大門からのウォーキング

練塀特別見学会
練塀特別見学会、その2
の続きです

マストの広場
練塀特別見学会より前の時間帯になります
まずは、大門からずっと南へ
竹芝桟橋です
マストの広場

そうか、ここから諸島に船で行けるのか
ちょっと高いのでかなり気を入れないとですが
いつか行ってみたいなあ

ここに来た目的は、マッハッタン号遭難の碑を見ること
ずいぶん探したけどないなあ
工事中で入れないエリア
あったあ、あれか

1845年、捕鯨船のマンハッタン号は船の修理のため、父島に立ち寄る
帰路、鳥島で小さな難破船を発見
船が壊れて数ヵ月前から、ここにいた日本人11人を救助
さらに偶然にももう一隻漂流船を発見、日本人11人救助で合計22人
日本へ送り届けようと、進路変更
ところがここから海が大荒れ
でも諦めないクーパー船長

7日間も波に揉まれ、ようやく房総半島にたどり着く
何せ鎖国中、いかなる理由であれ外国船は拒否
22人の日本人はどうすりゃいいのとすったもんだ
その間のクーパー船長たちの誠実で友好的な対応に、例外中の例外が認められた
マンハッタン号が帰るときは
サンキューベリマッチ。どっさりお土産をお渡しした

首尾稲荷

この場所は、金色夜叉の作者、尾崎紅葉の生誕の地
名前の「紅葉」はすぐ近くの増上寺の中の紅葉山からとっています

常照院
廣度院のお隣です

ここには、城木屋お駒のお墓、及び白子屋お熊の供養碑があります

城木屋お駒として落語が作られ大人気
いくらお駒に言い寄っても相手にされない丈八
想い余って、無理心中をはかろうと忍び込んだが失敗
泥棒として捕らえられる

お裁きはご存知大岡越前

丈八 「白状申し上げます。もとはと言えば東海道五十三次から出ましたことでございます。はじめお駒さんの色品川に迷い、川崎ざきの評判にもあんな女子を神奈(かんな)川に持ったなら、さぞ程もよし保土ヶ谷と、戸塚まいてくどいても首を横に藤沢の、平塚の間も忘れかね、その内大磯、こいそとお駒さんの婿相談、どうぞ小田原になればよいと、箱根の山にも夢にも三島、たとえ沼津、食わずにおりましても原は吉原、いまいましいと蒲原立てましても、口には由比かね、寝つ興津、江尻もじりいたしておりましたわけでございます」 

越前 「東海道を巨細(こさい)にわきまえおる奴。してその方の生れは」

丈八 「駿河の御城下で」

越前 「不忠(府中)ものめ」

これ、初めは三題話といって、お客さんからお題を3つもらって、即興で作った落語
三つのお題は「江戸一番の評判の美人」「伊勢の壺屋の煙草入れ」(この部分は省略)「東海道五十三次」
最後の宿場町の名を組み込んだ口上なんて、もし東海道五十三次のお題が出されたらと準備しておかなきゃ出来るもんじゃない

さらに、白子屋お熊の事件という凶悪事件があり、これも大岡裁き
城木屋お駒と白子屋お熊はイメージが複雑に絡み合いつつ、浄瑠璃でも大人気になります

このあと廣度院の練塀特別見学会に行きました
そしてその後、食事をすませて午後
午後になっちゃって、なおかつ予定している場所がそこそこ広範囲
ってことで例の秘密兵器Luup
3時間で定額980円のクーポンも買ったのさ
前回は電動アシスト自転車だったから、今回こそ電動キックボード

あれれ、どこ押すんだったっけ
クーポンコードを入力する画面が出てこない
仕方ない普通に乗る事にしよう
(あとでやり方は分かりました)

増上寺

芝丸山古墳(前方後円墳です)

東京タワー

を横目で見つつ

金地院

出ましたっ
天海と並び江戸初期に、武家諸法度を起草して江戸幕府の強固な基盤を築いた金地院崇伝(こんちいんすうでん)
家康の政治顧問。超大物のお寺でございます

南部藩代々のお墓もあります

向かい鶴

まだまだ続きます
続きは次回

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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