カミさんの田舎はすごいとこ(読売新聞にのったぞ)

とっても、ひさしぶりでごめんなさい。

カミさんの田舎、東栄町の話題です。

読売新聞で
カミさんがいつものように、読売新聞を読んでいました。

あーっ

とってもでかい声

どうしたの?

東栄町のカフェが新聞に載ってる
いつも東栄に帰ったときに、姉さんと行っているカフェ

そのカフェが、新聞にのってる

そこで、色んなもの売っててね
ほら、そこの花もそこで買ったもの

新聞記事の内容
とってもでっかい記事
2/3の読売新聞、全国版です。
一面の半分くらい。

Nextらいふ、という特集記事
62歳の開店
宮田良子さん 67歳
山村のカフェ 交流の場に
chachacafe
宮田さんは、元々名古屋の人なんだけど、
東栄町を気に入って、東栄町に移住してきた。

東栄町の東栄駅は無人駅
20年ぐらい前だったか、何がどうなったか
急に駅舎がやたらに綺麗に立て替えられた。
花祭りの鬼をモチーフにしたやたらにかっこいい駅舎
無人駅に、なんでまた、こんなものが
嬉しいけど、違和感いっぱい

その中に休憩所があるんだけど
当然、ただガランとしているだけ

でもある日、そこにカフェが出来た
ちゃちゃカフェ
すごいすごいと噂していた。

無人駅だから改札なんてフリーパス。
切符なんて買わなくったって、中に入っていける

残念ながら、はやっているってまでは、いかないんだけど
東栄町の人が作った花瓶とか、いろんなものを売ってくれる
元々、自分の手芸作品を展示していたんだけど
どんどん、東栄町の人たちのコミュニティの場として広がりを見せている
カミさんも色々そこで買ったりしている

その店
その店を始めた経緯が紹介されている

写真もとっても良くって、笑顔がとても素敵な人

いやあ、嬉しいじゃないですか

ホームページはこちら
http://chachacafe.jp

カミさんの田舎はすごいとこ(おじいちゃんとおばあちゃん)

おじいちゃん
カミさんのお父さん、すなわちおじいちゃんは、穏やかでニコニコしてて、とってもいい人。
一人で何でもできちゃう。
お風呂が古くなったので、新しく作り直そうということで、タイルペタペタはって浴室ごと作っちゃった。
言われなきゃ、素人が作ったって全然分からない。

孫が出来て遊びに来るとなれば、家の天井から紐を垂らし、ささっとブランコを作っちゃう。
部屋の中に立派なブランコがあるので、子供は大喜び。
うちの子も結構遊んだ。

僕たちの結婚まで
そんなおじいちゃんだけど、僕たちが結婚するまで結構長くかかった。

会ってもらえない。
特に何で忙しいって訳でもない。
理由はないんだけど会ってもらえない。

おそらくとても穏やかな性格だから、会ってしまうと許さざるを得ない。
どこの馬の骨だかわからん奴にうちの娘はやれん。
とっとと帰れっ。

とはやっぱり言えない。
会わない、という選択肢しかない。

そういう事なんだろうと思うから、あまりせかすことができない。
そろそろかなと思う頃に
来月くらいどうか、聞いてみてくれない?

会わない理由もないって辛いですよね。
会っていただけることに。

すんなり。

お嬢さんとの結婚を許していただきたいと思っています。
はい、よろしくお願いします。

おばあちゃん
おばあちゃんは、働き者で、ちょっとおちゃめ。

おじいちゃんとの結婚
昔、特に田舎の方は、結婚って恋愛が前提でなかったりしますね。
家どうしが決めちゃったりして。
おじいちゃんとおばあちゃんもそうでした。
結婚式まで会ったことも無かったらしい。

それでも、おばあちゃんは、おじいちゃんとの結婚に大の乗り気。
嬉しくて仕方なかったらしい。

理由は、
駅に近い。

東栄町と一言で言ってもやたらにひろい。
山手線内の2倍の広さ。

おじいちゃんの家は駅から数分
東栄町の中では憧れの的の地域

進路
カミさんの行ったのは、地域で2番目にいい高校。仮にB校
一番良いとこは、東大に行く人も出るくらい。仮にA校

カミさんに何度も聞かされた話。

社会に出て何年もたったとき、カミさんがおばあちゃんから電話で、
あんた、そのときは言わんかっただけど、中学の先生に、A校も行けるって言われてただに。
行きたかった?

そんなん今言われても。
行きたいに決まっとるに。
何でゆうてくれんかったん

あんた、B校行きたいゆうてたし。

A校行けるて、おもてんもんで。

要は、A校は遠い。
通えないから下宿する必要がある。
行きたいと言われても困る。
秘密にしとくに限る。

ずいぶんたってから、ばらしちゃうのがちょっと可愛い。

カミさんの田舎&大阪弁 (ものもらい)

カミさんの田舎の奥三河と、私の出身の関西(兵庫県)の言葉の話題です。

めばちこ
関西では、ものもらいのことを「めばちこ」と言います。
目にバイ菌が入って腫れるやつ。
医学的には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)って言うんですって。

めばちこって、何とも良い響きだと思いません?
目のはれ上がった感じ。
まばたきするときに「めばちこ」って音がする気がしてくる。
言う度に、ちょっと面白いコミカルな感じがしてとても好きな言葉だった。
ものもらいという表現も知ってはいたが、ここはめばちこに統一すべきだろうと思っていた。

めこんちき
カミさんと知り合って、たまたま、カミさんにめばちこができた。

めこんちきが…

ええっ、今何て?
めばちこのこと?

ええっ、今何て?
めこんちきのこと?

負けた。
東栄町恐るべし。
めばちこより、めこんちきの方が何となく笑える。

ひょっとして、「目金色」が語源だろうか。
とすると、輝いている。

下調べ
この話題を書こうと思って、ネットで調べてみた。

そもそも、関東でなんでものもらいっていうかというと、
麦粒腫ができると、近所からものをもらうと治るという言い伝えから来てるんですって。

へえ、そうなんだ。

もっとびっくりしたのが、めこんちき。
「目金色」ではなかった。

めこじき。
愛知県一帯は、めこじきらしい。
由来は、なんとものもらいと一緒。
近所からものをもらうから、目こじき。
奥三河ではそれがさらに若干なまったんだろう。
めこじきでは笑えないが、めこんちきでは笑える。
いい訛りだ。

めばちこの語源は諸説あってよく分からないようだ。

それ以外
調べると、色んな言葉が全国で使われているみたい。
めいぼ、めんぼ、めぼ等は目のイボが語源で、これも全国にけっこうちらばっている。

面白いのが熊本。
おひめさん。

そないなところにおひめさんがいるとは。

近いのが、佐賀の一部で、おきゃくさん。
沖縄の一部で、おともだち。

さらにすごいのが、宮城県。
ばか。

すばらしい。

これらの言葉は何としても保存したいものですね。

地方局のテレビは、方言でしゃべらないといけない、
みたいな法律は作れないんでしょうか

カミさんの田舎はすごいとこ(飯田線)

飯田線
カミさんの田舎、東栄の電車は飯田線
遅いことには定評があります。

鉄道マニアの中ではかなり有名な路線らしいですね。
単線の区間がべらぼうに長い。
すぐに、すれちがう電車を待たないと行けないから、止まってる時間の長いことといったら。

西村京太郎のミステリーでは常連。
結構遠い私鉄まで、車で走っても、アリバイ工作はバッチリです。

2両編成です。
これがカミさんの自慢。

ローカル線で2両はなかなかないよ。

そうやろか


駅はほとんど無人駅。
切符はどうするでしょう。

このクイズは簡単すぎますね。

答えは
車掌さんが行ったり来たり

改札のようなもの(実際は単なる入り口)が前にあるときは、
2両編成を前の方に事前にスタンバイ。
後ろの時は後ろに。

入り口なんてかざりみたいなもんで、どっからでも駅には入れるわけですが、お約束のところにいないと、車掌さんがかわいそうです。

ドア
ドアは自動的に開いたりしません。
自分でボタンを押します。
冬は寒いですから。
ドアの前でじっと待ってたってる人は、すぐ都会もんだとばれちゃいます。

これは、東京近郊でもそこそこ有りますよね。
八高線もそうでしたっけ。

クラブ活動
学校、特に高校になるとかなり遠くまでこの飯田線で通わないと行けません。
放課後、クラブ活動なんかしていると帰れなくなるので
クラブ活動が出来ないのです。
クラブ活動の話題は中学までになります。