関西と関東で色んな、食文化の違いがありますね。
結構、関西を離れてから時が経つので、「今はそんなことないよ」みたいな突っ込みを入れてください。
前回、納豆の話をしましたが、今日はうどんとねぎです。
うどんそば
この話は、ちらちら色んなところで出した気がしますので、再度になるかな。
関西人が一番ビックリする食の違いはやっぱりこれでしょう。
東京って、うどんのつゆが真っ黒で、どんぶりの底が見えへんらしいで。
そんなアホなことあるかいな。
冗談も休み休み言え。
最初に食べたのが、大学の学食。
きつねうどんでした。
食券を買って、並んでカウンターへ
そばですか、うどんですか
(何怒ってはるんやろこの人、きつねや、ゆうてんねんから、うどんに決まっとるがな)
うどんですけど。
関西では、きつねというと、うどんしかありません。
おあげがそばにのったら、たぬきそば。
てんかすがのるのは、てんかすうどん。
基本はてんかすはサービスやから、てんかすうどんはめったにない。
昔はそうだったけど、今は関西でも違うんかなあ
そもそも、うどん屋でそばを扱うなどという節操のないことがあり得ない。
うどん屋はうどん屋、そば屋はそば屋。
プライドはどこいってん、ちゅう話です。
チケットに、うどんそばと両方書いてあるて何ですの。
チケットにラーメンとカレーの両方書いてあったら、パニックですよね。
そして、いよいよご対面。
ほんまやった。
あいつすごいわ。ものしり博士か。
でもあいつも、ほんとのこの黒さは分かっとらんと思うで。
俺は、これから、この、底が見えへんうどんと、向き合っていこう。
と、気合いを入れましたが、
食べてみると
う~ん、こういうもんと思えば、おいしいんちゃう。
いとも簡単に慣れてしまうのでした。
ねぎ
大学の研究室で、先輩方が、どういう経緯からか、ねぎの話に。
ねぎの緑のところはどうせ捨てるのにもったいないなあ
たまらず割って入った私。
先輩、今、何と言わはりました?
ねぎの緑のとこ捨てたら、どこ食べまんのん。
むしろ、白いとこなら捨てますけど。
えっ、お前は何という事をいう。
白いとこを捨てたらどこを食べるの。
大丈夫か、お前。
私は、今まで、先輩の事を尊敬してきました。
なのに、なのに。
ねぎの緑のとこを捨てるだなんて。
何を頼りに・・・
もうお分かりですね。この論争。
数日後、スーパーに行って、我が目を疑いました。
ねぎが白いっ。
しかもぶっとい。