[なぞなぞ]87分で87匹の虫を捕まえるカエルは?

世界のなぞなぞです。

イギリス
イギリスのなぞなぞです。

29匹のカエルは、29匹の虫を、29分で捕まえることが出来ます。
では、87分で87匹の虫を捕まえるには
何匹のカエルが必要でしょう。

答えは後ろの方でね。

カエルと言えば
本にのっていた関連うんちくです。

かえるの合唱という歌がありますね。
輪唱で、
かえるの歌が
かえるの歌が

ケロケロケロケロ、クワックワックワッ。

何と、2014年に京都大学、東京大学、理科学研究所の合同研究で
すごいことが分かりました。
本当にかえるは、時間をずらして歌っている。

隠岐島の水田で鳴いているアマガエルを研究したところ
隣同士のかえるは意図的に声が重ならないように鳴いていた。

その理由は「縄張り主張」と「メスへのアピール」。
かえるはオスしか鳴きません。

同時に鳴くと埋没してしまうので、
時間をずらしているらしい。
ただし、時間をずらすのは、隣のかえるまでで
そのとなりのかえるとは、偶然重なってしまう事はあるらしい。

ここまでは、ようく分かりました。
ただ、私としては、ひねくれものなのでいくつかの疑問が。

あの大合唱の中で、
あのバリトンの心に染みる声は
左から14番目の素敵な彼ね
と聞き分けられるメスは
どれだけすごいねん。

隣っちゅうても
右隣もあれば左隣もある。
どっちの隣ともずらすとなると
どんだけすごい技術やねん。
踏切遮断機のランプと音のように
両側から、ちょっとずつずらされちゃって
結局、どうしようもなくなったらどうしよう。
それとも、ボーリングを投げるときのように
右側優先みたいな、何らかのルールがあるんやろか。

最大の不思議は、研究にいたる経緯です。
日本を代表するそうそうたるメンバーの京大東大理研
共同して、かえるの鳴き声を研究しようと思い立ったわけですね。

おそらく、グループラインか何か

京大:ねえねえ、前々から気になる事があるんやけど
  かえるって鳴き声ずらしてる気せえへん。
東大:そう言われてみれば確かに気になるね。
理研:いい提案だね。これは研究する必要がありそうだ。
京大:いやあ、嬉しいなあ、そう言ってもらえると。
東大:こんな興味深い問題を提案してくれて、こちらこそ嬉しいよ
理研:京大さんにはいつも世話になってるからなあ。
京大:じゃあ、善は急げ。来週、隠岐島に集合で良い?
東大、理研:賛成ーっ

答え
29匹

これは難しかった。
文系の私としては、87匹と信じて疑いませんでした。
答と解説を読んでも、馬が星を見るように
しばらく訳が分からなかった。

イギリス人、すごいぞ。
EU離脱でもやっていけそうだね。

29匹のカエルが29匹の虫を29分で捕まえる訳だから
1匹のカエルが1匹の虫を捕まえる時間は29分
結構ゆっくりめに、頑張って1匹捕まえるんですね。
87は29のちょうど3倍。
29匹のかえるは3倍の時間をかければ、3倍の87匹の虫を捕まえられる訳です。

29と87にしたところが、にくいね。イギリス人。
EU離脱しても………

それ、さっき言ったよー。

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