[昭和歌謡]98 北国の春。ふるさとはあるのかないのか。

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。

北国の春
千昌夫
作詞・いではく 作曲・遠藤実
1977年

♪白樺 青空 南風
 こぶし咲くあの丘 北国の
 ああ 北国の春
 季節が 都会ではわからないだろと
 届いたおふくろの 小さな包み
 あのふるさとへ 帰ろかな 帰ろかな

千昌夫
面白い人でした
いっぱい、色んな話題を提供してくれました。
ジェーンシェパードさんとの結婚、離婚
シェパードさんは新婚さんいらっしゃいのアシスタントもしていました。
再婚した相手もまた外人さん

歌う不動産王
おら金持ってんどー
バブル崩壊で、歌う借金王

コロッケさんの物まねでも笑わせてもらいました。

まあ色んな事した人でしたけど嫌味がないんですよね
笑顔が良いんですよね
笑顔がいい人は見てて楽しい

北国の春
国民的愛唱歌ですね
国際的かもしれない

カラオケ初めてだと絶対この曲からです
あと北酒場

このふるさとって、当然イワテケン、だと思ったら
意外にも長野県
作詞のいではくのふるさと、長野県、野辺山ですって

小さな包みに入っていたのは、ばっけ味噌

ふきのとうが刻んで入っているらしいです。
それは確かに北国の春の季節が分かるアイテムです。

母親というのは、荷物を送るの好きですよね
何かある度に荷物を送りたくて仕方ないみたい
それ、東京でも買えるし。みたいなのも入っている
私が独り暮らしの時も良く送られてきたし
今では、カミさんのお母さんからよく送られてくる
娘が独り暮らししていた時は、カミさんは良く送っていた。

男親にはあの感覚は分からない
常にどこかで子供の事を考えているんでしょうね
ちゃんと食べているかとか、寒くないかとか

男は、そんなの食べなきゃお腹すくから食べるに決まってるじゃないとか
寒くなったらストーブつけるよとか考えて、そういう言い方しちゃうけど

ほんまか、そら良かったわぁ
ってしみじみ言われると
この人には絶対かなわんなあと思う。

ふるさと
ふるさと、でイメージするのは田園広がるとか、山があったり、の田舎の風景

私は、子供の頃、親の転勤で、兵庫県内を転々とした。
そのいずれもが、そこそこの地方都市で、田舎の風景というものがなかった

自分には、ふるさとと言えるものがないんだと思って大人になった。

大人になっての若い頃、自己啓発セミナーを受けた。
何日もかかる本格的なもの

その中で、「〇〇が欲しい」というのを、
いくつもいくつも矢継ぎ早に、何分間も言い続けるというワークがあった

最初は、お金が欲しい、車が欲しい、というような物質的なものだけど
そういうのはすぐに尽きてしまい、だんだん本当に欲しいものが口から出るようになるという気づきのワーク

私もお金が欲しいから始まったけど
ある時点から、完全に一貫して、あるものが欲しいと口から出るようになった

頭に浮かぶのは全て子供の頃に遊んだ風景

小川が欲しい
追いかけたサギが欲しい
赤土が欲しい
田んぼ一面のれんげが欲しい
家族で取ったつくしが欲しい
流した笹舟が欲しい

自分にもふるさとがあったんだ
涙が止まらなくなった。

[昭和歌謡]シリーズはこちら(少し下げてね)

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