[大奥] 5 綱吉→お伝、右衛門佐局

大奥シリーズ前回は桂昌院
5代将軍、綱吉のお母さん

綱吉の正妻や側室もなかなか個性的です。

お伝
綱吉のお気に入りは、お伝

はんぺん大好き。良くダシがしみて
それは、お・で・ん

お伝のお父さんは黒鍬者(くろくわもの)
城内の雑用係

でもその娘はビックリするくらい美人だった。

つい、手を出しちゃった

とても頭が良い
綱吉が学問や芸能好きなので、横で見ていると、すぐに要領を覚えてしまう。
音楽にも優れ、特に小鼓は抜群の腕前になり
綱吉を喜ばせた。

寵愛は深まるばかり。
延宝5年には長女鶴姫を、翌々7年には長子徳松を産んでいる

この頃、まだ将軍ではなく、館林藩主
ところが、思いがけず、将軍の座がころがりこむ。

急にお伝は「お腹さま」ということに。
勢いづいて、権勢を思いのままにする

正室
正室は前例通り、京都の宮家からもらう
鷹司関白の娘で信子

付け入る隙が全くない
美人過ぎて、比べようがない。

お公家さんらしくおっとりしていて
最初は、まあ良いかと思っていたんだけど
おつきの上臈万里小路(までこうじ)が

あのお伝って女、ことごとく腹立つんですけど。

本人もそう言われると腹がたってきた。

自分は諦めるとしても、一泡ふかせてやりたい。

ちょうどその頃
頼みのお世継ぎが若くして亡くなってしまう。
お伝にもかげりが見え始める。

良いこと思い付いた!

「美人には美人」作戦

京都で、お伝に匹敵する美人を探せ。
常磐井の局(ときわいのつぼね)、後の右衛門佐局(うえもんすけのつぼね)

どうだっ

良いんじゃないでしょうか
とても良いんじゃないでしょうか

コロッ

分かりやすいですね、綱吉

美人だけじゃダメなのも分かっています。
京都の教養をなめんなよ

急場凌ぎの教養とは訳が違います。
京都は千年を越える文化が詰まっております

ここから、ずっと続く大奥の派閥抗争が始まります。

京都と江戸

自分じゃダメとなるとさらなる美人探し

そう来たか
ならば、こちらはさらに上を行く美人を。

恐ろしい
恐ろしいけど見てみたい

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