分かった! ウォーキングの黄金律

「やってはいけないウォーキング」という本を読みました。
かなり良い本です。

ウォーキングはやらなさすぎても、やり過ぎても、体に悪い

これ自体は前から分かっていたんだけど、
膨大なる調査を元に「ちゃんと」数字を割り出したとても意欲的な大論文

その中でも、私が意識していなかった、「組み合わせ」の問題が書かれています。
こいつぁいいこと聞いた

ウォーキングの黄金律
8000歩、中強度20分
これがウォーキングの黄金律です。

これを導き出すまでにとても長い年月を費やしている。
奇跡の中之条研究
良くやった

群馬県中之条町の住民5000人に協力してもらって、15年にも渡って365日、身体活動計を着けてもらって調査した。
身体活動計というのは、万歩計のもうちょっと良いやつで、運動の強度まで分かる
強度というのはきつさ加減

確かに本人が奇跡の研究というだけのことある。
そんなの協力します? 普通
1ヶ月だってやっちゃくれないでしょう

健康との因果関係も分からないといけないから、
年に一度かなり詳しいアンケートも実施

主観が入るといけないということで、膨大なデータの分析を、自分だけでなく、複数人に依頼

すると、複数人から、偶然にも全く同じ答えが出た

一日8000歩、中強度20分が一番健康に良い

中強度って
身体活動計を着けてれば、正確に測れますが、ちょっとだけきつめの運動
ウォーキングだと、何とか会話ができる一番の早歩き

要は、運動してるって実感するまとまった時間が一日の内でどれくらいあるか

この結果はすごいと思います。

私は、18kgのダイエットをウォーキングで成し遂げたので、とても良く聞かれます
どれだけ歩いたら痩せるの?

その時の答えとしては、
まとまった時間歩くというのは実はそれほど重要ではない。
日常的な運動をどれだけ質を高めるかの方が大事
ニート運動というんだけど、トイレにいくときも、となりの部屋にいくときも、ゴミを捨てにいくときも早歩き
ニート運動は運動の中の7割り以上を占める

これ自体は間違いではないと思う。
これをやってるから2年ほどリバウンドしていないという実感がある

ただ、まとまった運動も必要だったんだね

データが語っているんだから。

もちろん私はやっているけど、平均すると30分くらいかも
中の上か、上の下くらいかも

比べてみて
興味深いのは8000歩20分グループと、10000歩30分グループに健康面で全く差がないこと
唯一差が出るのが、その前にメタボだった場合だけ
メタボだった人は、10000歩30分グループの方が減量効果がある
でも、ある程度減量できれば、8000歩20分で全く問題なし
効果が変わらないのに確かに10000歩、歩く必要がありますかということ

私の場合だけに限定して言わせていただくと
歩くの楽しいんだわ。
頼むから歩かして。

恐ろしいのは、それ以上はダメってこと
むしろ健康に悪い

10000歩以上もダメだし
30分以上もダメ
高強度20分もダメ

危ない。
ギリギリかなあ

次回以降で、もう少し詳しく触れていきます。

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