ポケモンと認知症、捕まえたのは亀とダチョウといもむし

娘がポケモンを捕まえていました。

お父さんポケモンマスターになるつもりない?。

はあ?
無いけど。

娘は8匹ほど捕まえてました。
これで、どれどれ知ってる?
フシギダネぐらいかな?

知るか。

ポケモンでGO
娘に教わり、ダウンロードしてみました。

ゲームはとても苦手です。
やってみ、と言われても、
ちょっとだけやって、もうだめ。
ゲームやれる人は尊敬します。
画面見てるだけで、あかんわ、ついていけん。

まあ、話のネタに。
家の中でのゲームは100%ご勘弁なのですが
ウォーキングが趣味の私としては
ウォーキングでのゲームと言うことで
ちょっとだけやっとけば
若い人の会話にも、相槌ぐらい打てるかなと。

最初に自分の姿形を決めるのですが
髪の毛を決める時にハゲがありません。
髪の毛の色しか変えられません。
ハゲが良いんですけど~

名前はアルファベットと数字しか使えません。
当然deconと入れようとしたんですが
使えません、とつれないお言葉。
すでに使われているのはダメらしいです。
deconているんだ。
そのあとにごちゃごちゃ数字をくっつけてやっとOK

最初だけは、すぐにポケモンが現れるようになってるようです。
お試しのサービス品ですね。
亀を捕まえてみました。

スーパーへ
難しい戦うやつは理解できるとは思えないので
とりあえず、何匹か捕まえてみようかな。
そこまででいいや。

スーパーへクリーニング出しに行ってくるね。

スーパーへ行く道の途中にダチョウがおりました。
おったおった。
2匹目やね。

スーパーの中にいもむしが。

クリーニングお願いします。
そこに、いもむしがいましたよ。

えっ

ポケモンの。

すごいっ。
この中ですか?

すぐそこ。
食料品が多いから、発生したんでしょうね。

すぐそこですね。
息子に言っときます。
喜んでくれると思います。

ポケスタンド
スーパーへ行く前に、娘が
このスーパーの中のマクドナルドにこのマークが有るでしょう
そこでこうやってクリクリすると色んなものが降り注ぐからね。
あっそう

マクドナルドに来ました。
マークをタップしてクリクリするんだけど
ポケスタンドに近づいて下さい、の文字が出てるだけで降り注ぎません。
GPSがちゃんと場所を特定できないようです。
ここなんですけどね、マクドナルド。
店の人に聞いても何ともならないでしょう。

そこいらをいっぱい歩き回りましたが、
いっこうに、近づいてください、が消えません。
うろちょろ、うろちょろ。

これか!
アメリカのニュース映像で、本番中に
女性アナウンサーが、ポケモンGOに夢中で
カメラの前を横切っちゃったというのがありましたが
これをやってたんですね。

これは間違いなくそうなります。

ポストへ
帰ってきて、
今度は郵便物が有った。

これ、ポストに出してきてよ。
ポケモンついでに。

いいよ。

ポストへの道のりでは
魚が現れたんですが
捕まえるのを失敗。
橋のところでクリクリ出来ました。
いっぱい降り注ぎましたよ。

戦うつもりのない私は、お金や武器があっても仕方ない。
もう一匹くらいポケモン見つけとくか。

坂の上の交差点まで足を伸ばす。
結局いませんでしたが。

交通安全には、問題が有るかもしれないけど
確かに、これは良いかもしれません。
ウォーキング好きとしては、
これで、みんなが家にこもらず
アウトドアに出ていくのであれば
ゲームも世の中の役に立つかも

ただ、私はやっぱりゲームには馴染めません。
はまるってことは無さそうです。

でも、ウォーキングとは組み合わせられるかも。
今度のウォーキング同好会のイベントの時
みんなで、ポケモン見つけながら歩くって企画、やってみようかなあ

せんもう
カミさん:そのポケモンってせんもうだよね
私:はあ? せんもうって短い毛?

カミさんは、老人ホームの看護師です。
回りは多かれ少なかれ、認知症が入っている。

色んなものや人が見えちゃう人も珍しくない。
不思議な事を言い出したら、何かが見えている。
それこそ、フシギダネ。

せん妄、始まったねと専門用語で言うらしい。

娘:じゃあ、イタコみたいに何かが見える人はせん妄なのね。
カミさん:そうそう、始まりは全部せん妄。

ポケモンGOを開発した人は、間違いなく認知症の人。
まさか、せん妄のゲームがここまで、全世界でヒットするとはね
せん妄バンザイ

[なぞなぞ]87分で87匹の虫を捕まえるカエルは?

世界のなぞなぞです。

イギリス
イギリスのなぞなぞです。

29匹のカエルは、29匹の虫を、29分で捕まえることが出来ます。
では、87分で87匹の虫を捕まえるには
何匹のカエルが必要でしょう。

答えは後ろの方でね。

カエルと言えば
本にのっていた関連うんちくです。

かえるの合唱という歌がありますね。
輪唱で、
かえるの歌が
かえるの歌が

ケロケロケロケロ、クワックワックワッ。

何と、2014年に京都大学、東京大学、理科学研究所の合同研究で
すごいことが分かりました。
本当にかえるは、時間をずらして歌っている。

隠岐島の水田で鳴いているアマガエルを研究したところ
隣同士のかえるは意図的に声が重ならないように鳴いていた。

その理由は「縄張り主張」と「メスへのアピール」。
かえるはオスしか鳴きません。

同時に鳴くと埋没してしまうので、
時間をずらしているらしい。
ただし、時間をずらすのは、隣のかえるまでで
そのとなりのかえるとは、偶然重なってしまう事はあるらしい。

ここまでは、ようく分かりました。
ただ、私としては、ひねくれものなのでいくつかの疑問が。

あの大合唱の中で、
あのバリトンの心に染みる声は
左から14番目の素敵な彼ね
と聞き分けられるメスは
どれだけすごいねん。

隣っちゅうても
右隣もあれば左隣もある。
どっちの隣ともずらすとなると
どんだけすごい技術やねん。
踏切遮断機のランプと音のように
両側から、ちょっとずつずらされちゃって
結局、どうしようもなくなったらどうしよう。
それとも、ボーリングを投げるときのように
右側優先みたいな、何らかのルールがあるんやろか。

最大の不思議は、研究にいたる経緯です。
日本を代表するそうそうたるメンバーの京大東大理研
共同して、かえるの鳴き声を研究しようと思い立ったわけですね。

おそらく、グループラインか何か

京大:ねえねえ、前々から気になる事があるんやけど
  かえるって鳴き声ずらしてる気せえへん。
東大:そう言われてみれば確かに気になるね。
理研:いい提案だね。これは研究する必要がありそうだ。
京大:いやあ、嬉しいなあ、そう言ってもらえると。
東大:こんな興味深い問題を提案してくれて、こちらこそ嬉しいよ
理研:京大さんにはいつも世話になってるからなあ。
京大:じゃあ、善は急げ。来週、隠岐島に集合で良い?
東大、理研:賛成ーっ

答え
29匹

これは難しかった。
文系の私としては、87匹と信じて疑いませんでした。
答と解説を読んでも、馬が星を見るように
しばらく訳が分からなかった。

イギリス人、すごいぞ。
EU離脱でもやっていけそうだね。

29匹のカエルが29匹の虫を29分で捕まえる訳だから
1匹のカエルが1匹の虫を捕まえる時間は29分
結構ゆっくりめに、頑張って1匹捕まえるんですね。
87は29のちょうど3倍。
29匹のかえるは3倍の時間をかければ、3倍の87匹の虫を捕まえられる訳です。

29と87にしたところが、にくいね。イギリス人。
EU離脱しても………

それ、さっき言ったよー。

変態じゃんけん、じゃんけんほい

世界のなぞなぞの本の中で、
世界のじゃんけんの話が書いてありました。

じゃんけんといえば
じゃんけんについては書きたいことが山ほどあります。

兵庫県内でのじゃんけんの違い
志村けん
じゃんけんを作った思い出
定番ギャグ
世界のじゃんけん
江戸時代のじゃんけん

何回かに分けてお話ししたいと思います。

兵庫県内でのじゃんけんの違い
子供の頃、父さんの仕事の関係で、兵庫県内を転々と引っ越ししました。
明石、加古川、尼崎、西宮、また加古川。
そんなに遠くはないものの、微妙に地域差があって面白かった。
印象深かったのがじゃんけんの違い。

明石は赤ちゃんだったので覚えていない。

加古川は一番オーソドックス。
じゃんけん、ほい

尼崎(ひょっとしたら西宮と逆かも)が一番個性的。
インジャン、ホッス
かっこ良くないですか
カタカナで書くのがピッタリくる。
これ、好きでした。

西宮はやたらゆっくり
じゃ~い~け~ん~で~ほ~い
い、のところで出す。
で~、が入るのがみそ。
ひとタイミングずらされるので
ついつい、つんのめって先出ししてしまう。
私のような転校生にはとても不利でした。

志村けん
ずいぶん経つけどまだ馴染めません。
志村けんが一般化させたじゃんけんスタイル。
最初はグー、じゃんけん、ほい
ってやつ
なんで、最初はグーなの?

ググってみると、予想通り賛否両論あるんですが
意外なことに、賛成派の方が多い。
タイミングが合いやすいんだって。
反対派は、いい大人がやることではない
と、大人がやる場合に限定しての感情論。

私としてはあくまでも個人的なノスタルジー。
じゃんけんするシチュエーションは
むしろ、一瞬「いい大人」を捨て去って子供の頃に戻っている。
その時に、最初はグーってやられると
あなたたち若い世代ではそうかもしれないけど
せっかく子供の頃に戻ってるんだから
あのときのやつでお願いしたかったなあ
というちょっとした抵抗感。

勿論私のような年配者がその場の雰囲気を壊してはいけませんね。
じゃんけんほいのところだけ声を合わせておくと
抵抗している事はばれません。

とか言いながら
ちょっとだけ文句言わせてもらうと
あれやると、チョキ出したら勝てますよ。

人間の心理として同じものを続けて出すのは抵抗感があり
違うものを出したくなる。
とすると、グーではなく、パーとチョキを出す確率が高くなる。
相手がそうだとすると、
こっちはチョキさえ出しておけば
勝つかあいこしかない。
若干の確率論ですが。

ってことは、ひょっとして
この事を知ってる人は
最初はグー、をやってもらった方が得なのか。
賛成派に回ろっ

じゃんけんを作った思い出
小学校何年生だったか
仲良しグループ何人かの間でだけ、はやった事がある
自分達で作ったオリジナルのじゃんけん。
こういう自分達で作った遊びって、
ごくごく仲間内だけでしか通じないので
やたらに夢中になりません?

いわゆる三すくみな訳ですが
石、紙、ハサミ、ではなく
あほ、変態、白痴
あほは変態に勝ち、変態は白痴に勝ち、白痴はあほに勝つという、
ほんまにそうかと言われれば、
そらそうやがな、と言い切るしかない理屈。
手だけではなく、体全体でそれぞれのポーズを決めてある。
シェーみたいな感じ。
絵も書いてみんなで認識合わせ。

何といっても、関西の子供はあほが大好きなので、
あほが変態に勝つ快感がたまりません。

おそらく、白痴という言葉を覚えたんだと思います。

おいおい、知ってるか?
白痴っちゅうのがあってな
むちゃむちゃ強力なあほらしいで。

ほんまか、そらすごい。
あの無敵のあほに勝てるっちゅうことやな。

それは、変態にも勝てるんか

それはどうやろ
変態は変態で違う意味で強力やもんなあ。

おそらく、こんなやり取りの中で生まれた
その名も「変態じゃんけん」

勝負に勝つだけではなく
どう見事な、あほっぷりを体全体であらわして相手を笑わすかが重要。
お前のあほには勝てんわ
とか
見事な変態、おそれいりました
みたいに

ぜひお試しあれ。

定番ギャグ
じゃんけんと言えば、
私が考え出したオリジナルギャグがあります。
使える場面が結構あり、突っ込んでもらえる確率が低いです。
ぜひお使いください。

シチュエーションは絶対に断られるむちゃむちゃな頼み事をするときです。

〇〇してくれない?

えっ?ダメに決まってるでしょ。

分かった、じゃあこうしよう。
じゃんけんで決めよう。

いまだにじゃんけんに持ち込めた事はありませんけどね。

肝心の世界のじゃんけんの話はまた次回という事で。

[なぞなぞ]太陽を見るたびに悲しくなって~

「ついつい人に話したくなる、世界のなぞなぞ」、という本を読みました。

ものすごく面白い本だったので、ぜひ読んでみてください。

まずは一つ紹介しましょう

スウェーデン
太陽を見るたびに
悲しくなって
怖くなって
涙ハラハラ
冷や汗じっとり

な~んだ

答は後半でね

世界
単になぞなぞではなく、「世界の」ってのがとても面白い。
答えを伏せて考えてみるんだけど
一番面白いのは、
答を見ても、これはいくら考えても絶対分からんだろうと思える、
外国ならではのなぞなぞ
変に得した感がある。

あと、この本の著者はものすごい博識。
単純に
問題があって
答えがあって
なぜかという解説
の構成ではない。

例えば眉毛が答だとすると
眉毛と言いますと
と、関連したうんちく話で、とびっきりなのがワンサカ。
色んな意味で楽しめます。


雪だるま

雪と氷の国、スウェーデンらしくて良いですね。

本に書いてある関連するうんちくは、雪だるまの形。

日本の雪だるまは頭と体の2段ですが
スウェーデンに限らず世界中のほとんどが
頭と体と足の3段なんです。

ええーっ、変なの。
と我々は思いますが
世界中の人は、日本の雪だるまを見て
可哀想と思うんでしょうね。
足が無いわけですから。

そういえば、アナと雪の女王の雪だるまオラフも3段です。

日本では達磨なのに、世界ではスノーマン(雪人形)だからです。

だるまって
だるまは中国の僧侶、達磨大師のこと。
9年間座禅を行ったとされる。
その間に手と足が腐ってしまった。
と言うことで、
だるまさんは手足がなくって座禅を組んでいる姿。
縁起物とされるので、日本人には馴染みが深いですね。

だるまさんがころんだ、とか
だるま落としとか。

雪だるまはそのだるまさんだから
足があってはいけないわけですね。
そりゃ外国人には理解できませんね。

でも、枯れ木とかで手は作りますね。
不思議です。
手がないと可哀想とは思うんですね。
足は無理でしょ、木2本じゃ持ち上がらない
あくまでも日本人の感覚では手足は木じゃなきゃいけない。
球体一つで二本足だと言い張るのは難しい。
なんといっても日本(二本)国
失礼しました。こじつけです。