[歳時記]12/25 クリスマス

12/25
説明不要。12月25日はクリスマスです

誰もが知っているイエス・キリストの誕生日

ところが、なんとキリスト生誕の日が、別の日だったことがあるという。

キリストの正確な誕生日はよくわかっていない。
そのため、初期のキリスト教徒は1月1日、1月6日、3月27日などにキリストの生誕を祝っていた。

その頃、教会が組織としてクリスマスを祝うことはなかった。

両方教会でキリストの誕生を12月25日に祝った最古の記録は、
336年のローマ暦にある。
この日は、ローマ人の冬至にあたり農神サトゥルヌスの祭りとして盛大な祝いが行なわれていた。

そこで、この日をキリストの生誕の日に決めれば、
人びとから親しまれて盛り上がると考えた。

その後、東西の両教会は祝日制度を調整し、
クリスマスを12月25日に統一。

これがしだいに浸透していったのだ。

正確な言い方をすると、クリスマスはキリストの誕生日ではなく
キリストの誕生を祝う日だと言える

日本でも、キリスト教の伝来とともに伝わり、

明治から大正時代にかけて一般家庭でも祝われるようになった。

なぜ1月1日じゃないのか
そういうと、昔ニュースステーションで、久米宏さんが
西暦って、キリストが生まれたときを1年にしてるんじゃないの?
だったら西暦1年1月1日がキリストが生まれたときである筈で
その前の12/25までの数日はなんで紀元前なの?
考えると夜も眠れない

と問題提起
とても印象に残っている。

結局は、さっき書いたような、大人の事情で
元々盛り上がる日に合わせましょうってこと

暦は、そもそもその前からあって
ユリウス暦というもの
これは、1年が地球の公転と完全一致していなかったので、
毎年少しずつ1月1日がずれていっていた。
これを改良したのが、グレゴリオ暦
今も使われている西暦です
ようやく、季節が動かなくなった
その時、1月1日をいつにするかという議論の中で
その年のユリウス暦の1月1日に決めた。

そのあとで、キリストの誕生祭が決まったから
別の日なんですね

[歳時記]シリーズはこちら(少し下げてね)

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