宅配寿司のよりどころ、ポスティング

宅配寿司の大きな特徴がポスティングだと思います

テリトリー
宅配寿司は最初にテリトリーを明確に決めます。
自店を中心に、何キロ範囲内と決め、地図にきれいに線を引く
○○町の何丁目から何丁目と○○町の何丁目から何丁目と・・・
チラシ(メニュー)にも明確に書く
ここ以外には配達できません。ごめんなさい。

なぜそうするか。
正直、テリトリー外のちょっと遠目のところから、間違って注文が来ちゃったりすると
行きたくなるんですわ。
でも、それやっちゃうと、少ない人数でやっているデリバリーのアルバイトが
いつまでたっても帰ってこれない。
まだ行けてない寿司が山のように積まれ、電話がジャンジャンなる
「すみません。出てますんで、もうまもなくだと思います」

じゃあ、テリトリーを明確に守ろうとすると、販促の手段はひとつしかなくなる
ポスティングだけです。
ポストにチラシ(メニュー)を入れて回るやつ

テレビコマーシャルなんてよっぽど全ての地域を網羅しているチェーン店しか無理だし
電話帳への広告すら出せない
インターネットでのホームページだって出せないんですわ
新聞折り込みが、ギリギリ許せる範囲。
新聞折り込みは、注文率低いけどね

迅速な企画は無理
例えば、○○フェアなんていうのを期間限定でやりたいとする
旬のネタを使ったり
母の日フェアだったり

無理なんですわこれが。

全部のテリトリーにポスティングを入れ終わるのに半年かかる
入れ終わる頃には季節が変わってる
仕方ないので、継続的に出来る企画を打っていく

受けが良かったのが激安チケット
一定以上の売上のあるお客様に名前入りでチケットを印刷して
ポスティングしてまわる
かなり、受けが良かったけど、利益率がぐんと下がっちゃうのが難点

あと、9個のマスが隠れているスクラッチカードで
縦横斜めのどこか3つだけ削ってもらって数字が揃えば高額引き換え券
こういう楽しいのが良いよね

2倍ポスティングできる方法
さあ、ここでクイズです。
私が独自にあみだした、
普通の人の2倍のスピードでポスティング出来る方法があります。
どうするでしょう。

正解は

一時期若者や子供の間で流行った、キックボードってやつに乗って移動する
スケボーからまっすぐ上に棒が伸びて、手で持てるハンドルがついてるやつ
おじさんが乗ってるのは見たことないので違和感しかありませんが
かっこなんて気にしてられません

キックボードをバイクに積んで、今日はこの辺ってところまで移動する
そこからはポストからポストまではキックボードで移動
歩くより倍早いです。

デメリットは振動が伝わり、膝が壊れること
毎日長時間乗る人はいないです
左足膝がダメになったら、右足を乗せるようにチェンジ
膝にサポーターをしっかり巻いて、
必死のパッチでがんばります。

日本の夏は暑い
やってみて分かったのが、日本の夏は暑いってこと
会社の中で仕事をしてると分からない
ずっとポスティングしていると、あつうてあつうて
こんなに暑いもんだとは。

恥も外聞もなく、上半身裸でポスティング
お見苦しい体をさらけだしちゃって、ごめんなさい

しかし、おじさんがキックボードに乗っとるわ
上半身裸だわ

目撃した人は
ああ、恐ろしいものを見た

娘は大爆笑でした

アルバイトがサボらないように
アルバイトにもポスティングをしてもらいますが
そんなの、そこいらにチラシをごそっと捨てちゃっても分かりませんよね
時間潰して
行ってきましたーって言ってれば良い

そうはいくかい、ということで考えた

テリトリー内を一時間くらいでポスティング出来るくらいのブロックに分けておく
一番最初には、自分自身でポスティングしながら
ブロックごとに、ポストの数を数えておく
ここは823とかね
自分しか知らない

交通量調査で使うカチャカチャ押す、カウンターってやつ

アルバイトにはカウンターで数かぞえてきてね
終わった後に数を聞けばほぼピッタリ合う

かわいいアルバイトたちを疑わないで済むための方法

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