、ここが梅田だよ
ずっと、病院にしかいなかった生涯だったので

娘が言っていた
生まれてからずっと病院で、毎日面会には行ったけど
何かの世話をしてやれる訳ではなかった
亡くなってからは、ずっと一緒で
保冷剤を替えてあげたり、子育てっぽいことができて、楽しかったの

車で東京へ移動中、富士山も見せてあげられた
東京へ来てからは、
東京で住んでいた家、結婚式をあげたホテルニューオータニとかの思い出の地と
東京タワーとかのいくつかの観光地

親族だけの小さなお葬式
北海道から次女も来て参列

お通夜が始まる前、お化粧をして、綺麗になった
別品さんだね
娘も口に紅をさしてあげた

自慢の子供をみんなに見せたかったんだと思う
どう?可愛いでしょ
そのために15度に保ち続けたんだから

心底愛していたんだとよく分かった

お坊さんから有難い話をいただいた
命って、ここからここまで、って考えがちだけど、仏教ではそうではない
生まれる前から、亡くなったあとまで、ずっと繋がっている

たった一ヶ月、短すぎると思ったけど
そうじゃない。ずっと繋がっているんだ

早く忘れられるように、って考える必要もない
ずっと思い出してあげるために
娘夫婦は、この一週間、子供と思い出づくりをしてきたんだ
親と子は繋がっている

立派だった
お別れにだっこしてあげるときや
火葬場での最後のお別れは
涙涙だったけど
式の主催者としての役割や挨拶を
見事にやりとげた

娘夫婦は片時も離れなかった
何をするにもずっと一緒だった
あれ?確かに前から仲は良かったけど、ここまでだったっけ

二人はもうすでに二人のやり方で前を向いていたんだと思う。

明日はずいぶん久しぶりに長女が家に来る
気兼ねのない実家だから、
ゆっくり寝かせてあげることにしよう

これで一区切り

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実家が無くなる、と、淀川

毎年、年末年始に兵庫県の実家に帰ると父さんと色んなところに出かけました
兵庫県内を何度か引っ越した昔の家を訪ね歩いたり
赤穂、姫路城、東大寺

90歳を過ぎてもしっかり歩けてすごいなあと思っておりました

去年だけは体がキツいということで一緒のおでかけはなし

そして今年
父さんは94歳になります

さすがに94歳になると、歩くのがゆっくりゆっくりになります
既に車の免許は返納しており、電動アシスト自転車に乗っていたのですが
それも3回こけて、乗らなくなった
近くに住んでいる私の妹が1日おきに世話をしに行ってくれているのですが
外出はほぼなくなり、寝ている状態が多くなった
耳が遠くなり、良く聞こえない
認知症ではありませんが、物忘れが激しくなった

でも、それだけで体のどこかが悪いということはありません
94歳ですから、仕方ありません
この状態も奇跡に近いと思っています

さすがに一人で暮らしているのが難しいということで
老人住宅に入ることになった
老人ホームではないので介護付きではありませんが
食堂に行けば食事を食べられます

家の中の家具類は回収業者に引き取ってもらい、
1/13日にはお引っ越し
今住んでいる家は買い手を探してもらっています
父さんは頑張って仕事して建てた庭付き一戸建て
もう50年になります
父さんの最大の趣味は庭いじり
最近は出来ていないものの、絶対に出来なくなる
思い出もいっぱいあるでしょう

私は大学からは東京だけど、中学高校を過ごした家
思い出はいっぱいあります
アンテナの方角を直すため、父さんと屋根に登った
母さんとの思い出もいっぱいある
さあの時の用意だと言って包装紙とかいっぱい取っていたけど
さあの時って来たんだろうか
もう年末年始の里帰りも今回で最後です。

庭や家の写真をいっぱい撮りました
妹が来たとき
父さんと一緒に、家や庭をバックに記念撮影

家の周りもゆっくり歩きました
ああ、ここに市民プールがあったよなあ
ここは友達ん家の電器屋さんだった

淀川
もうひとつ、長女のマンションの近くの話題
淀川の下流のすぐ横です
荒川放水路で衝撃を受けて以来、川にはとても興味があり
本も読んだ
マンションの近くに、「大塚切れ洪水碑」というのがあるので行ってみた

昔、淀川の堤防が決壊し、長女のマンション辺りを含め辺り一面水びたし
数日たって淀川の水位は落ち着いたのに、辺りの水が全然引かない
辺りの水位の方が淀川の水位より高くなったので堤防をわざと切って水を淀川に流し直したという場所

堤防の上に立っているんだけど、今はもうそういうことは出来ないんだろうなと思う
淀川の水位より、周辺の方がずいぶん低くなってしまっている

本によると、これは現代の宿命
川の氾濫に対する考え方が昔と今では違う
昔は氾濫する前提で考えていて、適度に氾濫することをコントロールしていた
なぜなら、氾濫したあとの土壌は肥えるので、そこが農地であればメリットもあった
農地近くで氾濫させて、市街地を守る

ところが今は人口の増大や産業の発達で氾濫による被害が膨大になり
メリットなんて言ってられなくなった
何としても氾濫さすまいと高い堤防を作る

昔なら増水時に、氾濫して上流の土砂が周辺に流れ出したけど、今はそれがない
堤防の内側にのみ、とんどん土砂がたまっていき、川底の標高が高くなっていく
そうすると氾濫の危険性が増すので、さらに高い堤防を作るといういたちごっこ

淀川の河原に出てみた

鉄橋の上に阪神電車が走っている

鉄橋ごと高さを高くして、両側の駅も高い位置に変える工事をしている

さあ、なぜでしょう

答えを言っちゃうと、実は今、堤防はずっと同じ高さではなく、一部切れちゃっている
堤防ギリギリまで増水しちゃうとそこからジャバジャバ水が溢れ出す
どこかというと、阪神電車の線路です。
堤防より低いんです
増水時にどうするかというとそこに蓋をする
赤いのが蓋。閘門(こうもん)といってガガガーっと閉まります

元は堤防と同じ高さ立ったんでしょうね
川が高くなる現代の宿命で堤防をさらにしたのかも知れない

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