娘がバットを振りました。

次女のソフトボールチームが予選を勝っちゃって
決勝進出!

ってところまで話しましたね。

今もって、鼻の頭の赤い娘はどうしたでしょうか。

バントの練習
あんなに嫌がっておりましたのに
バントの練習をすると言い出しました。

公平を期すために、最低2人は女子を出場させないといけなくなったらしい。
となると、娘はそのひとりになる。

お母さん、バントって変だよね
何で、アウトになるの分かっててそんなことするの?

バントにも色々あるのよ
あんたに説明しても分からないと思うけど
バントって難しいんだから、
気合い入れて練習しないとダメだよ。

ええっ
ころがるだけでしょ。

練習当日
誰かと待ち合わせて出掛けていきました。

帰ってきた、娘に。
どうだった?バントの練習。

うううん。バントはやめた。
振る練習した。

ええっ、打とうとしている訳?

そう。
見て見て。この構え。
すごいでしょ。

まあ、普通かな。

構えでね。
圧倒してやるんだ。

うん。するかもね。

私を馬鹿にしたやつらを見返してやるっ。

馬鹿にされたの?

いや、もののたとえ。

で、当たるようになったの?

公園だったからね。
素振りだけ。
キャッチボールもしたよ。
受けられるようになったよ。

すごいじゃない。

投げるのは無理だけどね。
女子はみんな投げられないから、それはいいの。

そうだね。
走って持っていった方が早いからね。
一緒に練習したのは、今度のメンバー?

うううん。昔の友達。

えっ?
てことは、自分から自主的に練習したわけね。

この娘。
本気で勝とうとしているのかも知れません。

自信
次女は、この数年で、面白い性格になってきまして
若干の準備や練習をすると
急に、強固な自信が沸いてくるようです。

その自信どっからよ
というのもしばしば。

まあ、楽しそうなので、
親としては嬉しい限り。

ひょっとしたら
相手のピッチャーを構えだけで圧倒できると
本気で思っているかも知れません。

バッティングセンターに行くような事も考えているようです。

この前の顔なしの優勝で勢いづいています。
ホントに当たっちゃったりして。

決勝トーナメントは来週って言ったかな。
さあどうなりますか。

壬生忠岑、有明の~

有明の つれなく見えし 別れより
暁(あかつき)ばかり 憂(う)きものはなし

冷ややかなそぶりの明け方の月が、空にかかっていたあの別れ。
それ以来、私にとって暁ほどつらく思われるものはありません

壬生忠岑(みぶのただみね)
これもまた、読みにくい漢字ですね。
それほど身分は高くなかったけど
歌人としては一流で
この歌が醍醐天皇に気に入られたため
殿上の間にのぼることを認められた。
その後、古今和歌集の選者に抜擢され、三十六歌仙の一人にも選ばれている。

古今集で
百人一首は、藤原定家が色んなところから
優れた歌を持ってきているわけだけど
これは古今集から
その古今集で、この歌はナンバーワンだと言われているらしい

おおっと、それはすごい。
気合いを入れて鑑賞いたしましょう

基礎知識
有明
ありあけは、和歌の世界では良く扱われる
百人一首でも、有明の月、としていくつか出てきますが
有明だけでも月をあらわすらしい。
夜更けに昇ってきて、夜明けまで空に残っている月のこと。
満月を過ぎた十六夜以降の月です。

ありあけといえば
私が思い出すのはラジオから流れる
由紀さおりの歌うコマーシャル
ありあけのぉハー~バー


明け方の時間帯

当時の逢瀬は一夜をともにしたあとは暁の時間帯にはもう帰るらしい
ああ、起きた?
モーニング作っておいたから食べていってね
にはならないわけですね。

鑑賞
あの時以来
暁は苦手だわ
どうしても思い出しちゃってね

って訳だけど

あの時、がどうだったのかに関連し
つれないのは誰かで
説が分かれているらしい

藤原定家は、月、説
もう帰らないといけないんだね
月が出ているなあ
つれないなあ

多数説は、月と女性の両方説
この歌はナンバーワンというだけあって
色んな歌集におさめられています。
古今和歌集では「逢わずして帰る恋」のシリーズに入っています。
古今和歌六帖でも「来れど逢わず」のところに。

逢ってもらえなかったと理解されている。
逢ってもらえずに帰るときの有明の月
そりゃ確かに、つれないし、それほど憂きものはないでしょう。

で、でーこんとしては、間をとって解釈してみました。

逢ってはもらえたんだけど
なんだか別れ際に、つれないそぶり。
何か気に障ること言っちゃったのかなあ。
気持ちが離れちゃったのかなあ。
これっきりにしたほうがいいのかなあ。

こんな感じでいかがでしょう。

趣き
この歌は、百人一首の中の恋の歌の中で
少しばかり趣きが違いますね。

想いが募って耐えられません、的な歌が多い中
ぼわっと、なんとなーく
ため息がふうっと

掛詞満載で、技巧に走った歌よりも
とてもリズムがよくスムーズに流れる

こんな感じの歌がナンバーワンと言われているって
嬉しい気がしちゃいます。

トンガリさんコラム終了、良かったですね

トンガリさんコラム終了のようです。

趣味人倶楽部の中で言うと
今後は、日記というスタイルになるのでしょう。

一年半くらい前から。
がむしゃらに毎日コラム書いてきて
正直、かなり、毎日ってきついんだけど
決まっているわけでも
自分で、決めたって訳でもないのに
毎日書いた。

トンガリさんコラムって今だから言うけど
やっぱり変。

一部の認められた人しか書けないってやっぱりおかしい。
トンガリさんコラムでしか使えない機能が、日記の全てで使えると言うから
これは、とてもいいこと。

便利な機能
何といっても使っていて便利な機能は連載機能。
今、日記を書かれている方、ぜひ使ってください。
趣味人の日記って極端にカテゴリ機能が弱いですよね。
連載機能はカテゴリ機能にとってかわれます

正直言うと、これだけだけどね
これは大きい。

あと、2000文字制限の撤廃だけど
やっぱり、2000文字超えちゃうと長すぎるので
2000文字制限があるつもりで書いた方が良いんでしょうね。

一変
それまで書いていた日記に比べて
急にすごい数のアクセスをもらえるようになった。
コメントもそれまではほとんどなかったのにもらえるようになった

ただ、自薦でギリギリ入れてもらえた私としては
人気のあるコラム書いている人に及ぶわけではなく
だんだんアクセス数が減ってきた。

それでもそれまでの日記の時と比べると数倍のアクセス。
やっぱり、せっかく書いているわけだから
アクセスしてもらえるって、単純に嬉しい
コメントもらえちゃったりすると、さらに嬉しい。

でも、その一方で
一部の人だけに許されているというのが引っ掛かってはいて
トンガリさんというコーナーは、いつかは終わるだろうという予感はあった。

でも、今は素直に
この状況に感謝しようと。

ありがとうございました
何だかんだ苦労しているうちに
自分のスタイルというのは確立してきた気がする。

文章のスタイルについても
テーマの選び方
言っていることの大きな傾向についても

コメントいただいた
ゆったり
って感じ

途中、分かってきたのは
刺激的で多少批判的な方がアクセス数は伸びる。

でも、
いいかなって

自分の生き方は、ぼわっと、ゆったりで
どの程度できてるかは分からないけど
ずっと、そうありたいと思っている

そして、毎日色んな事を書いた。
最初の頃の、ダイエットネタあたりのときとは
扱うテーマは様変わりしちゃったけど
そういったことまで含めてでーこんなんだし

そうすると、
なんだか、読んでいただいている人と
一体感が出てきている気がします。

コラム自体の内容はどうあれ
コメントいただいている文章まで読んでもらえると
トンガリさんコラムの中でもすごーく自信がある
コメントの暖かみがすごくある

他のコラムほとんど見ていないんで
いい加減なこと言いますけど
珍しいんじゃないですかね
批判的なコメントが、ここまで全くないと言うのも

いつも、コラム書いたあとは多少なりとも不安があるけど
コメントで助けられる。

それなら、もうちょっと長くコメント返ししなさいよ
ですか
はい、そうでした。すみません。

これから
どうなるんでしょうね

アクセスは少なくなるでしょうけど
いいかなって

もし、今後も同じ感じで続けられるなら
やっぱり毎日嬉しいんです。

あっと、それから
せっかくの機会なので
ひとつ私としても変えたいと思っていることがあります。

文章書いていて、とても不便で窮屈なことがあります。
特に、私が多用している、会話文の中で
やりにくいのなんの

絶対使っちゃダメというルールでもない気がしていて
自分が良ければ良いんじゃないかと
勝手に解釈しました。
ダメなんだったら言ってくださいね。
その時は削除しますから。

今後は、本名も使います。

元々、そもそも顔出してますから
本名も良いんじゃないの?

改めまして

改めまして
でーこんです。
本名、佐々木と言います。
今後ともごひいきに
よろしくお願いします。

ノンプログラミングで工数削減?違うんです

私がそもそもなんでノンプログラミングなんてやっているのか
ノンプログラミングの目的は何なのか

変な人生
私はとても変な人生を歩んでいます。

IT業界で始まります。
でも、そのままIT業界にいなかった
経営コンサルタントをやったり、パチンコ屋に入ったり。
その中でも、自分で会社を起こして宅配専門の寿司屋をやったこと
これが大きかった。

ここで、システムを発注する側に回ります。
打ち合わせにSEがやってきた。

これを昔やってたなあ。

打ち合わせ用の資料をお持ちしました。

はいはい、言ってました、そんなふうに

画面がこれこれ、帳票がこれこれ
どうでしょう、ご要望はございますか?
例えばこの画面のレイアウトとか

言ってた言ってた。

そうですね、ここの項目はもうちょっと右に寄せてもらって良いかな。

発注する側になってはっきり分かったことがある。
レイアウト?
そんなものどうだっていい。
聞かれるから仕方なく答える。右だ左だ。
せっかく金払ってるんだし、
要望はありません、というのもなんだなあって

でも、ほんとはどうだっていい。
要望はひとつしかない。

寿司がバンバン売れるためのシステムが欲しい。

でも、残念ながら、打ち合わせの段階でそんなもの分からない。
なんか役に立つんじゃないか。
色んなふうに集計できれば、見えてくるものがあるかも。

そういう漠然としたこと。

少なくともレイアウトが綺麗かどうかなんて
寿司の売り上げとは全く無関係。

ABC分析表
作ってもらったシステムはもともとデリバリー業界向けの
注文を受けるシステムをカスタマイズしたもの
ABC分析表という帳票がついていた。
扱い商品の全体に占める売上割合が高い順にリストアップされる。

これ、要らないって言ったら安くなる?

すみません。もとのパッケージについているものなので
一緒です。

最初の1ヶ月を経過した後に出してみた
8割方は予想通り。
まあ、そうだろうな
逆に言うと2割は新たな発見。
へえ、これ意外。

次の月末にも出してみた。
ほとんど、同じ結果。
そんなに変わるもんじゃないという事が発見できた。

さらに、次の月末にも出した。
変わらない。
やっぱり変わらないのか。

次の月末も、さらにその次の月末も
変わらない。

もういい。
何なんだこれは。何の役にもたたん。

もし、只なら良いです。
最初若干の発見はあった。

でも、お世辞にも売上を上げるための材料になんてならない。

じゃあ、何があれば良いのか。
使いながら少しずつ、こういうのが欲しいって分かってきた。

例えば、成増地域に集中的に丼もののキャンペーンのポスティングをしたとする。
次の一週間。成増地域で丼ものの売上は上がったのか
次に大泉地域に変えて同じことをやったら
どの程度売上は上がるのか
比較して、どちらの方にどういったキャンペーンが効きやすいのか

集計の地域、期間、商品の組合せは
自由にきめ細かく出来ないとものの役にたたない。

欲しかったもの
これなんです。
これが欲しかった。
手を変え品を変え集計の単位を自由に変えながらグラフ化する。
数字を一部変えながらシミュレーションしてみて粗利がどう変わるか見る。

そういうのを、最初からついてますから
にしてほしい

専門的に言うとBIツールというものに近いんだけど
BIツールとなると独立しているので日常の注文のデータから連携させるには
目の玉が飛び出る位のお金がいる。

ちょちょいのちょいで出来るようにしてよ。

結果として、ノンプログラミングに繋がったけど
欲しかったのは実はこれだけ。

消費税
宅配寿司をやっている期間中に、消費税が3%から5%に変わった。

悪いけど、消費税変えるには何か設定を変えれば良いのかな

いえ、プログラムに組み込みなのでプログラムを修正する必要があります。

どんな下手くそな作り方やそれは。
まあいい、それにしても3て書いてあるところを5にすりゃあいい。
大変ならこっちでやるから、プログラムのもとちょうだい

いえ、それはできかねます。
お見積りさせていただいて。

そんな堅苦しいこと言うなよ

後日、見積が出てきた。

さ、さんじゅうまんってかい。

SEには何にも分かっていない。
30万の営業利益を出すために、
どれだけ血のにじむような努力をしなければならないか。

やっぱりおかしい。この業界は。
実は、IT業界にいたわけだから、30万が必要なのは分かっている
3を5に変えるだけでも、調査から初めて、ドキュメント変えて
テストして
はっきりいってお客さんには全然関係無い内部のための仕事。

お客さんのためのシステム
前回まで、どんなにすぐ仕上がるかという、
IT業界の用語で言うと
工数削減の話をしました。

でも、正直言うと、工数削減の話が嫌いです。
本音では、そんなことしたくないから。

でも、その話をしないとIT業界の人は聞いてくれないから
仕方がなくしている。

やりたいのは、お客さんにとってより良いシステム。

前回までの話で、納期まで余裕が出るから、
お客さんの要望をALL YES で聞く
と、とらえられたかも知れません。

逆です。
お客さんの要望をALL YES で聞く
がやりたいことです。
それだけだと、会社に起こられるから
じゃあ、その分工数削減しましょうということです。

お客様になって
これ、分かってもらえないんです。
ですよね。
私みたいに、IT業界とお客さんとを行ったり来たりした人間ってそうそういない。
お客さんの要望を全部聞きたくて仕方ないSEって変なんだろうか
でも、逆に不思議。
お客さんと話してると、役に立ちたくて立ちたくて

自然な感情の気がするんだけどなあ。