[昭和歌謡]122 ギンギラギンにさりげなく

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズ
男性アイドルが続きますね

新御三家の次はたのきんトリオ

ギンギラギンにさりげなく
近藤真彦
作詞・伊達歩、作曲・筒美京平
1981年

♪覚めた仕草で熱く見ろ 涙残して笑いなよ
赤い皮ジャン引き寄せ 恋のバンダナ渡すよ
雨の中で抱き締めるぜそっと
ギンギラギンにさりげなく そいつが俺のやり方
ギンギラギンにさりげなく さりげなく生きるだけさ

近藤真彦
マッチでーす

作詞の伊達歩さんって聞いたことないなあ、と思ったら
直木賞作家の伊集院静さんだったんですね
夏目雅子さんと再婚し、さらに篠ひろ子さんと再々婚

そんな人が作詞したんだったら、と再度歌詞を読み直して見ると
なるほどね、というところがある
内側ではギンギラギンにハイテンションになっているんだけど
それをさりげなく表そうと。

抑えましょうとか言われると反発したくなるけど
さりげなくっていうのは
なかなか良いこと言うじゃないですか

当時のマッチはギンギラギンにギンギラギンだった気がしますが。

私からすると、年下ですから、この辺りのときは
まあ、頑張って下さい
ぐらいの事だったけど

「愚か者」の時に、こりゃ良いじゃないかと
いっぱしの歌手になったなあと拍手

「愚か者」は大好きで
カラオケで何度も歌いました。

今回初めて分かったんですが
愚か者も伊集院静さん、即ち伊達歩さんなんですね
レコード大賞も取っていたんですね
競作の、萩原建一さんのも良かったけど
なかなかどうして、近藤真彦の愚か者も負けてなかった。

♪愚か者よ お前の流した涙を受けよう
愚か者よ 私の胸にほほをうずめて 今夜は眠れよ
(中略)
ごらん 金と銀の器を抱いて
罪と罰の酒を満たした
愚か者が街を走るよ

良いなあ。最高だわこの歌詞

今の近藤真彦は良いおじさんになりましたね
また歌って欲しいなあ。

[昭和歌謡]シリーズはこちら(少し下げてね)

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