肩甲骨

肩甲骨
katakaibou18

katakaibou1

A313_023
・肩の構造って本当に面白い構造をしています。
・よくまあ神さんもこんなうまいこと作ったなって感じです。
・腕の付け根は肋骨の横あたりに漠っとしたイメージで肩関節があってくっついているのではありません。
・鎖骨が背骨に関節でくっついていて、ある程度上下前後に動きます。
・その先に肩甲骨が関節でくっついていて、形は天使の羽のような感じ。
・その肩甲骨のさらに先に肩関節があってこれは球状関節といって肩甲骨側がうす、腕の骨がきねのようになっていて、180度くらいまではいろんな角度に動かせます。
・ポイントは腕は2段階の関節でくっついているということと、肋骨とは全くくっついていないということ。
・肩甲骨はなにもしないと肋骨の後ろっ側に寄り添う感じで存在しますが、前後上下左右に動かそうとすると、本来邪魔になるはずの肋骨を避けるように一つ目の関節から角度を変えられます。
・例えば肋骨より前に肩関節を持って来ようとすると、肩甲骨は天使の羽を立てるように角度を変えて前までスライドできます。
・2段階の関節が組み合わさりながら角度を変えていくので、腕はかなりいろんな方向に動かせるのです。
・ところが普通の人は完全に腕の付け根を勘違いしているから腕の動かし方が肩甲骨のメリットをいかす動かし方になっていない。

どう応用するか
・さあ、これをどう応用できるかですが、腕を動かしたいときに2つの関節の意識がないひとは、肩関節の場所を固定してその先だけで動かそうとするから不自由だし、筋肉としても大きく無理に動かす必要がある。
・2つの関節の意識があるひとは、肩自体も動かして腕を動かそうとするから、可動域も広がるし、複数の筋肉が少しずつ助け合って動くからそれほど負担にならない。
・ここからは私の予想ですが、肩こりの原因の僧帽筋は肩甲骨を動かす筋肉なので、日ごろからよく動かして強化し錆びつかないようにしておかなければならないのではないか。
・ウォーキングの腕ふりに関していえば、肩関節を固定してそこから腕をふると、てこでいう支点が肩になる。肩自体から振ると支点が背骨になる。4つめの意識「脚の付け根」と連動して大きな軌道になる

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