言葉を省いてスッキリ

「好かれる人が無意識にしている文章の書き方」からの第三弾

婉曲表現
「Aだと思いますが、中には反論する人もいるとしても……」
より
「Aだと思います。たしかに……」

これ、勇気いります。
婉曲の表現って、入れちゃいます

絶対の自信を持てないと文章は書いちゃいけない、ってなったら書けないです。
えいやあ、って書くわけだけど
文句来そうだなあ、ってときは、言い訳めいた表現を入れたくなる

でも、読み返すと確かに分かります。
婉曲の表現が入っていると、イラッと来る
ずっとやっていて、文句が来るのは婉曲の表現を入れた辺り。
言い訳を書いておくと問題なしは、全くの勘違いで逆だと分かってきました。
開き直りしかないです。
こう思ったからこうなの。文句あっか

とはいえ、指摘があったら、即座に素直に直す。
自分に課して守っているつもり。
それさえあれば、ズバッといきましょう。

それ
「それ」「そんな」「あれ」「あんな」が使われている文章は嫌われます。
言葉に愛情が感じられないからです

いやあ、参りました。
ハードル高いわぁ

多少は意識しています。
まあ、ちょっと減らすぐらいかな
特に「あれ」「あんな」はダメらしい
言われてみると、あんなは、対象を否定したい場合に使われる事が多いです。

彼、彼女、あなた
彼、彼女、あなたは上から目線になるので使わない。

なるほど、分かる気がする

ブログの場合は、不特定多数の相手への文章だから、使ったこと無いけど
それ以外では注意しないとね
話し言葉では全く問題ないのに、
書き言葉になると途端に上から的印象となる

最初は〇〇さんと書き始めても
2度3度と出てくると、しつこいかなと置き換えたくなります。
再度〇〇さんでも問題ないし
主語を取っちゃっても、内容で分かるような文章に変えましょうって事です。
取っちゃっても、意外に分かるもんです。

敬語
意外なんだけど、敬語は使いすぎるとNGらしい。
もちろん、書き言葉限定です。

敬語があまりにも多い文章は、読んでいると感じ悪いです。
読みにくいですから。
皮肉か、という印象すら与える。

困りました。
言っている事は分かるけど勇気が出ません。

コツが書いてありました。
最初と最後だけ、丁寧に敬語を使う。
そうすると無礼な印象は受けないらしいです。

ちゃんと頭に入れておかないと、実践できませんね

同じような事が、方言で言える

これ助かりました。
何となく私もそうしているんですが
ちゃんと教えてもらって有り難いです。

私の場合、関西人なので冗談を書くときは関西弁で書きたいです。
子供の頃の会話とかは、当然関西弁でやり取りしている訳ですが
それをそのまま、文章に乗せると、読みづらい読みづらい。
最初だけ、ベタベタの関西弁で書いて
あとは標準語に戻しておいても
読む方の印象としては、ずっと関西弁でしゃべっているような錯覚に陥る。
最後は関西弁で締めると、終わり良ければ全て良し。

じゃりんこチエって、関西人の私でも読みにくかったもんなあ。

西郷どんと大久保利通の会話なんて難しかったなあ。
結局、ほぼ標準語で書きました。

索引はこちら
[日本語]シリーズはこちら(少し下げてね)

ボノボは、ほんわか

ボノボは類人猿です
の続きです。

チンパンジーとの違い
見た目はほとんど変わらないのに、ボノボとチンパンジーは性格や生活の仕方がまるで違う。

最も違うのが、オスとメス
チンパンジーはオスが圧倒的に強い。
オスの中では、順位争いがし烈。
順位の高い低いが、食事やメスとの関係等、全ての面で左右する

ところが、ボノボにおいてはオスメスの優劣は余りない。
メスはある程度の年齢になると、自分の集団を離れ
他の集団を探す。

他の集団にもだいたいすぐに溶け込み
集団の真ん中へんにメスたちが集まってぺちゃくちゃ
そこで子供を産み、そのままその集団で定着する
メスが生まれた集団以外に移るのは
おそらく近親相関で血が濃くなっていくのを避けようとしているんだと思います。

一方オスは一生生まれた集団で暮らしていく

オス内、メス内で、順位的なものはあるにはある
チンパンジーほど重要な意味を持っていないけど
メスの順位がオスにスライドする
お母さんの順位が高いと、子供のオスの順位も高い
だいたいお母さんの方が先に死んじゃうでしょうから
そのあとの順位はどうなるんだろうと思うけど
要するに、だいたいで良いんでしょうね。

集団同士がかち合ったときなんかは、
チンパンジーだと大変
オス同士が徹底的にやりあう
それは、チンパンジーに限らず、集団を作る動物はだいたいそうなんだけど
チンパンジー以外だと、一方が、参った!と逃げたらそのまま
チンパンジーは、追いかけて行ってまでやっつけようとする。

ボノボも集団同士がかち合うと緊張が走る
戦うのは、一応オスの役目
オス同士がにらみ合い、
いつでも来い、受けてたとう

お互いに威嚇しあっているその最中
メスがちょこちょこっと出ていったと思うと
あろうことか、相手集団のオスと交尾を始めてしまう。

一堂唖然
お、お前なあ

そうなると白けてしまい
まあいっか

性行為
動物にとって子孫繁栄は最重要課題
当然その為に性行為は行われる
発情期以外は、目的を達せられないから、無駄なことはしない
もちろんチンパンジーもそう

でも、ボノボは発情期以外でも、性行為を行う
もちろん、それで子供は生まれない
楽しむためと言ったら良いのでしょうか
大人と子供、オスとオス、メスとメスでも事に至る。

繁殖以外に性行為が意味を持つのは、ヒト以外にはボノボだけでしょう

ボノボの一日
ボノボの穏やかな生活は、多分に環境によるものだという気がする
コンゴの鬱蒼と茂る森の奥に住み
木の上で木の枝や葉っぱを巧みに使ってベッドを作り、そこで寝る
赤道に近いにも関わらず、余りにも木が高く生い茂っているために、光が地表にほとんど届かない
若い木はほとんど育たないし、夜はとても寒い。

木の実とかが豊富で、たまにしか肉食しない
木の上の生活が多いので、そこには自分達より大きな動物はいない
天敵がいないのだ
戦う必要もないし、狩りをしようとも思わない。

どちらかというと、チンパンジーよりボノボの進化しているんでしょうか
いや、進化の仕方が違ったと言えるでしょう。

よく、動物関係のテレビ番組で
チンパンジーが道具を使って色んな事をする実験があったりする
ボノボはほとんど道具は使えない。
無理する必要がない環境であれば、必要が無かったんでしょう。

コミュニケーション能力的なものは俄然ボノボに軍配があがる
チンパンジーを繰り返ししつけて、合図したら何を持ってこい、的な事は良く有るけど
ボノボはそもそも、しつけ的なことをあまり必要としない
隣の部屋にある何かを持ってきてという、
見てもいない始めての事でもやれることがある
人間の言葉を理解できているとしか思えないらしい。

技術的な進化はチンパンジーで
情的な進化はボノボって事でしょうか

食物の調達とか、食べる行為とか、
大きな意味でしなければならないことを「仕事」と呼ぶとすると
チンパンジーはいっぱい仕事をする働き者だけど
ボノボはほとんど仕事をしない

ぼうっとして、昼寝もしほうだい
それでも時間が余るから、意識が「遊び」に向いていく。

ボノボは集団でいるのが大好き
チンパンジーのように必要があってのことではなく
みんなでいた方が楽しいから。
具合の悪いボノボがいると、のぞきこんで気遣ったりする。

木に登る時も普通に登れば良いものを
仲間たちが登り始めるのを待っていたりする。

ヒトはどう進化してきたんでしょう
おそらくどちらの方向にも進化してきている

ボノボとチンパンジー
何だか考えさせられますね

索引はこちら
[動物]シリーズはこちら(少し下げてね)

板橋区にくらっくら

思い立ったが板橋区
の続きです。

東京大仏
急げっ
メインの目的の東京大仏

入口に着いたら参拝は午後4時までとでっかく出ています。
今は?
午後3:42 うひょーっ
九死に一生を得ました。

い、いたーっ

でかいっ
まさしく大仏
あの印(手の形)上生印なので、阿弥陀如来でございましょう。
となると、この乗蓮寺(じょうれんじ)は浄土宗?
やっぱり
法然さーん

それにしてもなんとも慈悲深いお顔
心が洗われます。

本堂も大きいこと

おっと、文殊菩薩
約束通り、獅子に乗っております。
文殊菩薩が、釈迦如来の横でなく、単独でいるというのは初めて見たかも

奪衣婆(だつえば)

役小角(えんのおづの)

なんでまた、こんなマニアックな

布袋さん

その横に七福神の揃い踏み

山門も立派で

庭園も見事

お寺の玉手箱やぁ

ほぼ、ぴったし16:00
ああ楽しかった。

さあ帰ろう
結局、コースの1/3くらいかな
残りは、また来て、じっくり回るとしましょう

帰り道で
ん? これは何?

植物園
植物園とあります。
今度、ここも楽しみにしてまた来るとしよう。

何時までなんだろう
16:00まで入場OK
あれれ? もう過ぎてますけど開いてるぞ
ええい、入っちゃえ

有料だったら、そんなことしないけど
無料。
すぐに追い出されても惜しくはない。

きれい

コンパクトで種類が豊富で、ちゃんと全部花の名前が書いてある

いいよいいよ
いくつか植物園は行ったけど
ひょっとして一番良いかも
もうちょっと早く知っていれば、花カレンダー楽だったのになあ

ん、日本庭園?
植物園なのに日本庭園も楽しめちゃう訳ね
お得
見本とか書いてあるけど、どういう意味かな
造園業者がスポンサーで、
庭作りサンプル的なものかな
ニトリのお部屋サンプルコーナーみたいな

違う
なるほど、こういうことか
神様 仏様 弘法大師様
灯篭の名前とか石の名前とか袖垣の名前とか
日本庭園で使われる各パーツの名前をちゃんと書いてくれて、オールスター

灯篭も、春日灯篭、雪見灯篭、織部灯篭、岬灯篭までしか分からなくてもやもやしていたのね
これ、濡鷺形灯篭(ぬれさぎがたとうろう)っていうのか
志木の宝幢寺でもあったのよね

これは落雁形灯篭か。へえ

それ以外にも、いっぱい
日本庭園をより楽しみたい人にとっては、黄色のバイエルです

何としても時間のある時にもう一度来て、写真を全て撮る必要があります。

いやあ、こんなに素晴らしいとは
くらっくらして来ました。

堪能堪能。さあ帰るか
ん、薬用植物園?
まだあるの?

幸いまだ追い出されないから、ちょこっと見てみるか

さっきまで種類豊富だったけど
こちらもまたまた豊富だこと

あっ、こんなところに短歌が
良いじゃないですか

こっちにも

ひょっとしてこれは
令和で大ブームの「万葉集」のテーマパークではありますまいか。

国分寺のお鷹の道のところに万葉集の植物園があるのは知っていたんです。
今、ブームなので、賑わっているんだろうなと思っておりました。
ここにもあろうとは。

何なんでしょ、ここの植物園
素晴らしすぎます。
一粒で三度美味しい、ミラクルキャンディか、ねるねるねるねか

こうなったら、万葉集の本を読んで十分研究してからまた来ないといけません。
ここだけで半日は必要です。

結局のところ、コースの1/3くらいでしたが
残りは出来るだけ早く来ることにいたしましょう。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

思い立ったが板橋区

今日は、セキセイインコのくうちゃんの病院が12時から
結果は、全快とは行かないまでもお薬を服用しながら様子を見ましょう
まずまずで良かった良かった。

帰ったらカミさんが
スカイツリー行くんじゃないの?
本当は昨日行った訳ですが
せっかく勘違いしていますので
うん、行くよ

さあ、これからお出掛けってどこ行くよ
もう1時半

例によって、行きの電車の中で色々検索しつつ行き先を決める、無計画お出掛けスタートです。
西武池袋線の電車に乗ると眠たくなってうとうと寝ちゃいました。
あああ、何も決まっていないのに池袋着いちゃったよ

そういうと、以前板橋宿に行くときに、板橋区のサイトからウォーキングコースを検索したなあ
そのうち一つ行っただけだから残り残っているぞ
ええっと、検索っと
考えている余裕無い
最初のこの赤塚コースでゴー
大仏があるってほんとかなあ

スタートは成増
池袋から、準急で一駅、10分くらい。
既に2時半
こんな時間からこんな本格的コースに行こうとしますかね
アホですね

赤塚氷川神社
最初は赤塚氷川神社
おっと、その前にいきなりの感動

乳房榎ーっ


目白の南蔵院に行ったとき、怪談の落語で有名な「乳房榎」のゆかりの地であり
乳房榎そのものは、板橋の赤塚にあると書いてあった。

いつかそちらも行ってみたいなあと思っていた。
それが、こんな無計画お出掛けのしょっぱなに出会えるなんて。
生きていて良かった。

赤塚氷川神社は、素晴らしい神社だった。


なんと富士塚まである
富士塚ファンとしては、たまらん

高いぞ

赤塚城址公園
次は赤塚城址公園か

目の前にすごい規模の森が
ひょっとしてあれか?
どこから回り込めば良いんだろう

ふと、横を見ると、茅葺き屋根
何だろう、行ってみよう
行ってみて理由が分かりました。
板橋区郷土資料館

参ったあ
正直、全く時間がない中で、東京大仏とやらを見れれば良いかなと思っていたのに
こんな想定外の大物があろうとは

いやあ、面白い
いきなり新藤楼玄関
ここか、ここにあったのか

板橋宿のウォーキングしたとき
観光案内センターの案内のおじさんと盛り上がり
そのおじさんが新藤楼という遊廓の玄関がどこかに移築されたと言っていた。
長らく行方が分からなかった昔の友達に会えたような、そんな気分

中に入ると、続々と昔の友達がやって来る
加賀藩下屋敷の乗り物
火薬の圧磨機圧輪記念碑
縁切り榎の絵馬
和宮の東遷の宿場見取り図
みんなあの日の仲間たちだ
そして、室町時代の豊島氏や千葉氏等の話

茅葺き屋根の古民家も色んなところで色々行ったなあ

庚申塚の数々

ここの資料館
私が興奮するツボをようく分かっていらっしゃる。

赤塚城址公園
城址公園もいくつか行きましたが、すごいのも結構ありました。
今回はどうだろう。

こりゃすごい
大きな山です


長い階段を登りきると広大に広場が広がります

バッタ広場っていうのがあって、バッタがいっぱいいるらしい
そして、本丸跡

赤塚城は、室町時代の城なので
戦国時代以降のように天守閣があったりはしません。
千葉自胤(よりたね)が築城した
豊臣秀吉の小田原征伐で廃城になる

広大な梅林もあるので、その時期には壮観でしょうね

肝心の東京大仏がどうだったかは明日お話しします。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ