おいそれの「おい」と「それ」とは

おいそれ、って使いますよね。

おい、それ取ってよ、じゃないよ。

そんな急な頼みじゃ、おいそれとは受けられない
ってやつ

簡単には、みたいな意味でしょうかね

「おい」と「それ」
考えてみれば、変な言葉ですね。
おい、ってあの、おい、なんです。
それ、はっていうと、それ行けっのそれ。

つーかー、に近いかも。

おい、って言われて、
子分みたいな感じなのかな
それって行く。

おい それっ おい それっ
で、おいそれと簡単に。

江戸時代に使われ始めたらしい。

ものごとを深く考えないで、簡単に引き受けてしまうことから
軽はずみな人間を「おいそれもの」と言った。

二葉亭四迷の「浮雲」では
お勢は根生(ねおい=うまれつき)のおいそれものなれば
といった使われ方がされている。

軽はずみな娘を「おいそれおとめ」とも言った。

良いんじゃない?
どちらかというと、否定的な使われ方をするようですね。

でも、おい それっ ですよ
おい って基本、命令されているわけですから
それって 即座に動くべきでしょう。
立派です。

すぐやる課、みたいなもんです。

おいそれと ・・〇〇ない。
と、否定文でばっかりで受けないで
彼はおいそれと実行した
みたいに使いたいですね。

目指すは、おいそれおやじだっ。

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