「気」っていかがわしい?

快癒力の篠原先生は最初「気」というものに傾注していきます。
西洋医学の医者でありつつ、実際に「気」で病気を治したりもする。
本当に治せるわけだからそっちの方向に行っても良かったのかもと思うけど
結局その方向にのめり込むことをしない。
「気」を全体的で重要な概念として使いたいから


東洋医学で中心になる概念、「気」
この存在が、東洋医学をいかがわしい印象にしてしまう原因でしょう。
何でもかんでも「気」のせいにしてしまう。
それって思考停止なんじゃない?。
もうちょっと、何とかないの、とは確かに思います。

ましてや、テレビで大の大人を数人並べて「気」をかけると全員一斉に倒れたり。
本当にできるんだと思います。
でも、そのことで逆にいかがわしい印象を与えてしまう。

おそらく本当に言いたいことはそういうことではないでしょう。
大きな方向性や概論のことを言っているのでしょう。 
細かいことだけに目を向けるのではなく、ばくっと全体としてどうなのか。
「気」を自分のためだけに使っているのか、人のために使っているのか。
大きくいって何を「気」にしているのか

「気」にする、「気」にしない
「気」にする。「気」にしない。
「気」を向ける。
「気」をつける。
「気」がいく。
要は、大きくいったところの生命エネルギー
それが、今、どっちに向かい、何に主に使われているのか。

気のバランス
気は総量よりもバランスの方が大切
呼吸でもハアハアと呼吸回数の多いのは良くない。
脈拍も速いのは良くない。
禅などの修行では呼吸回数を出来るだけ少なくしようとします。
人間が自分の能力を十分に発揮できるのは、脈拍が低く安定しているとき。
「気」で重要なのはバランよく安定しているということです。

七福神、調べるととても面白い

新春に、日本橋七福神巡りのウォーキングイベントを企画しています。
今日はその下見。

七福神って何だろう。

そういう事に全く無頓着に生きてきて、ダイエット後、ウォーキングにはまると
ウォーキング+新春=七福神巡り
という当たり前の図式があるのだと分かりました。

去年は、地元東久留米市と、川越の2つの七福神巡りをしました。

それでも、実は七福神そのものに興味があったわけではないので、
恵比寿ね、聞いたことあるある、という程度

今回は主催者なので、ちゃんと調べておきましょう。

そもそも七福神とは
というところから始まって色々調べていくと実はとても面白かった。

このあと、何回かに分けて紹介していきます。

そもそも七福神とは
おそらく遊びの一種
例えば、時代を越えて最強の野球チーム作るとしたら誰入れる?
みたいなそんな感じ。
王、長嶋、イチロー、落合、次は?
って具合。

7人の最強の神様は?
始まったのが中国でその後日本にも広まってきたから、キリストだの、モハメットだのは入っていない。
釈迦は仏なので入っていないのかな。

奈良時代に結構盛んで、ほぼメンバーが定着してきたのが室町時代。
色々入れ替わっていったのが、布袋とか、弁財天とか、寿老人とか

誰々?
大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿(えびす)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)です。

色んな面白いこと
後ほど、一人ずつ紹介していきたいので今日は7人のメンバーの一言紹介と、私が面白いと思った点を一つずつ書きます

■恵比寿(えびす)
実は日本の神様は1人だけ。恵比寿さん。
恵比寿さんは起源に諸説あってとても面白い。
もともと捨てられちゃった子供だったりもします。
ちなみに、他のメンバーは天とつくのが元々インド出身
残りの福禄寿、寿老人、布袋尊は中国出身です。

■大黒天(だいこくてん)
大黒天は元々インドの神でありながら日本に伝わった時に音が大国主命の一緒だったので、おおくにぬしのみことと同一視されます。
他の神様もそうですがいろんなものとくっつきます。
そうなると日本では超ヒーロー。
恵比寿さんと人気を二分することになります

■毘沙門天(びしゃもんてん)
毘沙門天は、帝釈天の家来である四天王のひとり。
親分の帝釈天を押しのけ、四天王の中で唯一七福神のメンバーに選ばれるほどに上り詰める。
毘沙門天だけはとても異色で、他がにこやかな顔をしているのに一人だけいかつい。
武将なんです。

■弁財天(べんざいてん)
唯一の女性。
実は、女神の中では最初はマイナーだったのに、いろんな神と合併したりして、得意分野がどんどん広がり
とうとう、女神では一番人気で、最初七福神に入っていた吉祥天を押しのけてしまう。
べんてんさん一人いれば、他はいらんだろうというほどの超実力者となる

■福禄寿(ふくろくじゅ)
福禄寿というと何といってもあの長い頭。
福禄寿は実は一人ではない。
福と録と寿の3つが別々。
なのになぜか一人として描かれるようになっちゃった。

■寿老人(じゅろうじん)
寿老人は七福神の中では一番マイナー。
七福神に入れなかったことも結構ある。
それには理由があって、福禄寿と同一人物だから。
福禄寿は福と録と寿の3人分で一人。
寿老人は、あえて寿だけを一人で描くとすれば、みたいな時用。
どう考えても、福禄寿だけでいいはずなのに
ダブってでも入れたいという長寿に対する庶民の強いあこがれを感じる

■布袋尊(ほていそん)
私はこのほていさんが一番興味深く思いました。
七福神に入るはずの無い人。
神さんじゃないんです。
実在する人間なんです。
単に太った貧乏な坊さん。
それが七福神になったいきさつが面白いので、
この後のシリーズの中でじっくりお話ししていきます。

おでん種の会社の社長が語った「分かったんです」

「若くしてなった経営コンサルタント」でお話ししたように、色んな社長に実感のある話をいっぱい伺いました。

その中でも強烈に印象に残った話をします。

仲卸しから
その社長は女性社長です。
だんなさんと一緒に市場の中で仲卸しという商売を始めます。
扱う商品はおでん種
そのうち、類いまれなる経営能力を持った社長は、独立して、おでん種を製造し、パック詰めして卸す会社を始めます。
だんなさんはそのまま仲卸し。

順調に成長
会社は順調に成長していきます。
そして転機が訪れます。
セブンイレブンと取引させてもらえるようになるのです。

そこから、急激に売上が拡大していきます。
なにせ、セブンイレブン自体が急激に成長していきましたから。

ところがです。

その急激成長の急激さに陰りが見え始めます。
成長はしているので良いじゃないかと思うのですが、
その社長にしてみれば、ものすごい危機感が襲ってきたらしい。

ここままじゃダメになる。

どこが良くないんだろう。

考えに考え抜いたらしい。
でも出た結論は
分からない。

行動
ここからがこの社長の尋常じゃないところ。

分からないんでね
全国を歩いたんです。
一つ残らず全てのセブンイレブンの店舗を見て回ったんです。

ずごいと思いません?
全ての店舗って、とれだけの数あるか。
そもそも全部って何で?
10店舗も見れば、大丈夫なんじゃないの?

それでね。

分かったんです。

えっ?何が分かったんですか?

分かった
得をさせていない、ということが分かったんです。

な、なんでそんなことが分かったんでしょう。

全国を回って、自分の商品であるパック詰めのおでん種が置いてある棚を見た。
おそらく、良い位置に置いてもらってなかったという事なんでしょうね。

セブンイレブンって本部がありますよね。
そして、個々の店舗はフランチャイズ。
要はオーナーさんがおられる。

とすると、一つの商品で上がる利益を、
自分の会社、セブンイレブンの本部、フランチャイズのオーナーさんの3箇所で分け合わなければならない。

もしオーナーさんにとって得にならなければ、真剣に売ろうとしない。
もし本部にとって得にならなければ、真剣に売らせようとしない。

得をさせるためには
得をさせるためには、大きな利益率がいる
ということが分かった

そこで思い付いたもの

セブンイレブンで、レジの横でおでんを作って売っていますよね。
世界で初めて、あれを始めたのがその社長。

パック詰めのおでんに比べ、同じはんぺんでもその場で作って売った方がずっと高く売れる。
そうすると、3者全部がハッピー。
Win、Win、Win

オーナーも本部も真剣に売ろうとしてくれる。

そんなことが、全国くまなく歩いたら分かったって
どんだけすごい社長なんでしょう。

日本アバウト党の、幸せな生き方

「ずぼら」人生論という本を読みました。

日本アバウト党の党首である私にはぴったりの考え方です。

不真面目のすすめ、です。

口癖やキーワード
まあ、ええんちゃう
てきとーてきとー
ええやん
しゃあない
いらん、そんなん、いらん。

勝ち負けについて
自分が負けるっちゅうことは、誰かが勝っとる。それでええやん。
自分は自分
競争なんちゅうものは、したいやつがすりゃあいい。
ひとのことなんてどうでもいいがな。

蟻とキリギリスの最新バージョンがあるらしい。
キリギリスは練習したうでを活かし、バイオリンのコンサートを開く。
蟻は、蓄えたお金でチケットを買い、コンサートを楽しむ。

勝ち負けの人生から、あいこの人生へ

評価されること
なんで人のせいにするのか。
自分のせいじゃないことで、自分の評価を下げないようにするため?

なんで人を素直にほめられないのか。
自分に比べてあなたはすごい、と言っているようで、自分の評価が下がる気がするから?

評価されることをあきらめるととってもすべてが楽になる。

私自身、会社や仕事を結構変えているので、すごいですねと言われ続けた時期と、あかんなお前はと言われていた時期があるんだけど
意外に「あかんな」の時期もそれはそれで、回りが自分に対して遠慮してない感、が気持ちよかったりする

俺なんか、アホやし。と、まず言ってしまうと気持ち良い。

放っておく
トラブルも、苦労も、悩みも、全部「放っておく」
どうにかしようなんて思わない。
トラブルにみまわれている自分、悩みに落ち込んでいる自分、苦労のさなかにいる自分を、そのままに生きる

解決できない問題は解決しない

なるようにしかならない。なるようになる。
あきらめよう。はい、解決。

失敗はお笑いのもと。
おいしい、で全てよし。

悩むのは時間の無駄
実は悩んだことがないので良く分からないんですが、
AかBかどっちにしたらいいかって、ほんとに悩む事ってあるんでしょうか。
決めたらええやん、と思うんですが。

本に良いことが書いてありました。

迷ったらサイコロで決めてしまいなさい。

まあ、そうやろなあ。

決められんということは、それくらいメリットが同じくらいあるっちゅうことだから、どっちでも大して変わらない。

はいこっち。はい解決。