石神井公園駅から田柄用水跡を辿る

9/10(日)の事です

前日土曜日に散々ウォーキングしましたが
ええいっ、連続のウォーキングだっ

石神井公園駅から
以前、練馬区の郷土資料館で買った本からコースをチョイス
「石神井公園駅から田柄用水の跡を巡る」
っていうのにしよう

田柄用水というのは、江戸庶民の飲み水を確保した玉川上水の支流
今回のコースは全て暗渠になっていて、水の流れを見ることはできません
とはいえ今もちゃんと存在していて道の下を流れている

途中から後半半分は、今の東久留米市に引っ越して来る前、かなり長く住んでいた地域
懐かしさも感じつつ参りましょう

石神井火車站之碑(しゃくじいかしゃたんのひ)

大正9年、武蔵野鉄道に石神井駅が出来たのを記念して、有志が作った碑
「火車站」というのは中国語で駅のこと
こんな立派な碑を作るなんてよほど嬉しかったんでしょうね

駅前の観光センターに立ち寄る
ウォーキングマップのパンフレットを9つももらったので
当分色んなコースに行けますぞ

東京商科大学予科の碑

碑の中の文章がなかなかイケてる
ここで学んた若人達はやがて襲い来る嵐の時代を前に
残された最後の自由と青春の日日を謳歌し・・

田柄用水
出たっ。暗渠(あんきょ)だ

こういう風に車が入れないほどの幅で上が水色に塗られていれば暗渠
昔は見える形で水が流れていたけど、今は上を塞いじゃって下に水が流れている

暗渠は数々あれど、この暗渠はちょっと違う
川の暗渠ではなく、用水の暗渠なのだ

川と用水は180度違うので何が違うかをまとめましょう

◆川⇒自然にできたもの。低いところを流れる。水が流れ込む。水を使うためには高いところまで汲み上げる必要がある
◆用水⇒人が作ったもの(飲み水、灌漑)。高いところを流れる。汲み上げなくてもそこから水を引ける。

光和公園を経て

うーん
この辺りが速見水車跡だと思うんだけどなあ

この辺りの用水はほぼ真っ直ぐで、車も通れる道路の下を流れている

この下から、水の流れる音がした

旧清戸道を横切るところに祠(ほこら)があった

清戸道とは、江戸川橋からわが清瀬の清戸町まで、大根等の農作物を運ぶ主要道路
あのトキワ荘の前も通っています

鴨下水車跡があるはずなんだけど、また案内板なし
さっきの速見水車跡の場所同様、その場所に巨木はあるのだけど

目白通りに出ました
目白通り沿いにリサイクルショップがあったんだけど
店の斜め前に、無造作にこんなものが置かれていた

まさかのーっ
ひょっとして速見水車か鴨下水車なんだろうか
案内板がないなんて不満げに言ってごめんなさい
まさか実物が見れるなんて
リサイクルショップには人がいなかったんで、聞けなかったんだけど
売り物なんだろうか
速見水車か鴨下水車なら、普通は郷土資料館に置いてあるほどの貴重なものだけど
こんなところに雨ざらしで置いていて大丈夫?
小振りだから、速見水車や鴨下水車とは違うのかなあ
だとすると、この辺の人は用水沿いの農家の人は、こういった水車を自分で作って
畑に水を引き入れるために回していたのか
ああ、気になる
売り物なら買っちゃいたいけど、カミさんは激怒するだろうなあ

目白通りを超えると、引っ越し前に住んでいたところのすぐ近く
通り慣れた道になります

このあと、感動の展開になりますが
続きは次回

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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