「疲れない身体」をいっきに手に入れる本

疲れない方法
・「疲れない身体」をいっきに手に入れる本に基づいて紹介していきます。
・著者は藤本靖さんで、「ロルフィング」という技術をもとにしたボディーワークのセラピストをしておられます。
・考え方として、痛みや疲れがある個所に対処しても、すぐにもとに戻ってしまう。
・それは、現象に対する原因があるからで、原因を解決することが重要だとするもの。
・これは、最近読んで感銘を受けた3つの考え方に共通している。
・人体力学では、関連しあう筋肉がフォローしあうことで、悪いところが伝播していくメカニズムを解明。
・ヨガは体全体の血流等の大きな流れや呼吸法や心理面(瞑想)と絡めて総合的に解決しようとする。
・ここからが、この本の独自なところで、原因はセンサーの使い方が悪いとする。
・センサーとは、耳口目鼻で要するに最初に何かを感じるところである。
・感じたなにかが、嫌なことであるとセンサーの近くの筋肉が緊張する。その緊張が特定のメカニズムで伝播していき、体のほかの場所を緊張させ、こりや疲れを引き起こす。
・そのメカニズムを解明し、センサーの緊張をゆるめることで間接的にコリ等を解消。さらに進んで疲れにくい体を作る方法を説いている。

センサーをゆるめる例
・詳しくは本を読んでいただくとして、耳をゆるめる例を説明する。
・両耳を両手でつまんで横にやさしく引っ張る。ただそれだけ。
・頭蓋骨の中には脳を支える骨で蝶形骨という骨がある。
・真ん中にあるので14もの骨と接しているが、ふつうは接している隙間がぴったりしすぎて自由がきかない。
・耳を引っ張ることで、蝶形骨を自由にし、周りに通じ関連している骨や筋肉の緊張をほぐす。
・横隔膜まで連動しているというから、かなり重要な位置をしめる骨であることには違いない。

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