湯島からのウォーキング

昨日で今年は仕事納め
今日の夜、兵庫県の実家に帰ります

遅い時間にしたのは、その前の時間にウォーキングしたいからですね

2月に湯島からウォーキングイベントを予定しています
その下見

湯島天神





湯島天神には以前にも行って動画でレポートしています
動画で、新江戸百景巡り。1.湯島天神
その動画でも長くしゃべりすぎたので
今回は、初めて発見したものだけ追加でね

今まで何回か来ているのに
改めて本を読んでビックリしたのが「ガス灯があります」との記述
ほんまやガス灯や。しかもちゃんと燃えている
ガス灯を再現したのはいくつか見たけど
実際に燃えているのは銀座とガスミュージアムとだけだった

以前ここにガス灯があったからだけど
♪湯島通れば思い出す
お蔦(つた)主税(ちから)の心意気
の、湯島の白梅の歌詞の3番にもガス灯は出てくる

青い瓦斯(ガス)灯 境内を
出れば本郷 切通し
あかぬ別れの 中空に
鐘は墨絵の 上野山

その本郷切通しの坂
湯島天神沿いに、石川啄木の歌碑があります

今回のウォーキングで石川啄木のゆかりの地が4箇所も出てくる啄木デー
朝日新聞社に勤めての通勤途中に通った坂になります

旧岩崎邸庭園
おおっ。出来てる
何がかと言うと、これ

2018年に来たときはまだ工事中
拡張するんですよって話だった
その拡張部分に建物が建っているじゃありませんか

旧岩崎邸庭園は三菱の3代目社長、岩崎久彌の邸宅
洋館を設計したのはあのジョサイヤコンドルです

11時のガイドさんの説明に間に合うように来ました
前回もガイドさんの説明を聞きました
都立9庭園、半分くらいはガイドさんの説明を2回聞いている
ガイドさんによって内容が違うのでとても面白いんです

今回のガイドさんの説明もすごくよかったなあ

しかも、2018年の時は建物内は撮影NGだったんだけど
今回OKだったんですよ
やったぜベイビー

ということで、今回、写真を使いながら中を詳しく解説していくことにいたしましょう
まずは表側の外観


■入口のステンドグラス
ごめんなさい。光が入りすぎて写せませんでした

■天井
すごく高い

■暖炉

暖炉は途中で作り替えて燃料をガスにしたらしい
空間が広すぎて暖まらなかった

■その上の鏡

鏡は高い位置にあるので人を写すものではなく
向かいからの光を取り入れて、明るく広く見せるためのもの
これほど大きな鏡を作る技術は当時無かったので、おそらく輸入品

■食堂と厨房の間の扉

上半分だけとか下半分だけ開くんです
扉の前に立った接客の係りの人が
お客様の食事の進み具合をみて
臨機応変に、お盆で出したり、ワゴンで出したり出来るように

ガイドさんについて一緒に回ったのが私を含め4人なんだけど
そのうちの一人が、建築に非常に興味があって、その道で一流になりたいと頑張っている若い女性
目のつけどころや質問点が全然違う
その女性が気づいたのがこの模様

壁とか触るのは絶対厳禁なので細かく分からないんだけど
凹凸があるように見えて、実は無いような
これどうなっているんだろう

床の縁に作られた寄せ木細工は部屋によってデザインが違う

■一階のベランダ
一階のベランダに敷き詰められたタイル
ほとんど目地がないので、余程精巧に作られていると思われます

はがすわけにいかないのでどこのタイルか分からなかったんだけど
最近、工事で地面の中から一枚同じものが出てきて、裏にメーカー名が書いてあって判明
陶磁器の高級ブランド、ミントン社でした

■談話室
お客様の奥様方が談話するための部屋
コンドルさんが好きなイスラムっぽいテイスト

天井には、日本刺繍がされている
表から見ても綺麗んだけど、裏もほぼ同じに見えるという優れもの

おもてなしの食器がまたすごい
バカラなんだけど、日本の植物が擦り込まれている別注品

まだまだ続くんですが、長くなりますので、一旦区切ります。
続きは明日ね

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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