[仏像の見分け方]帝釈天

仏像の見分け方シリーズ

梵天いきましたから、当然今度は、帝釈天になります。

帝釈天
元々は古代インド神話に登場する、雷を操り雨で大地を潤す神·インドラ。
インドラは、二頭立ての馬車もしくは象に乗り、
金剛杵(こんごうしょ)を武器に毒竜と戦った最強の神

でも、時代ともにブラフマン(宇宙の創造神)、ヴィシュヌ(維持神)、
シヴァ(破壊神)の三大主神にその地位が奪われちゃった。

戦闘の神·阿修羅の娘を奪い、壮絶な戦いを繰り広げたという伝説も残ります。

仏教の天部に仲間入りしてからは、
仏教の守護神ということになります。

前回お話しした、梵天勧請の時、梵天と一緒に来て
お釈迦様を諭した、大物。
釈迦の説法の場には必ず存在します。

基本、梵天とペアになり
梵釈一対(ぼんしゃくいっつい)という言い方をします。

須弥山
古代インドでは、世界の真ん中に須弥山(しゅみせん)という、どでかい山があるとされていた。
インドの主たる宗教、バラモン教、仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教は
その世界観を全て踏襲する。

すごいですね。
統一的な世界観。

須弥山(しゅみせん)の頂上・忉利天(とうりてん)というところに善見城(ぜんけんじょう)に帝釈天は住んでいます。

世界の頂点なので
ひょっとして帝釈天が一番偉いんじゃないかと思えてきますね。

中腹でお日様とお月様が須弥山の周りを回っている。
その中腹で四方を守っているのが四天王。
四天王は帝釈天の家来ということです。

見分け方
梵天と同様、
歴史が長いため
色んなタイプの帝釈天がいます。

昔は立っていました。
格好は梵天とほとんど同じ

密教伝来後は、梵天はがちょうに乗るようになりましたが
対になる帝釈天は象に乗っています。

柴又帝釈天
現代日本においては、帝釈天は超有名ですね。

映画『男はつらいょ』に登場した東京·柴又の「柴又帝釈天」がありますから

結構毛だらけ猫灰だらけ
それを言っちゃあオシマイよ

ウォーキングで行きました。
どの仏像が帝釈天なのかは良く分かりませんでした。

この柴又帝釈天、死ぬまでに一度は見ておかなきゃいけないもの
ビッグ2に個人的に入っています。

田舎の父さんに見せてやりたい。

もうひとつは、東京スカイツリーからの眺めです。

皆さんも見ておられない方がおられたら
死ぬまでに一度は見て下さい。
お勧めです。

彫り物ギャラリーというのがあって、有料(400円)なので
柴又帝釈天は行ったことあっても
彫り物ギャラリーは入らなかったという人がおられるかも。

法華経の教えを絵にしてそれが彫り物になっているんですが
むちゃくちゃ細かく精緻に作られていて大迫力

こんな感じのがあるわあるわ
写真じゃ絶対伝わりません。

奥の見事な庭園とセットで400円なので
安すぎるだろうと文句言ってきました。(ここはウソ)

[仏像の見分け方]帝釈天」への1件のフィードバック

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