荒幡富士で360度の眺望

次女にお酒を届けた。
せっかく所沢に来たし、どこか所沢の一ヶ所でも行くかな

荒幡富士
富士塚ファンとしては前からぜひ行ってみたかったところ

行ってみるもんですね
今までの富士塚とは一味も二味も違う

ひとつには、富士講色が無いということです。
富士講というのは信仰組織であり、互助会
富士山信仰として富士山に登ってご利益を得るんだけど
結構大変なの旅になるので、お金を出し合って代表者が富士山に登る
詳しくはこちら
富士講。なぜ日の出を背にして拝むのか

普通、富士塚は富士講のシンボルなので
富士講での登頂記念のような石碑が立っている
例えば、駒込の富士神社

でも、荒幡富士にはそれがない
調べてみると、そもそも出来た経緯がちょっと違うみたい

荒幡村(現在の所沢市荒幡)には、小字ごとに鎮守の神社があり、
村民氏子はそれぞれ分かれていた。
仲良く一緒にしようよ、と
明治14年に三島神社・氷川神社・神明神社・松尾神社の4社を、
浅間神社に合祀して松尾神社の場所に移した。
さらに明治17年(1884年)から旧浅間神社にあった富士山を
みんなで移築した
明治32年、15年の歳月をかけて「荒幡の富士」は完成

だから、立っている石碑は、富士講のものではなく
もとのそれぞれの神社の名前が書いてある

もうひとつのひと味違う点が立地
どうせ、移すんなら、一番良いところにと思ったんでしょうね
おそらく荒幡村でもともと高い場所
丘の上に立っているんです。

さあ、登ってみましょう

お約束の合目石を確認しながら登ります


頂上に着いたぞ

うおおおおっ
見事な眺望
ちょっとした低山登山の頂上からの眺望にほぼ等しい

元々崖の上に作ることで眺めが良い富士塚はいくつか登りましたが
その場合は一方向だけ眺めが良い
360度に眺めの良い富士塚は初めてです

本当ならこの方向に富士山が見える



いやあ、この手がありましたか
天晴れ

市民の森
この荒幡富士は、荒幡富士市民の森という森林公園の中にあります。

せっかくですからある程度歩いてみましょうか




いきものふれあいの里センターというのがありました



荒幡富士の説明を子供たちが模造紙にまとめています

素晴らしいっ

もう少し、森林を巡りましょう



ああ気持ち良かった

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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