抗酸化作用

抗酸化作用
・酸化をさせない、酸化に対抗する作用
・酸化とは、有害な老廃物、フリーラジカルが起こす化学変化

フリーラジカル
・フリーラジカルとは呼吸や食事で取り入れられた酸素が細胞の中で、エネルギーに変換される過程で、細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアで作り出されてしまう有害な老廃物
・体内で作られるばかりではなく、外からも入ってくる
・排気ガスやたばこの煙、化学物質などにはフリーラジカルが含まれていて、浴びたり吸ったりすれば体の中に入ってしまう。

酸化で起きること
・皮膚の細胞なら、それがもとでしわやシミができる
・脳で起きるとアルツハイマー病の原因になる
・血管の中だと、悪玉コレステロール(LDL)が酸化変性LDLという超悪玉コレステロールになり、血管を傷つけ、動脈硬化をすすめる
・動脈硬化がさらに悪化すると高血圧、脳卒中、心筋梗塞の発症につながる
・内臓の細胞のDNAが酸化されると、DNAが壊れて異常な細胞をつくり、がんのもとになることもある。
・細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリア自体も破壊し、細胞自体をもダメにしてしまう。

抗酸化物質
・酵素として、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)等
・ビタミンE。体内ではできないので、食材などで外部からとるしかない
メラトニン。もっとも強い抗酸化作用を持っている

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