食品サンプル造り。ぶああああっ

浅草と食品サンプル造り。電車でぐーるぐる
の続きです。

かっぱ橋近くのこんな可愛いポストを確認しつつ、

いよいよメインの食品サンプル造り
天ぷらとレタス
「元祖サンプル食品屋」で体験
挑戦するのは6人
昔ながらのろうを使った工法です

最初に作り方を見ます
特にレタスについては
ええっ、こりゃ無理なんじゃない
と、恐れおののきつつ
さあ本番

天ぷら
エビは必須で、
あとひとつお好きなのを選んでくださいね
衣は自分でつけるけど、芯となる具材はあらかじめ出来上がっている

ピーマン、なす、カボチャ、蓮根
よし、蓮根

ぬるめのお風呂くらいのお湯の入ったところに
ろうを垂らしていく
天ぷらの場合は、オレンジのろう

高い位置からポトポトっポトポトっ
ろうがお湯の上に浮かんで広がります

エビを真ん中に置いて、沈め、180度ひっくり返す


手でやさしーく形を整えて、出来上がり
出来た出来た、天ぷらやー
おいしそーっ

蓮根も、ほぼ同じ要領
出来上がったあと、つついて穴を開けます

入れ替わって順々にやっていきます
手作りなので、微妙に形が違います
どれも美味しそう
カボチャも良いなあ

レタス
さあ、問題のレタスです
天ぷらと違ってあらかじめ出来上がっている部分はなく
100%自分で作る

まず、白いろう
お玉を使って、横にすーっと

緑のろうをまたすーっと

緑のろうを先生がさらに足してくれて

さあここからが感動
白いところを持ってお湯の中に沈め

今度は引き上げる

ぶああああっ
葉っぱが広がったあ

感動の瞬間なので、もう一回書きますね

ぶああああっ
葉っぱが広がったあ

ここから、レタスのように丸くしていくのですが
カーテンのようにひだひだを作りつつ、向こう側に折り返し


丸く丸くし
温かいうちにやさしーくレタス型に整える

おおおっ、レタスー
美味しそう

ご希望があれば、真ん中スパッと切りますがどうされますか

ぜひお願いします

スパッ

レ、レタスっ


何がすごいって、先生の教え方
若い女性なんですが
うまあくおだてつつ、成功に導く

自分で書いててもなかなか口で説明するのが難しいのに
説明の分かりやすいのなんの

6人いれば、不器用な人がいて
こりゃまたどうなっちゃったの?
ってなりそうですよね
それはそれで笑い合えるんだろうけど
やっぱり、その人って気分良くないだろう

全員美味しそうに仕上げさせる
先生がほとんど自ら手を出さない
見事

けっこう長くやられているんですか

えっ、私ですか
ええ、まあ、そうですかね、ワハハっ

おっと、若い女性にいまいちの質問だったかも

いやあ、あまりに教えるのが上手なので

これは、冷蔵庫に入れたほうが良いんですか?

いいえ、暑いところも寒いところも苦手なので
日陰の涼しいところに飾ってください

はーい、そうします

残念!
約束を守れませんでした
結論をお話ししますと
遺失物センターからメール連絡
「お探ししましたが見つかりませんでした」

メンバーのひとりが
主人に出して見ようかしら

おお、良い考え方

家でちゃんと盛り付けてカミさんや娘が食べるか、という実験も出来ずじまいでした。

手元にはありませんが
レタスがぶわっと広がる時のあの快感は一生忘れる事はないでしょう

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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