七福神、調べるととても面白い

新春に、日本橋七福神巡りのウォーキングイベントを企画しています。
今日はその下見。

七福神って何だろう。

そういう事に全く無頓着に生きてきて、ダイエット後、ウォーキングにはまると
ウォーキング+新春=七福神巡り
という当たり前の図式があるのだと分かりました。

去年は、地元東久留米市と、川越の2つの七福神巡りをしました。

それでも、実は七福神そのものに興味があったわけではないので、
恵比寿ね、聞いたことあるある、という程度

今回は主催者なので、ちゃんと調べておきましょう。

そもそも七福神とは
というところから始まって色々調べていくと実はとても面白かった。

このあと、何回かに分けて紹介していきます。

そもそも七福神とは
おそらく遊びの一種
例えば、時代を越えて最強の野球チーム作るとしたら誰入れる?
みたいなそんな感じ。
王、長嶋、イチロー、落合、次は?
って具合。

7人の最強の神様は?
始まったのが中国でその後日本にも広まってきたから、キリストだの、モハメットだのは入っていない。
釈迦は仏なので入っていないのかな。

奈良時代に結構盛んで、ほぼメンバーが定着してきたのが室町時代。
色々入れ替わっていったのが、布袋とか、弁財天とか、寿老人とか

誰々?
大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿(えびす)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)です。

色んな面白いこと
後ほど、一人ずつ紹介していきたいので今日は7人のメンバーの一言紹介と、私が面白いと思った点を一つずつ書きます

■恵比寿(えびす)
実は日本の神様は1人だけ。恵比寿さん。
恵比寿さんは起源に諸説あってとても面白い。
もともと捨てられちゃった子供だったりもします。
ちなみに、他のメンバーは天とつくのが元々インド出身
残りの福禄寿、寿老人、布袋尊は中国出身です。

■大黒天(だいこくてん)
大黒天は元々インドの神でありながら日本に伝わった時に音が大国主命の一緒だったので、おおくにぬしのみことと同一視されます。
他の神様もそうですがいろんなものとくっつきます。
そうなると日本では超ヒーロー。
恵比寿さんと人気を二分することになります

■毘沙門天(びしゃもんてん)
毘沙門天は、帝釈天の家来である四天王のひとり。
親分の帝釈天を押しのけ、四天王の中で唯一七福神のメンバーに選ばれるほどに上り詰める。
毘沙門天だけはとても異色で、他がにこやかな顔をしているのに一人だけいかつい。
武将なんです。

■弁財天(べんざいてん)
唯一の女性。
実は、女神の中では最初はマイナーだったのに、いろんな神と合併したりして、得意分野がどんどん広がり
とうとう、女神では一番人気で、最初七福神に入っていた吉祥天を押しのけてしまう。
べんてんさん一人いれば、他はいらんだろうというほどの超実力者となる

■福禄寿(ふくろくじゅ)
福禄寿というと何といってもあの長い頭。
福禄寿は実は一人ではない。
福と録と寿の3つが別々。
なのになぜか一人として描かれるようになっちゃった。

■寿老人(じゅろうじん)
寿老人は七福神の中では一番マイナー。
七福神に入れなかったことも結構ある。
それには理由があって、福禄寿と同一人物だから。
福禄寿は福と録と寿の3人分で一人。
寿老人は、あえて寿だけを一人で描くとすれば、みたいな時用。
どう考えても、福禄寿だけでいいはずなのに
ダブってでも入れたいという長寿に対する庶民の強いあこがれを感じる

■布袋尊(ほていそん)
私はこのほていさんが一番興味深く思いました。
七福神に入るはずの無い人。
神さんじゃないんです。
実在する人間なんです。
単に太った貧乏な坊さん。
それが七福神になったいきさつが面白いので、
この後のシリーズの中でじっくりお話ししていきます。

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