相手にも気持ち良くなってもらうために
実はほとんどの人は一回のほめ言葉では納得しないらしい。
怪しいと思う。
何か企んでるんじゃないの。
プラス2回でやっと納得モードになる。
ただ、その必要回数は人によって違うらしい
あなたは優しいねえ
優しいだなんて、そんなことないです。
この前も鈴木さんの顔色悪いのを気遣っていたよね
まあ、そういう時もありますけど
そういうふうに、人の体調に気づいてあげられるというのが優しい人だと思うんだ。
それでもダメだったら
「私はそう思うよ」で終わらせましょう。
私はそう思う、は主観なので絶対に否定のしようがない。
いったん終わらせて、次の機会をうかがうときのフレーズです。
即効フレーズ
相手に気持ち良くなってもらうため、即効フレーズを身に付けていきましょう。
あなたは本当に○○だね。と誰々が言っていたよ
もし否定されても、人が言ったことだし
喜んでもらえたら、私もそう思うよ、と付け足せばいい。
気軽に使えるフレーズ
もし、誰も言っていなかったら
あなたは本当に○○だね。と誰かが言っていたよ
とあいまいにする。
もし、誰がですか、と突っ込まれたら
誰だったかなあ。
ととぼけて、
私もそう思うけど、付け足せば良い。
もし、○○だったら
もし会社をやめて独立することになったら、君みたいな人と一緒に仕事したいよ
というように、仮定の話にして受け入れやすくする。
さらに、将来こうなるよとほめるのもいい。
そのこころがけはとってもいいね。将来絶対に役に立つと思うよ。
もし○○だったらは、現在とは違うから現実的でなくて良い分ほめやすい。
あなたは文章がうまいねえ。もし作家になってたら、ベストセラーをだしてたかもね。
過去をほめる
過去の事って自然に聞けるから、どんどん掘り下げて聞いていきます。
その中に必ずほめる要素が隠れているので、ほめやすいし、受け入れてもらいやすい。
引き出すコツとしては、「一番」というフレーズを使う
今までで一番やりとげたなあと思う仕事ってどんな仕事ですか、みたいに聞き出す。
やりとげたなあと思う仕事、だけなら、そんなのないよで終わりだけど
一番がつくと一生懸命探してくれる。
また、いま、ほめることを、過去に置き換えて、
昔から、頭が良かったんでしょうね
のようにほめるとほめやすい。
応用編で、最初に今をほめ、そのあとで過去もそうだったんでしょうねとしめると
ひとは最後の言葉に反応するので、文章の頭にあるほめことばを否定しづらい。
知らず知らずに受け入れてしまうことになる。
続きは、また後日