[昭和歌謡] 55 せんせい→越冬つばめ

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズ
このタイトルの本に出ている歌を一つずつたどって
思い出話をしています。
一人一曲ずつになっています

せんせい
森昌子
作詞 阿久悠 作曲 遠藤実
1972年

となっているわけです。

分かります。
デビュー曲にして大ヒットし
花の中三トリオで
あの、歌謡界を大きく変えた伝説のオーディション番組「スター誕生」は
森昌子の「せんせい」から始まった訳ですから。

昭和の歌謡史を語る上で、「せんせい」は欠かせません。

でも
私は、森昌子ファンなんです。

ちょっと待ってください、と言いたい。

森昌子の代表曲は、と問うならば
三部作をおいて他にありますまい。

哀しみ本線日本海、立待岬、そして越冬つばめ

元々歌がうまいのは分かっていたけど
あそこまで行くとは

私は、日本の女性歌謡曲シンガーの中で二番目にうまいと思っています。

一番は、仕方ないです。
美空ひばり
圧倒していますから

都はるみや石川さゆりといった重鎮を
あの三部作で抜き去ったのではないかと思っているんです。

凄みというか、せまりくるものというか

森昌子と同世代に生きることが出来て良かった、とすら思います。

引退
あの引退の時は悲しかった

絶頂でしたから。
一曲ごとに凄みを増し
この先どうなっちゃうのかと思っていた時期

日本の宝は、特別な存在で、
本人の幸せとかを超越して
それ、何とかならんのかと

結婚したらしたで
あの人だったら、それを歌にプラスできるに違いないんだから

もちろん、私がどう思おうが
何の影響もないんですけどね

今、復活し、本が売れたり、子供たちが活躍したりで
お忙しそうです。

歌も精力的に出されているようですから
越冬つばめを越える名曲による大ヒットも時間の問題でしょう。

一番ビックリしたのは
子供達に、自分が歌手だったのをひた隠しに隠していたということ
この前テレビで言っていました。
昭和歌謡的企画のテレビ番組があったら、大急ぎでテレビのスイッチ切ったって

不思議です。
うちの母ちゃん、普通の母ちゃん、って思わせたかったんでしょうけど
偉大な母ちゃんでも良かったような気がしますけどね
結果的に、二人歌手として活躍しているらしいですし。

そもそも料理してたら
ヒュールリー、って歌っちゃうよね

母ちゃん、今の何?

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