小岩散策の続き

京成小岩から散策。頑張って生きてきたご褒美
の続きです。

ピカッ、ゴロゴロ
さっきから黒い雲があったのは気になっていたんですが。


江戸川の河原に戻ってきた頃
ポツッ ポツッ

いかん降ってきた。
傘をささないといけないレベル

江戸川駅に戻って帰るか、思案のしどころ
傘をさして歩きながら様子見です。

小岩菖蒲園
河川敷にある菖蒲園
やっぱりちょっと早かった。6月にならなきゃね


ネットから拾った、満開の場合の写真はこちら

ここで、牧野富太郎先生が、世界的に珍しいムジナモを発見した

嬉しいなあ
この前、牧野富太郎記念館に行ってムジナモ見てきた。
こういうふうに、ウォーキングで見てきたものがまた出てくると
ああ、歩いてて良かったと思う。
その時の写真がこれ。牧野先生が書いた絵です。

あれれ、雨があがってきたぞ。
よし、継続だ

真光院

閻魔堂の閻魔様は、あの吉原の高尾太夫が寄進したもの
高尾太夫については、こっちも見てね
[江戸のヒロイン]吉原で高尾太夫と首尾良く遊ぶ方法

正真寺

戦国時代に、国府台(こうのだい)決戦の戦死者を弔うためにお堂が建てられたのが最初
国府台とは、江戸川を渡った対岸の場所
現在は千葉県市川市にあたる
下総(しもうさ)国の国府(県庁所在地)なので、国府台

武蔵国の府中もそうだけど、国府の場所って、戦略的に重要な場所だから
しばしば戦場となる
守る側からすると、川を渡られる前に何とか阻止したいので
小岩の地も、戦場となってしまう。

このあたりを歩いているとき、またまた結構雨が降ってきた。
ああ、ややこしい

善兵衛樋
この地は、横に江戸川があるにも関わらず、取水のための口が無かったので
農民たちは水の確保に大変苦労した。
明治になってようやく、具体化するための運動が盛り上がった
その中心になったのが上小岩村の石井善兵衛さん

とうとう、実現した。

それを記念し、圦樋(いりひ=取り込み口)を模して作られたのがこれ

この先、親水公園となるスタートでもある

親水公園も色々行ったけど、ここまで迫力があり、水量も豊富なのってなかなかない
感動して何度も行ったり来たり
しかもこの上に登れる
上から見た景色

ただ、水神って書かれた地元の人たちが作った碑がどうしても見つからない
ああ、悔しい

結局あとで、グーグルのストリートビューで確認したら、道を隔てて向かい側だった。
こんなの

さっきの上小岩親水緑道ではなく
親水さくら街道の方を進みます

八幡神社
無人の小さな神社ではありますが
ちゃんと八幡の八の字が鳩の形をしていて、鎌倉の鶴岡八幡宮と一緒です。

なんと、お参りいただいた方はお持ちくださいと、手作りのしおり
とてもきれい


こういうのに触れると一気にファンになっちゃいますね。
皆さん、小岩の八幡神社に行きましょう。

この近くに住んでいた北原白秋を記念して地元の人たちが、境内に
北原白秋の歌碑を立てました。

いつしかに 夏のあはれとなりにけり
乾草小屋の 桃の月かな

紫烟草舎(しえんそうしゃ)と名付けられた家だったようです

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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