日にち言ってみて 曜日当てるから

すっかり忘れ去っていたんですが、私にはずいぶん昔、特技がありました。
人間カレンダー

つい最近、ふと思い出した

日にち、言ってみて。曜日を言い当てるから。

じゃあ、9月12日

えーっと土曜日ね

きっかけ
かなり若い頃だけど、正月、その年のカレンダーをたまたまどこからももらえなかったことがありました。
まあ、買えば良いだけの事なんだけど、面白いから、その年の日にちと曜日を全部覚えちゃおうかと思いました。

結構大変なもんなんだなあ

苦労しているときに、どこかに面白いことが書いてありました。

どんな年でも、3月3日と5月5日と7月7日の3つの節句は、全部同じ曜日

ええっ、ずごい情報。

例えば、今年2015年でいうと、全て火曜日です。
この衝撃の情報から、人間カレンダーへの研究の日々が始まります

大の月と小の月
大の月
いっさんごーひちはとじゅうに
(1,3,5,7,8,10,12)
小の月
にしむくさむらい
(2,4,6,9,11)

3月3日から5月5日と、5月5日から7月7日はともに大の月と小の月一つずつを経ている
31+30=61
61÷7=8 余り5なんです
だから、日にちに2足す(3日に2足すと5日)と、7で割りきれることになるので、同じ曜日です。
3月3日から7月7日までに、2月29日は含まれないので、どんな年でも一緒です

割り算を足し算に
要するに曜日って7で割った余りがいくつかって事なんです。
余りが0=日、1=月、2=火、3=水、4=木、5=金、6=土
になります
その年の始まりの曜日を覚えておいて月と日にちを足す
例えば2015年は1月1日が木曜日
前日が水なので年の係数を3と覚えておいて1日の1足して4で木曜

2015/2/1なら
3(年の係数)+31(1月分)+1(日にち)=35 ÷7=5 余り0で日曜日

なんだけど31を足すのが面倒なので、
31÷7=4 余り3 なので2月の係数として3を覚えちゃってそれを足す

3(年の係数)+3(2月の係数)+1(日にち)=7 ÷7=1 余り0で日曜日
このあと覚え方とともに説明しますが、この月の係数とやらを覚えちゃえば
割り算が足し算になっちゃうのです。

2015/3/3なら
3(年の係数)+3(3月の係数)+3(日にち)=9 ÷7=1 余り2で火曜日

2015/5/5なら
3(年の係数)+1(5月の係数)-2(日にち)=2 ÷7=0 余り2で火曜日

できるだけ割り算をしたくないので5を足したいときは-2
6なら-1、7なら0、8なら1、9なら2とするのがコツ

2015/7/7なら
3(年の係数)-1(7月の係数)+0(日にち)=2 ÷7=0 余り2で火曜日

片手で計算
これを片手で計算します。
2015/5/5なら
右手を開き
年の係数3と言いながら3本中指まで折る
月の係数1で薬指まで
5日だから2引いて人差し指までが残る
今度は左手で月火と言いながら指差して
はい、火曜日

10日以上の場合
これも割り算を足し算に変えちゃいます。
10の位と1の位に分解
10の位も係数として覚えちゃいます
10は7で割って余り3だから3、20は余り6だから-1、30は余り2だから2
覚え方としては3-1は2と覚えます

2015/9/12なら
3(年)[中指]-2(9月)[親指]+3(10)[薬指]+2(日にち)[折り返して薬指]=6 で土曜日

2015/8/31なら
3(年)[中指]+2(8月)[小指]-5(=2)(30)[パー]+1(日にち)[親指]=1 で月曜日

月の係数の覚え方
じゅうごろくひち
と覚えます。

1月=0、2月=3、3月=3、4月=-1、5月=1、6月=4、7月=-1、8月=2、9月=-2、10月=0、11月=3、12月=-2

なんですが

まず1月は基準の月なので0。
これは覚え方に入っていません

じゅう、は
4月以降の偶数月です
4月以降の偶数月は全部、足して10になる数字が月の係数です。
4月=-1(6)、6月=4、8月=2、10月=0、12月=-2
面白いでしょ
4月5月は小大、6月7月は小大、8月9月は大小、10月11月は大小
全て足して61で7で割って余り5、即ち、-2だから、月の数が2ずつ増えて余りが2ずつ減るのです

ご、は
2月=3、足して5になる

ろく、は節句の月、足して6になる
3月=3、5月=1、7月=-1

ひち、は残りの奇数月、足して7になる(ちなみに関西人なのでしちではなくひちです)
9月=-2、11月=3(-4)

全体的覚え方
10の位の係数と合わせて、メロディをつけて覚えます

藤圭子の「夢は夜開く」のメロディで
じゅうごろくひち、さんひくいちはに
じゅうごろくひち、さんひくいちはに
じゅうごろくひち、さんひくいちはに
夢は夜開く

年の係数の割り出し方
2015の年の係数は、3でしたが、2016年は4と1ずつ後ろにずれていきます
365÷7=52 余り1だからです
これを利用して、年の係数も足し算で割り出せちゃうんですが、うるう年があって若干面倒なので、省略します。
過去や未来はあきらめて、毎年年の始めに年の係数を覚えちゃってください

ちなみにうるう年の場合は、年の係数を1つ多目にし、1月の係数を-1、2月の係数を2とします。
なので、2016年の年の係数は5です。

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