大和言葉を使いこなしたい

いつもコラムを読んでいただいている方は、おそらくお分かりいただいていると思います。

私は丁寧な言葉使いが全くできません。

どちらかというと、下品と思われた方が嬉しいという、ひねくれものです。

ただ、不思議なもので、一方に逆の感覚もあります。

自分が絶対に出来ないことに対する異常なまでの憧れ。

そんな中で本屋で、あるタイトルに惹かれました。
大和言葉で頭の体操

中を見るとクイズ形式で、
憧れのとても綺麗な日本語を、
楽しく紹介してくれています。
大和言葉では、そういったクイズ形式での頭の体操を
つむりきたえ、というそうです。

ただ、実は、この本を買うのにとても躊躇しました。
どうせ買ったところで、自分には無理。

昔を思い出した
そういえば・・
思い出したことがあります。
ずいぶん前なんですが、仕事仲間の一言に、いたく感激して、頭から離れない

彼は、今でいう、オネエの気が若干だけあった。
独特の雰囲気を持った人でした。

その時、私の足が邪魔をして彼が通れなかった。

ちょっと、おみ足を・・

えっ
頭の中を衝撃が走った。
すごい。
かっこいい。
素敵だ。
この人、足の事をおみ足と言った。

正直、それまで私の中での彼の印象は
ちょっと気持ち悪いかな?
でもそれ以降、彼への印象が大きく変わった。

やっぱり
やっぱり買おう。
大和言葉が使いこなせない事くらい分かっている
長年付き合っているのだから、私の事は、私が一番良く知っている

良いじゃないか
もっとハードルを下げよう。

もしひとつでもどっかで使えたら。
おそらくぎこちなくて聞き取れないだろう
でも憧れの存在にちょっとでも近づきたいから

あくまでもベースはへっぽこフレーズ
何とかへっぽこフレーズを使いこなして、
私らしさを増幅させるぞっ
かっこ悪い生き方を全うするぞっ

ただ、そのためにも
緩急とりまぜられれば

西武時代の工藤公康のように

次回から
という事で
およそ、私らしくない
お前が言うなよ、的紹介をしていきます。

今日はふたつだけ。

お客様をお迎えしたとき
お客様をお迎えした時の表現です。
それぞれどんなひらがなが入るでしょう。

ようこそ○○○○くださいました。
ヒント: ようこそおいでくださいました。の、よりみやびな言い方です。

ご○○○とおくつろぎください
ヒント: ごゆっくりおくつろぎください、でも十分に大和言葉ですが、さらにたおやかな大和言葉があります。

■■こたえ
■ようこそおはこびくださいました。

わざわざ足を運んでいただいてありがとうございました。
ということ。
ご足労っていいますね。
より柔らかく言った感じでしょうか

■ごゆるりとおくつろぎください

ああはやく、これ使いたいなあ
今度の、ウォーキング同好会の昼食の時に使おう
今から緊張する。

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