「空き箱」と「から箱」どう違う?

「空き箱」と「から箱」
えっ?どう違うって考えたこともなかったけど
一緒よね
一緒だと思うけどなあ
違うんですって

「いろいろ」と「さまざま」
いろいろな考え方がある
さまざまな考え方がある
一緒のような、どこか違うような

「にげる」と「のがれる」
追手からにげる、と追手からのがれる
おなじ「逃」の字を使いますね
どうちがうか、説明できます?

「こんどの電車」と「つぎの電車」
電光掲示板に「こんどの電車、〇〇行き」
「つぎの電車、××行き」
どっちが先に来るの?
教えてー

◆◆答◆◆

「空き箱」と「から箱」
空き箱って、本来入っていた中身が、今は無くなった箱なんですって
だから、みかんの空き箱に雑誌をつめてもやっぱり空き箱
そう言われるとそうかも
から箱はからでないといけない
何かが入るともう、から箱じゃなくなる。
からじゃない箱になるんだね。

てっきり、段ボールでできてるのが空き箱で
ボール紙でできてるのがから箱かと思った。
でも、そんな気しません?

「いろいろ」と「さまざま」
いろいろは、色々だから、種類が多いこと
さまざまは、様々だから、さまが違うのが多くないといけない。
さまざまな服と言えば色も形も大きく違うものが、いっぱいないといけなくて
同じような感じではあっても種類は多い、ということなら色々の範疇を出ない。
バリエーションの広さですね

そういう意味だと、
お千代さんの、人生いろいろ、は、人生さまざまの方が良いのかもね。

「にげる」と「のがれる」
逃げるは、意思をもって進んで遠ざかること。
逃れるは、それも含むんだけど、より広い概念で
偶然逃れてラッキー、みたいな場合も使って大丈夫。

「こんどの電車」と「つぎの電車」
結論的には、こんどの電車の方が先に来る。
こんど(今度)は、現在から見て一番近いものをさす
過ぎ去ったばかりの過去でも使える
こんどの試験は難しかったねえ、みたいに。
つぎ(次)は、あるものを基準にして、それに続くもの。
イメージする基準のものがある。
次こそは、みたいだと、
失敗しちゃったので、その経験を踏まえてその次。
次は俺の番だと誰かが同じことをやっている

電光掲示板に両方書いてあったという想定だと
次は、今度の電車を基準にして、その次ということになる。

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