殿が谷戸庭園、お鷹の道 第二弾

殿が谷戸庭園、お鷹の道のイベント第二弾を行いました。
超人気のウォーキングコースなので、第二弾も16名参加です。
地図

殿が谷戸庭園
三菱の岩崎家の庭園なので、立派立派。
こんな見事な庭園を150円で見せてもらえるなんて、
というはずでしたが。

なんと、当日は敬老の日ウィーク。
入場券売り場で、16名お願いしますと言ったら、

60歳以上の方は無料です。
何人様が60歳以上でしょうか
手をあげてもらえますか。

なんと、ばばばっとほとんどの方が挙手。
こころの中では「えええーっ、そんなばかな」
でしたが、声を上げるわけにもいかず。

それではみなさん無料で結構です。
やったーっ。
みんなすごいなあと思いつつ。
何の問題もなし。ノープロブレム。

結構ゆっくり目に見て回りました。

国分寺跡
第二弾なので、一番詳しいSさんはおられず、私がイベントリーダー。
国分寺の解説をするべく、にわか勉強。
すると、国分寺の詔を出して、全国に国分寺を作らせた、聖武天皇の人柄がなんとも面白いことが分かってきました
なにせ、にわか勉強なので違っていたら突っ込んでくださいね。

聖武天皇は当時一斉を風靡していた藤原家の息がかかった天皇。
傀儡政権と言ってもいい関係です。

聖武天皇は体も病弱で、気も弱い。
5年間も都を開けて、放浪の旅に出てしまったりします。
そんな中で、あるところで、おかみの言いなりではなく、大衆の側が主導権を握ってお寺を作ったりしたところに出くわしたりします。
草の根運動的に寺を建てちゃってる。

藤原家は、仏教が好きではない。
そんな藤原家にたてつこうとしたのかもしれません。
当時、めっぽう蔓延していた、疫病を鎮めるために、仏教にのめり込みます。
気の強いカミさん、光明皇后が仏教好きだったというのも大きかったとは思いますが。

全国を区分けし、国分。
そこに一つずつ国分寺を立てるべし。
県庁所在地みたいなもんですね。
それが国分寺。

その国分寺の総大将として、奈良の東大寺。
あんなでっかいものを作るわけですから、さぞや民を苦しめたんだろうと思いきや、
影響を受けた草の根運動的な考え方を一部取り入れる。
全国に「大仏作りませんか」的おふれを出す。
やりたい人は思い思いの道具や材料を持って集まれ。
一緒に作ろうじゃないかと。

真意のほどは分からないにしても、最高権力者が、当時そんな考え方を持ってたって、
信じてみたいですよね

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

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