ノンプログラミング。そして終わる。

ノンプログラミング。
ビッグチャンスを逃した話はしましたね

絶対大丈夫だから
そんな情報ばかりだった

色んな事をストップしてしまった。

元々赤字。

一発逆転の話がなくなって
もう一度気持ちを入れ換えることの難しさ。

ある紙
ある紙が事業部の全員に渡されて
これに署名捺印してくださいと。

書いてあったのは
ノンプログラミングは、会社に権利が所属します。

事業部のメンバーは特に関係無い。

ターゲットは私だけ。

随分迷った。

青色LEDの例がある
社内で行った開発行為でも
極めて特定の個人の資質によるところが大きければ
その個人に所有権がある

裁判をすれば、勝てる自信がある。

もし、署名したら
あることが行われる予感がした。

予想的中
署名捺印してから、ちょうど一ヶ月後
呼び出された。

会社をやめてもらう。

今後一ヶ月間の給料は出すので
今日、やめてください。

時期
時期が重なったんです。

18kgのダイエットが実現し
体を動かすことが楽しくなった。

ずっと、それまでずっと長い間、徹底した仕事人間だったのに
仕事以外にも、面白いことがあるって分かってしまった。

そして、ブログを始めて、2ヶ月くらいたった頃だった。

私の人生シリーズで
IT業界に戻ってきたときのブログで
4つの時期に分かれます
と言いました。

1.ハッタリ期
2.ひたすら期
3.ノンプログラミング期
4.別の価値観へ

あんなにノンプログラミングにこだわって
世の中を変えるんだと。
執念だった。
そのためには、つぶれると分かっている会社に入ったりもした。

なのに、すーっと、熱が引くように。
そして、別の価値観が頭をもたげた、
ちょうど、その時期だった。

そうでなければ、戦っていたかもしれない。

楽しかったじゃないか。
こんな幸せはなかった。
一人でも分かってくれる人が出てきたら
もうその時はさっと死ねる、
と思ってコツコツやって来た。

一人じゃなかった。
仲間も分かってくれたし
心底分かってくれたお客さんもいた。

十分だ。
十分すぎる。

大丈夫。
燃え尽きる訳じゃない。

もっと幸せになれる方法が分かった。

人生
私の人生シリーズ

一旦の区切りを迎えます。
このあとは、リアルタイムにブログでお伝えしていますので。

どうでしたか。
まあ、変な人生でした。

もし、ずっと私のブログを読んでいただいていたとしたら
ひょっとして、
このシリーズだけ、違和感を感じられたかもしれません

現在のブログでの印象は「ぼわぁっ」とした感じかもしれません。
このシリーズだけは「ギラギラ」?

価値観と人間が変わっちゃったのかな

でも、どっちの自分も好きなんですよね
良い悪いの問題じゃないんでしょう。

前より今の生き方の方が良いと言うつもりはない。
ただ、変わったという事

色んな生き方があって、人それぞれ

そんなこと、頭では分かっているけど
自分で体験し、もうひとつの価値観を味わうことが出来て
実感としてしみじみ分かる。

違う人生に踏み出そう。

そして、それから2年半が経過した。
新しい人生に馴染んできた。

もうあと、ほんの数年で定年を迎える
ワクワクしてきた。

次はどんな人生にしようかな

ノンプログラミング。ビッグチャンスが訪れた

ノンプログラミング
私としては、それまでと比べて、嬉しいことだらけ
夢のような日々が続きます

会社の事業部としてどうだったかというと
かけるお金と、入ってくるお金のバランスがとれなかった

ずっと赤字が続きます。

いつまで続けるのか
会社のトップはその問題と常に直面する

私としては、ひたすらに商品を磨くことに専念しますが
状況は非常に良く分かる

ビッグチャンス
ノンプログラミングを自分達で使いながら
業務のシステムを作って納める
この、請負ビジネスを中心にはしていますが
ツールとして開発会社に売るというアプローチも続けてはいます。

この、販売のアプローチの方で、
かつてない、強力な手応えが出ます。

しかも、相手は、日本のIT業界で5本の指に入ろうかという
どでかい会社

大きな会社だけあって
世の中にあまた存在する、開発のツールを、
使ってみては評価する部門が存在します。

そこに評価してもらったところ、大絶賛。

こんなの今までありませんでしたよね

今までの開発ツールとは異なる考え方と
使い勝手に感激してくれた。

いっぱい見たであろう、言わば評価のスペシャリストが
全くの別物だと言ってくれた。

うちのトップはその大会社のトップともパイプがある
トップとキーマンと両方から進めていく。

提案
うちのトップが、欲を出しちゃった。
一発逆転

事業部ごと買い取ってもらえませんか

付けた金額が10億以上
値引いて数億

ええっ?
本気か?
耳を疑った。

もう少し普通の金額をつけて欲しかった

せっかく、評価部門は導入する気まんまんなのに

でも

何だと?
非常識な
と、速攻で却下になったわけではない
それはそれで、嬉しいことではある。

私がずっと土日に一人でコツコツと積み上げていったものに
数億の値がついた。
億ですよ。億。

ただ、そこまでの金額になると
さっとは事が進まなくなる。

本当にそれだけの意味があるのか
色んな角度から検討が進められる

開発ツールの商品購入というレベルではない。

大会社が世の中でやっていない
大きな事業をどう立ち上げていくかという
事業計画のレベル

もちろん、私は
IT業界を根本からガラッと変えるだけの
革命商品だと思って開発している

そんなの当たり前でしょ、と言えなくもない。

ただ、時間がどんどん長引いていく

元々、開発者には本能的に嫌われるはずのもの
自己否定の仕組みなので
どんどん反対勢力が出てきた。

結論
残念ながら・・・

数ヵ月間
良い夢を見させてもらった

実現すれば
本当に革命が起こせたかも知れない
それだけ力のある会社だった。

行きたかったなあ。
事業部ごと買い取ってもらう前提でいた
そちらに行って、バリバリ仕事をする
IT業界に大きなうねりを与える

ずっと夢見ていた事が
手を伸ばせば届きそうなところまで来たんだ

では、そのあとどうなったか
シリーズの次回にお話しします。

ノンプログラミング、自慢できる仲間達

ノンプログラミング。
前回に、次回は仲間についてお話しすると言いましたね

仲間
仲間がいるということ自体、夢のような話
ノンプログラミングの開発においては、ずっと孤独だった

同じ夢を共有できる仲間が出来た

4人
ノンプログラミングのエンジンを開発する仲間としては、私を含めて4人

K君、K君の奥さん、F君

何れもゆとり世代の若いメンバー

K君は、頼りになる右腕的存在
プログラムだけじゃなく
色んな事をやってもらった。

私はゆとり世代の若者が大好き
もちろん、例外もいるんだろうけど
私が出会ったゆとり世代はみんな性格がむちゃくちゃ良かった

K君もそうだった
思いやりがあるんですよね

競争がほとんどなく育つって
我々の世代には考えられなかったです。
常に競争だった。
勝つために頑張った。
それが当たり前だと思っていた。

でも、いざゆとり世代とある程度深く付き合うようになると
違う価値観というものに驚かされる。
自分が人より頑張るとか、出世するとか
そんなことにふしぎなくらい興味を持っていない

思いやりが自然と身に付いていて
自分のことより相手の事を考えたりする。

K君は、そんな典型だった。

K君は、新卒でその会社に入った。
だから、その会社しか知らない。

同じく新卒で入った同期が3人だったか4人だったか
その中の一人と結婚。

それがK君の奥さん
結婚後、運悪く体を悪くし、なくなく退社

私がその会社に入ったときはすでに退社後

その後、K君がノンプログラミングのエンジン開発チームに入ったことで
自分も復帰したいと、一生懸命、治す努力をする

それを聞いたので、私もぜひ来てほしいと働きかける
全快ではなかったが、可能な範囲で来てもらった。

よく頑張ってくれた

でもやっぱり大変で
途中、在宅勤務も組み合わせたりしながらも頑張ったんだけど
限界が来ちゃって、再度、長期休暇へ。

すごくセンスがあった。
組んだプログラムを見れば分かるんだけど
とても良いプログラムだった。

ノンプログラミングって
しかもエンジンスタイルの、ソースコードジェネレータじゃないものなんて
世の中にないわけだから

普通は
なんじゃこれ
なんだけど
よく、その本当に意味するところを分かってくれた。

奥さんは
私の考え方や生きざままで含めてファンになってくれて

やめざるを得なくなった最後の日
ごめんなさい、ごめんなさい、って何度も言って
泣いて泣いて
私は、佐々木さんのことが大好きだから
って

あの言葉が忘れられない。

F君
F君は、私より後で、新卒で入社してきた。
プログラムのことは全くわからない、全くの新人
学校で、プログラムの授業はあるにはあったらしいが
見事に何も分かっていなかった。

完璧に一から私が教えていくことになる

それだけに、彼に対しては強烈に思い入れがある

彼はゆとり世代の性格の良さに、さらに純粋さがプラスされていた。
一言で言うと
とてもかわいかった。

こういう言い方をすると彼には悪いが

バカだった。

まさか、嘘だろ
という、誰でも知っている漢字が読めない

でも、それを笑い飛ばせる、性格の良さ、純真さ
愛されキャラだった

漢字に関しては余りにもいっぱいエピソードがあった筈が
残念ながらひとつも思い出せない。

英語で言うとWednesday
スペルとか難しい話じゃなく
話の中で出てきたことなので
ウェンズディ

火曜日と言っちゃった。
えええっ?

TuesdayとThursdayを間違うとかなら
まあ分かるよね
ウェンズディを火曜日と言ったのは初めて聞いた

私も面白がって、12ヶ月の月の名前を英語でなんと言うか聞いて見たら
何一つ分からない

教えてあげた
8月以降の覚え方はね
2足せば良いんだよ。
(詳しくは以前ブログで書いた「2月はだから短いのね」を見てくださいね)

それがすごく嬉しかったらしく
月の名前を頑張って覚え
なにかにつけて、
月の名前を披露しようとする

次の週

佐々木さん
本買ったんですよ

おおっ
すごいじゃないか
なになに?

中2の英語の参考書
やっぱ、基礎からっすよね

かわいいでしょう
なかなかいないです
社会人になって中2の参考書を買うやつは
そういうことにこだわらず、さっとできる純真さが彼にはあった

フィードバック
私は、自分に、部下だの後輩だのという面倒を見る人をつけてもらえると
6ヵ月くらい経過した時点で、
必ずフィードバックというのをしている

紙に箇条書きで書いたものを渡し
君はこういう良いところがあるから、もっと伸ばそうね
全て、具体的な出来事で説明する

あの時、こういうことをしてくれたね
その時強く感じたんだよ

本来、フィードバックといえば
良いところも悪いところも
同じくらい言うものだけど
私には信念があって
絶対に良いところだけを言う

異論はあるとは思うけど
自分自身の言わばひねくれた性格によるもの

人に自分の悪いところを指摘されて
よし直そうと直したことはただの一度もない
良いところさえ伸ばせば、悪いところなんて自然に気にならなくなる

6ヶ月のあいだに、いっぱいしゃべれるだけの
具体的な事象を書き留めておかないといけないから
こっちも必死で観察する

あっ良いとこあったぞ
よし、フィードバックに書き足しておこう
と、パソコンを開く

どんなやつでも
6ヵ月あると、なんだかんだ良いところは見つかるし
こっちも必死で良いところを見つけようとするから
自然と人間関係が良くなる

えっ?
こんなに見てくれてたんですね
って、大体感動してくれるけど

一番感動してくれたのが
F君かも知れない
ちょうど落ち込んでいた時期らしく
反応がすごかったし
そのあと、何度も言われた

やばいっす、やばいっす
(若者は「嬉しいとか素晴らしいというとき、全部これ」)
おれ、一生、佐々木さんについていきます。

F君の成長ぶりはすごかった
おそらく、部門全体で言っても
5本の指には入る、組める男になっちゃいました。

しかも
本当のところを言うと
私が救われた

敵が多かったから
色々きついこともいっぱいあったけど
彼と、しゃべっていると
楽しくて色んな事を忘れられた

自分ないものをいっぱい持っていたから
いろんなことを教えられたと言っても良い

フィードバックの一番最後は
その事を彼に伝えたんだよね

ノンプログラミング、コンペの結果は?

ノンプログラミングで、コンペに参加するところまで話しましたね

コンペの作戦会議
大きく言うと、シフト管理のシステム
他社は、シフト管理のパッケージのようなものを持ってきて
わが社は、シフト管理に明るいですよ
とアピールするだろう

持ち時間は20分

同じ土俵に乗っては勝ち目はない

お客さんは元々はエクセルでシフトを作っているんだけど
あまりにも煩雑で作成に時間がかかりすぎている
今作っているシフト管理のExcel はもらっている

よし
20分で、このExcel を取り込んで
画面になるところまでデモしよう
予め作ってあると思われては困るので
さらに、Excelのどこかのセルの色を変えてから
再度取り込む

このノンプログラミングは
見ていただいたように
お客様の目の前で、
瞬時に画面を変えることができます。

この一点に絞ろう。

当日
どうでしょう
どんな色にも変えられますけど
ピンク?
はい分かりました
ついでにここの文字をもっと大きくしてから取り込んでみましょう

おおーっ

感嘆の声が上がりました
作戦はズバリ的中です。

われわれがお持ちしたのはパッケージではありません
お客様の要望をできるだけ忠実に素早く取り込むための仕組みです

パッケージを購入して、果たして満足ができるでしょうか
パッケージはこうなっています。
ですから、業務もこれに合わせてください
われわれは、そんな考え方が大嫌いなんです。

打ち合わせ
後日ご注文をいただけました。

はじめてのかなり大きめの注文です。

当初考えていたより、細かな要望がいっぱい出ましたが
打ち合わせのその場でExcel を修正しては取り込み
を繰り返して仕上げていきました。

みんなが
事業部のみんなが私の作ったノンプログラミングを使ってくれる
隣の人も、その隣の人も、向こうの人もあっちの人も
画面には全て、そのノンプログラミングの画面が出ている
こんな幸せな事があるだろうか

ずっと、土日に一人で組んできた
そのノンプログラミングが、今ビジネスとして展開されている

反対派も確かにいる
いるにはいるがそんなことはどうでもいい。
正直じっと待っていれば、自分から一人やめ二人やめしていく

チーム
ノンプログラミングを使って業務を作っていくひとが5~6人
エンジン自体を作るひとが私を含め4~5人
営業さんが技術と同じくらいの人数

特にエンジン自体を作る仲間
今までずっと一人で組んできた
仲間ができた

とても楽しい仲間
次は仲間に関する話から続けていきます