文京区の名所をめぐる

今日は、文京区のウォーキングイベントの下見をしました。

地図

うちのウォーキング同好会には、東京中くまなく歩いている、ウォーキング職人がいます。
ウォーキングコースは職人の手にかかれば、もののみごとな輝きを放つものに。
職人Sさんと、今度そのウォーキングイベントでイベントリーダーをやってくれるTさんと私の3人です。

しばられ地蔵
茗荷谷からスタートし、すぐにしばられ地蔵

おおーっ
なんじゃこりゃあ
ぐるぐるまきやがな


Sさんは坂が大好き

文京区は、綺麗な解説の看板があちこちに立っています。
たとえば、たどん坂は、あんまり急なもんで、転げ落ちてゴロンゴロン。
泥にまみれて、真っ黒けになって、たどん坂

やってみると、確かに・・・
というのは嘘です。
骨折ります。

あるはあるは、いろんな坂

伝通院
この角を曲がると、伝通院。
でーこんさんの「おおーっ」が出ますよ

おおーっ

自然なリアクションでした。
これはすごい

こないなものが、こんなところにあるんですか。
有名なんでしょうね。
全然知りませんでした。

徳川家康のお母さん、お大さんの墓。
千姫の墓。孝子さんの墓。
今とは全く違う形。
そんな横に、柴田練三郎の墓が有ったりして。
墓でこんなに楽しめるとは知らなんだ。

文京区シビックセンター
ただよ、ただ
スカイツリーより、良いかも、って言うくらいの展望台。
おおーっ
今日3度目です
歴史歩きが、急にここで「爽快感」へ
さすがはコース作り方のプロです。

樋口一葉の井戸
個人的に一番気に入ったのがここ、樋口一葉の井戸
樋口一葉が、質屋通いをしながら暮らしていた場所に残された小さな井戸。
井戸がすごいんじゃなくて、周りの環境がぞくぞくわくわく。
本郷通りと白山通りに挟まれた一角が、階段で降りていくしかないような細い路地ばかりのとても古い住宅地。
昔の街並みを再現したとかじゃなくて、普通に住んでる懐かしすぎる街並み。
消防車なんて絶対入れません。
その中の普通のお宅の前に、何の前触れもなく、ぽつんとある。
普通の声で会話するとうるさいだろうから、その一角ずっとひそひそ声。
今度のイベント、参加者16人が一列になってひそひそ話で歩いていく。
想像しただけでも楽しいです。

ウォーキングの醍醐味
改めて、Sさんのおかげで、ウォーキングって、こういう風に楽しむもんなんだなって。
少しだけど、分かった気がする。
ダイエットとか、健康とか、そういうことに絡んでウォーキングがあって、歩くことが純粋に楽しかった。
それは、今でも確かにそう。
そんな中で、東京近郊の低い山も登ったりして、頂上からの景色は何とも言えないものがあって。
そうこうしているうちに、ウォーキング同好会が急に人が増えて、みんなに楽しんでもらいたいなと思って、平地を歩くウォーキングコースを企画するようになった。
正直言うと、山にはかなわないよな、と思ってた。
でも、間違いなくみんな楽しんでくれるし、そんなみんなをおもてなしすることがむちゃくちゃ楽しかった。
今日、もう一つ次の世界が見れた気がした。
タモリだの、なぎらけんいちだのが、心底楽しんでいる世界の一端。
山とおんなじくらいに、これ、楽しいわ。
坂を見て「この坂いいでしょう~」みたいな

例えば、今日、高低差が思いっきり違う、上の道と下の道。
下の道から上の道へ行くために、らせん階段がある。

えっ、どういうこと、これビルに登っていくの?
登り切ったら上の道。
Tさん「これって一般道ってことだよね」
こんな道、何で分かるの。
何度も何度も歩いて、ガイド本とか関係なくて、知り尽くしたSさんでなきゃ絶対わからない。
プロだわ。
面白すぎます。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

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