「結ぶ」と「つなぐ」どう違う?

どう違う?シリーズです。
どう違う?シリーズは今日で最後となります。

「結ぶ」と「つなぐ」
「都心と郊外を鉄道で結ぶ」
「都心と郊外を鉄道でつなぐ」
似たような意味ですね

はたして違いは?

「あける」と「ひらく」
同じ漢字、開 を使いますよね
「窓を開ける」
「窓を開く」
一緒かな

でも
「缶詰を開ける」とは言っても
「缶詰を開く」ってあまり言いませんね

なんでかなあ

「学ぶ」と「習う」
最後は、ポピュラーな違いにしましょう
これ、聞いたことありませんか?

良く校長先生とかが朝礼とかで話す定番?
長いよーっ、とか思っていると
貧血で意識が無くなって保健室へ

そう、あの懐かしい、「学ぶ」と「習う」

◆◆◆答え◆◆◆

「結ぶ」と「つなぐ」
つなぐ、の方が、結ぶ、よりほどけにくく固い
結ぶには、蝶々結びのイメージがあるかも
また、つなぐには、次から次へプラスしていくという意味も含まれる
駅伝のランナーがたすきをつなぐと言えば
どんどんバトンタッチしていく様子が思い浮かぶ
駅伝のランナーがたすきを結ぶ?
あれ
二人三脚でもするのかな?

「あける」と「ひらく」
開く、は、たたまれたり、閉じたりして中身が見えないものを広げて
中身が見えるようにすること
一方、開けるには、広げる動作をしなくてもいい。
缶詰やバッグ、蛇口など
塞いでいるものを取り除いたり、どかしたりする。
だから、バッグを開く、と言えば
蓋やファスナーを開けるだけでなく
中身が見えるように大きく広げる必要がある

やましいことはございませんよ

「学ぶ」と「習う」
習う、というのは、先生や師匠、コーチなどに直接教えを受けるとき
学ぶ、は直接教えを受けるときだけでなく、本を通じて自主的に勉強したり
普段の生活から自然と身についたりする場合にも使える

校長先生とかが使う場合には
最初は習うで良いけれど
次のレベルの学ぶ、というところまでいかないといけません
的な訓辞かな

自主的とか、身に付く、みたいなことなんでしょうね

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