IT業界、ちょっと落ち着いて

前々回、IT業界に出戻りした頃の事を書きました。

そして、前回はIT業界の特色の紹介。

今回は、その続きに入っていきます。

大きく分けると
大きく分けると
1.ハッタリ期
2.ひたすら期
3.ノンプログラミング期
4.別の価値観へ
と、4つくらいに分かれるかも。

ひたすら期
ハッタリ期はお話ししましたね。
意外に早く、ハッタリ期は過ぎていきました。

気がつくと、何だかついていけてるなあ。

とはいえ、まだまだ安定とまではいきません。

前回お話しした、派遣の身な訳で
ひとつの現場が終われば、又次の現場が決まるまで、面談を何回もやります。
履歴書は必要ないんですが、
この業界特有の、スキルシートなるものがあります。
一般的な職務経歴書の範疇。
どういうプロジェクトをいつからいつまで経験して
言語は何でとか。

ごめんなさい、いきなり専門用語入れちゃった。

コンピュータって何にも指示しないのに勝手に考えちゃうって
まだそこまでいってないので、
あれせいこれせいって人間が指示しなきゃダメ。

でも、ここのボタンをクリックした後は、
これとこれをこういう順番でやりなさいって
手順を教えておけば、ボタンを押しただけで
毎回、おんなじようにやってくれる。
真面目なんだね。

その手順はプログラミングって言うんだけど
花柳流みたいに流派がある

どこも、うちのやり方が良いよって自己主張するので
一つにまとまらない訳。
それを、言語って言ってます。
大阪弁と東北弁みたい。

c
ところで、言語の名前で粋だなあと思っているのがあります。
c という言語
最初大学の仲間内だけで自分達がつかうためだけの言語として生まれます。
言語の名前はついてません。
その内、大きくバージョンアップ。
そうすると、前のと比べて説明する必要が出てきた。
前のを仮にaだとすると、今度のbでは、みたいに説明。
そして、もう一回大幅バージョンアップ

そろそろ名前ぐらいつけようよ
って誰かが言ったと思うけど
いいじゃん、cって呼べば。
いよっ、粋! やるね、アメリカ人。

ところで、彼らの手を離れて世に出たc
また、誰かの手によって大幅バージョンアップ
今度はdにと思いきや
c+ (シープラス あるいは略してシープラ)

そして、もう一回大幅バージョンアップ。
今度は?

c++ (シープラプラ)

みんなcが好きなんだね。

そして、今度はc++とは違う考え方で
違った方向にバージョンアップした。
さあ、名前は?

c# (シーシャープ)
この名前面白いですよ。
++をちょっとずらしてもらっていいですか。
ほら、重なって#の文字に

Java (ジャバ)っていう言語も聞いたことありません?
あれは紅茶飲みながら、テキトーに作ったから。
ジャワティーのこと。
気合い入ってないゾッ、っていうのが良いのよね。

ひたすら期
話を戻して私のこと。
ハッタリ期は過ぎて、ついては行けるように。
後は、ひたすら経験を重ねていくのみ。

資格も集中的に2年ほどの間にいっぱい取りました。
この業界、資格がいっぱいありまして、数取っておくとウリにはなります。
10個。
内緒なんだけど、6000円出すと絶対に受かる方法があります。
いかんいかん、やっぱり内緒ね。

大きくいうと、SE(システムエンジニア)とプログラマーってのに分かれます。
お客様と打ち合わせしながら、設計書を作っていくのがSEで
その設計書にしたがってプログラミングするのが、プログラマー。
比較的早くハッタリ期を脱するのも、両方出来たからかも。
ブランクが思いっきり長いけど、SEの方のコツみたいなのは
時代が変わってもそうそう変わるもんじゃない。
でも、SEだけだと、派遣の人間はほとんど使ってもらえない。
そこは、社員さんがやっちゃうので、そのお手伝いだけ。
プロジェクトの最初の方は、設計して、
それが出来たら、じゃあプログラム組ましょかになる。
どっちも出来ると比較的長くおいておいてもらえます。


すこし余裕が出来てくると、
あることがしたくなってきます。

ノンプログラミング。

ここから先は、また次回ね。

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